奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

声をかけてくれたらありがとう

2013.10.27 | 授業 | by Staff

10月27日、もちいどのセンター街にある「藝育カフェSankaku」で行った、奈良ひとまち大学の授業にスタッフとして参加しました。
奈良ならでは、を世界へ届けよう ~街の魅力をバイリンガルで発信~」という授業で、先生は『naranara』編集長の前田展広さんでした。

声をかけてくれたらありがとう_1

ひとまち大学の認知度も高くなってきたのか、受付で立っていると話しかけられるようになりました。
入口がひとつしかないので、必然的に挨拶しなければならない空気でしたが、嬉しかったです。
ただ単に私が話しかけやすい雰囲気なのかどうかは、よくわかりませんが・・・。

声をかけてくれたらありがとう_4

簡単に授業の内容を説明しますと、前田先生は、バイリンガルフリーペーパー『naranara』を発行した経緯や思いを熱く語っておられました。
その次に行った、この授業の特色であるワークショップでは、「私が紹介したい奈良」の画像で盛り上がりました。

授業については、「ひとまちレポート」もご覧ください。
「フリーペーパーからのメッセージ」
http://nhmu.jp/report/16424

私は、奈良に移り住んでから9年が経ちますが、まだまだ知らない魅力的な場所がたくさんあることを知らされました。
ひとまち大学の授業に久しぶりに参加して、初心に戻りました。

今回、学生の方に「ひとまち大学のスタッフの方って普段どんな仕事をされていますか?」と聞かれました。
シンプルに、「奈良市の公民館職員です」と答えました。
ひとまち大学は、授業で知り合った先生や学生さんとの関わりによって成り立っています。
だから、学生さんが来てくれるだけで、授業を計画したスタッフが嬉しくなります。
みなさん、ぜひ授業に参加して、スタッフに気軽に声をかけてください。

声をかけてくれたらありがとう_3

学生のみなさん、いつも授業を受けに来てくださって、ありがとうございます。
また、ぜひ授業に申込みしていただけたらありがたいなぁと思う次第です。

(まさまさ)

魂の授業!!と言わせていただきます

2013.10.26 | 授業 | by Staff

10月26日、「モンゴルで出合った、幸せのカタチ ~2013年、奈良で暮らす理由~」を開催しました。
ひとまちブログは2回目の登場、“matsuo”です。

ご多分に漏れず、モンゴルと言えば「白鵬」「大草原」「チンギスハン」くらいしか思い浮かばない私。
(残念ながら「キン○マン」に出てくる超人「モンゴルマ○」は知りませんでした(TдT)。子どもの頃、見てたんだけどな、「キン○マン」。)
今日は一体どんなお話を聞けるのだろうと、学生のみなさんと同じ気持ちでワクワクしながら準備のため教室へ。

魂の授業!!と言わせていただきます_1

今日の教室は、近鉄学園前駅北口から徒歩5分の「Cafe MG」。
美味しいコーヒーがいただけるお店♪ということで、ドアを開けると、ぷわんとコーヒーの良い香りが。
あ~、癒されます~。

魂の授業!!と言わせていただきます_2

・・・いや、癒やされていたらイカンのです。
仕事に来たのです。授業の準備をしなければ。
といっても、Cafe MGの2階のテーブル配置などをちょこっと変えるだけ。
あっという間に準備完了!
そこへ、本日の先生、宇野陽一さん登場。

魂の授業!!と言わせていただきます_3

ひとまちのポスターを見て、「男前な方だなあ~」と思っておりましたが、本物(?)も、やはり男前!
今日の学生さんが全員女性なのも、もしかしてこのせい!?
・・・とかなんとかmatsuoが余計なことを思っている間、宇野さんはモンゴルの伝統的な衣装にお召し替え。
足元(ブーツ)から頭のてっぺん(帽子)まで、モンゴル一色!!
なんだかこちらも気分が盛り上がってまいります。

そうこうしているうちに学生さんも揃い、さっそく授業スタート。

魂の授業!!と言わせていただきます_4

授業の内容は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「まるまるそのまんまぜんたい」
http://nhmu.jp/report/16587

スクリーンには、宇野さんが青年海外協力隊としてモンゴルに赴任されていた際の写真が次々と映し出されます。

しかし、なんてきれいな空の青さ!
なんて印象的な子どもたちの目の輝き!!
冬は最低気温がマイナス30℃にもなるという厳しい自然環境のなかで、たくましく、力強く、いきいきと生きる人たちの姿に惹きつけられます。

魂の授業!!と言わせていただきます_5

が、宇野さんのお話は・・・
“ああモンゴル・・・。
 大空を仰ぎ、大地に根ざし、自然と共に生きる。
 そんな生活に憧れる。
 そんな国に行ってみたい・・・☆”
・・・というような、そんなお話ではありませんでした。

モンゴルの社会問題である格差についてマンホールチルドレンを取り上げて語り、教育の大切さを訴え、そして、宇野さん自身の奈良への熱い思い、大きな夢を教えてくださいました。
その詳細については、もう、とてもじゃないけど書き尽くせません!!

とにかく、熱かった!!
理屈じゃなく、なんというか、魂のこもったお話。
胸に迫るものがありました。
宇野さん、がんばれ!!私も応援するよ!!ていうか私もがんばるよ!!
そんな気持ちにさせてくれる、本当に素晴らしい授業。

魂の授業!!と言わせていただきます_6

学生さんは、夕方になり少し肌寒くなった空気のなか、宇野さんの熱い思いをしかと受け止め、それぞれ帰って行かれました。

これぞ奈良ひとまち大学!
これぞ魂の授業!!
と感じた、佳き秋のひとときでした。

(matsuo)

レトロとノスタルジックの融合

2013.10.26 | 授業 | by Staff

10月26日、「『ダンボール』と『アート』の可能性 ~動くダンボールアートって!?~」に、スタッフとして初参加しました。
前日の夜まで台風の影響が心配されましたが、無事に開催できてひと安心。
初めての従事に、ちょっとドキドキしつつも、はりきって教室「カフアق」に向かいました。

レトロとノスタルジックの融合_11

事前に“なさ”のブログ「カフアقへの道」をチェックし、地図を片手に下見もしていたので、場所の確認はバッチリ!・・・なはず。
ところが、いざ到着すると、一番乗りだったこともあり、建物の入口は固く閉ざされたまま、シーン・・・。
「本当にこの場所だよね・・・?」とだんだん不安に・・・。
他のスタッフたちが到着するまでの数分間、ひとりオロオロしてしまいました。

建物には看板が無いので、外観からは、まさかここがカフェだなんて思えませんが、一歩中に入ると、昔ながらの町家の間取りに、こだわりのレトロな家具が置かれていて、古き良き時代にタイムスリップしたかのような空間が広がっていました。

レトロとノスタルジックの融合_2

この雰囲気のなかでお茶ができたら素敵かも・・・と思いましたよ。
カフェのオーナーご夫妻もにこやかに出迎えてくださいました。

レトロとノスタルジックの融合_4

ところで、「カフアق」の「ق」って、確かアラビア文字ですよね?
なぜこの名前がついたのか、気になりませんか?
もちろん、それにはちゃんと理由があるのです。(答えは後ほど・・・。)

いろいろ思いをめぐらしつつ準備を始めていると・・・。
本日の先生、千光士義和さんが到着!
奥様とともに、たくさんのダンボールアートをお持ちくださいました。
私は初めてお会いしましたが、千光士さん、とっても優しそうで、奥様とも仲良さそう。
素敵なご夫婦でしたよ。

事前に展示のイメージを固めておられたとのことで、教室には次々と作品が飾られ、室内はあっという間にギャラリーに大変身!

レトロとノスタルジックの融合_3

動くダンボールアートは、その名の通り、モーターが組み込まれており、スイッチオンで歯車が回ったり、リフトが昇降したりして、動き出します。
作品には必ず、ロボットやロボ犬(千光士さんの飼っている柴犬マメがモデル)が登場していて、とっても愛らしいんです!
室内のレトロな白熱球の光が、アートを優しく照らして、教室全体がノスタルジックな雰囲気に包まれました。
まるでファンタジーの世界に入り込んだようでしたよ。

レトロとノスタルジックの融合_5

近くで見れば見るほど精巧で、綿密に作られているアートの数々。
「どれくらいの期間で完成されるのですか?」
「大体、土日の2日間ですよ」
「エー!!わずか2日間ですか?!」
「あっ、でも、イメージを固めるのに1か月くらいかかりますよ。」
芸術家の方にとって「イメージ」は一番の要なんですね。
スタッフでありながら、興味津々、目を丸くしつつ、いろいろ質問させていただいちゃいました。

学生のみなさんは、誰ひとり道に迷うことなく、無事教室に勢揃い。
いよいよ授業の始まりです。

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授業では、「発想と創造」というテーマで、これまでの活動について熱く語ってくださいました。
ひとまちレポートはこちら。
「ダンボールの新たな一面」
http://nhmu.jp/report/16076
「まるで小さなテーマパーク」
http://nhmu.jp/report/16195

漫画家をめざしていたという学生の頃のエピソード。
クレイアニメーションの制作者として東京で活躍していた頃のお話。
独立して奈良にアトリエを構え、クレイアニメーションからダンボールアートに移行することになったきっかけや、その思い。
バーチャルな世界に生きる現代の子どもたちに対する憂いや危機感、今後の展望など・・・優しい語り口調のなかに、アートに懸ける情熱や信念が込められていて、千光士さんのお人柄が感じられる深いお話でした。
みなさん(もちろん私も)、熱心に聞き入ってましたよ。
「ダンボールが持つナミ模様の美しさや魅力を伝えたい!」
その思いが一番の根底にあるとのこと。
とっても印象に残るお言葉でした。

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千光士さん、学生ひとりずつに、かわいい魚のダンボールアートをプレゼントしてくださいました。
みなさん、大感激でした!

次は、お待ちかねのティータイムです。
教室が、スーっとした爽やかな香りに包まれ・・・。
そう、ミントの香りです。
「カフアق」のご夫妻が、モロッコの焼き菓子と、おすすめのモロッコティー(ミントティー)をご用意くださいました。

レトロとノスタルジックの融合_9

モロッコ・・・?
聞いたことはあるけど、どの辺にあるのかしら?今いちピンときません。
モロッコは、「北アフリカの西端にあり、ヨーロッパの影響を強く受けているアラブの国」です。
なるほど、これでようやく「カフアق」という名前とつながりましたね!(納得!)

なんと!ご夫妻はつい先日まで実際にモロッコに行かれてたとのこと。
現地のママに直接教わった焼菓子をご用意くださったんです!
小麦粉にシナモンやナツメヤシなどのスパイス、ハチミツやレモンを入れて焼いたお菓子で、砂糖を使わないから自然で優しい甘さに仕上がってるそう。
ミントティーも、現地ではポピュラーな飲み物だそうです。
お茶のグラスも現地調達のものというこだわりようでした。
「カフアق」の奥様は、モロッコのお菓子との出会いがきっかけで、アラブのお菓子や料理(クスクスやタジン鍋が有名)を学んだり、アラビア語の学習も始めるなど、探究心旺盛な方なんです。
これからカフェもどんどん拡げてきたいとおっしゃていました。

レトロとノスタルジックの融合_10

授業もいよいよ終盤にさしかかりました。
時間を延長しつつ、最後までお話や質問は尽きませんでした。
千光士さんの作品をご覧になりたい方、年末には大阪で個展も開催されるそうですよ。
来年3月には、「生涯学習フェスタ2014」にもお越しいただけるかも!?
ぜひ足を運んでみてくださいね。

(k623)