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「香盛り」にハマるっ!?

2013.07.04 | 授業info | by Staff

「般若寺」と言えば「コスモスの寺!」と言うくらい、般若寺はコスモスの花が有名ですが、実は1年を通してたくさんの花に囲まれているお寺です。
打合せに行くと、3月は水仙、5月は山吹、先日は早咲きコスモスと紫陽花、そして羊の刻に咲くと言われているひつじ草など、行くたびに様々な花に出会い、とても癒されます。
また、般若寺だけでなく、ユキヤナギのきれいなお寺、石楠花の美しいお寺、蓮の花に囲まれるお寺・・・と、お花とお寺はとても深~い関係なんですよ。

「香盛り」にハマるっ!?_1

7月27日(土)の授業「お寺で体感、植物セラピー ~般若寺を包む四季の草花物語~」で、そんなお花とお寺の関係、植物が人にもたらす効能についてお話をしてくださるのは、般若寺副住職の工藤顕任さん。

「香盛り」にハマるっ!?_2

工藤さんは、2011年5月に「お坊さんは、元ボクサー!? ~般若寺の若き僧侶、大いに語る~」でも、先生を務めていただきました。
詳しくは授業レポートをご覧ください♪
「フレンドリーなお坊さん」
http://nhmu.jp/report/4690

工藤さんは、四季折々の花を大切に手入れしておられ、授業の頃は、秋のコスモスの苗を移植するため、ユンボで穴を掘っている頃ではないでしょうか。(そうなんです。種が落ちて咲いているのではなく、種から苗を育てて、1本1本丁寧に植えているんです。)

「香盛り」にハマるっ!?_8

さて、今回の授業はお話も楽しみなのですが、実は「香盛り」体験をするんです。
「香盛りってナニ?」ということで、先日、スタッフが体験に行ってきました。

「香盛り」
仏様にお供えする物のひとつ。(他には、花とろうそくがあります。)
体を清める、仏様の空間を清める、仏様に良い香りをお供えする等の意味があるそうです。

用意されたのは、器・灰・焼香・抹香・・・。
初めに工藤さんに手順を見せていただき、さっそく体験!
(1)灰を器に入れて、そっと押さえながらならします。ここでの力加減が大事。

「香盛り」にハマるっ!?_10

(2)きれいに程よく固めることができたら、コの字型に形をつけます。
 そう、ここで(1)の押さえが緩いと形をつけた時に崩れてしまう!

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(3)溝に抹香を丁寧に入れていきます。

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(4)その上から焼香を乗せて、完成。

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仏様にお供えをするものですから、なかなか緊張しますね!(汗)
火をつけると、お香の香りに包まれて心が清められ、いい気持ちになりました。

「香盛り」にハマるっ!?_12

体験したスタッフの言葉。
「一つひとつの作業を心をこめてしていくうちに、
 心が不思議と落ち着いてきました。
 やって良かったです。家でもやろうかなぁ」
ぜひ、みなさんも体験して、お寺・仏様をもっと身近に感じてみませんか?

「香盛り」にハマるっ!?_9

授業で作る「香盛り」は、仏様の前で焚いて、お祈りをしてお供えします。
こんな体験、なかなかできませんよ。
そして、なんと今回は、香盛りに使った器等をお持ち帰りいただけるという特典つきです!
(※抹香と焼香は別です。)
みなさんのお申込みをお待ちしていま~す。

お申し込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/14536

(かっぱ)

お願いしちゃいました!

2013.07.03 | 打合せ | by Staff

夏野菜の美味しい季節になってきました!
スーパーでも「大和丸なす」が出回りはじめ、夏の大和野菜がとても楽しみな季節になってきました。

ということで、7月28日(日)の授業「とことん知りたい大和野菜!! ~食べて学ぶ、とっておき野菜~」の根田三枝先生と、授業の打合せを行いました!

根田先生は、2013年3月の授業「体の中からキレイになろっ! ~奈良美人になるためのヒント~」の関宏美先生と野菜ソムリエ仲間で、一緒にいろいろ活動されておられます。
実は、ひとまちブログ「美しくなれるかも・・・」にもご登場いただいています。

さて、打合せの内容は・・・
もちろん、「どの大和野菜を使って、どんなレシピにするのか?」です!

「パスタやキッシュは、最近よくお目にかかるし・・・・」
「ひもとうがらしをお肉と炒めるのは、シンプルで美味しいけどありきたですよねぇ・・・」

お願いしちゃいました!_1
(スタッフが、無理難題を言っているところ)

「夏だし、重たいのはちょっと・・・」
「スイーツもあるといいなぁ~・・・」
などなど、打合せというより、スタッフがワガママをいっぱい言っちゃいました!

お願いしちゃいました!_2
(スタッフが、またまた無理難題を言っているところ)

お願いしちゃいました!_3
(悩んでいる先生)

そこで先生からご提案いただいたのが、夏の大和野菜を使った「ジュレ」です!
ジュレは、最近ちょっとしたブームじゃないですか!
それに、「ジュレ!」の響きもいい感じ・・・(*^_^*)
さっすが!野菜ソムリエ&料理家の根田先生!!デス。

お願いしちゃいました!_4
(ご提案をいただいているところ)

「えっ!?スイーツも付けてくださるんですか?ありがとうございます!」

ということで、ジュレとスイーツのレシピを考案していただくことになりました!ヤッター!(^^)!
授業では、試食ができますょ★
お家に帰ってもお料理できるように、作り方もしっかり教えていただきましょう!

もちろん、農業技師の川合良永先生からの「大和野菜」についてのお話も、お楽しみに!

お願いしちゃいました!_5
(大和丸なす)

申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/14548

(HANA)

素人でもできるんですか?

2013.06.26 | 打合せ | by Staff

7月28日(日)の授業「墨絵で描く、素晴らしき奈良 ~温故知新を体現するアーティスト~」の打合せ兼、今回の授業で行う墨絵の体験に、先輩スタッフ“かっぱ”と共に、今回の授業の教室となる京終の「町屋ゲストハウスならまち」へ行ってきました。
梅雨とは思えない めちゃめちゃ良い天気だったので、自転車で会場に向かいました。

今回の教室「町屋ゲストハウスならまち」、初めて入る場所ですが、代々書道家の方が住んでいたとされる築約100年の町屋を改装した建物で、和室と天井の高い板間のロビーなど、とても趣の感じられる素敵な場所です。

素人でもできるんですか?_1

先生の月与志さん、ゲストハウスオーナーさんとの打合せが終わり、いざ墨絵体験へ☆

小学校の習字の授業の時は、いつも手を真っ黒に、時には制服も汚していた自分でしたので、墨絵体験をさせてもらうにあたって、ひとまちポロシャツ(おなじみ緑のポロシャツ)を汚してはいけないと思い、あえて今回は“墨”色のTシャツを着て・・・。

まずは、小学校時代に慣れ親しんだお習字セット(墨・筆・すずり・ぶんちん・下敷き)を準備しました。
墨絵のイロハは、墨汁ではなく、墨を磨る(する)ところから始まります。
水を少しずつ足しながら墨を磨っていき、色の濃さを調整します。
墨を磨る「シュッシュッ・・・」という音に、なんとも癒されます。

素人でもできるんですか?_2

そして、程よい濃さの墨ができあがると、さっそく半紙に試し書きをします。
筆に墨をつけ、一般の半紙に筆先を当てて線を引いていきます。
昔は退屈になると、半紙に適当に文字や絵を書いてよく遊んだなと思い出しました。
それが墨絵の世界ではアートになるんだと思うと、とても信じられませんが・・・。

次に、墨絵で良く使われる和紙を使い、紙の種類の違いを体験しました。
これらの和紙は、習字用と違い、墨が紙に染みこみやすく、よくにじむものだそうです。

素人でもできるんですか?_3

すずりに残った墨をさらに水で薄めて、薄墨を作ります。
薄墨に筆をつけ、半紙に淡いグレーのグラデーションを少しずつ広げていきます。
そして、そのグラデーションの上にまた模様を重ねていきます。
月与志さんの解説で、こうして墨の芸術の世界が広がっていくのだと教えていただきました。
この後さらに・・・おっと(汗)、この後は授業に参加してのお楽しみです!!

素人でもできるんですか?_4

芸術とはこれまで縁遠かった体育会系“もじゅ”ですが、素人の私が適当に描くだけで、墨のもつ魅力を少し感じとることができたように思いました。
絵が好きな方、漫画や落書きが好きな方、もちろんそうでない方も、ぜひこの機会に奈良に古くから受け継がれてきた筆や墨に触れながら、月与志さんが創り出す新しいアート・墨絵の体験をしましょう!

この授業を受ければ、またひとつ奈良の魅力について、身近なアートの楽しみ方ついて、新たな発見が・・・あなたを待っています☆(笑)
たくさんのお申込みお待ちしていますね☆

申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/14562

(もじゅ)