奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

樫舎の和菓子が念願の授業に・・・!

2023.06.09 | 授業info | by Staff

ついに、念願の和菓子についての授業を担当できた“e.t”です!
それは、6月25日(日)の授業「奈良から届ける和菓子の世界 ~『樫舎』が大切にしていること~」。
先生は、ならまちにある有名な和菓子店「樫舎」の喜多 誠一郎(じょういちろう)さんです。

樫舎は、奈良ひとまち大学のスタッフになる前から、「誰か授業してくれないかな~」と思っていた和菓子店。
まさか自分が授業をするとは思いませんでしたが(笑)、素晴らしい機会を与えていただけたな~と思っています。

樫舎の和菓子が念願の授業に

実は、プライベートで樫舎に和菓子を食べに行く機会があり、和菓子のフルコースをいただいたんです!
その時に、樫舎の社長であり和菓子職人である喜多さんのお話を聞きながら和菓子を作るところを見て、できあがった和菓子とそれぞれの和菓子に合わせたお茶ををいただくという、貴重で贅沢な体験をしました。

樫舎の和菓子が念願の授業に

そして「美味しい~!!!」と感動しました(n*´ω`*n)
一緒に居たもう1組のお客さまが喜多さんに「ぜひ和菓子のお話をしてください!」と名刺を渡していたので、“e.t”もすかさず「奈良ひとまち大学というものがあるのですが・・・」とアピールしたのでした(笑)。

そして、コロナが落ち着いたら、ぜひ授業をしてほしいとお願いをしたところ、講師を引き受けていただくことができました!
なんと、「和菓子を作るところも見てもらいましょうか?」と提案してくださいましたヽ(^。^)ノ

樫舎の和菓子が念願の授業に

今回の授業の内容とは・・・
○喜多さんのお話
*なぜ和菓子職人をめざしたか
*修業後、奈良でお店を開くことになった経緯
*樫舎について(和菓子、仕事の内容、印象的なエピソードなど)
○和菓子作りの見学と試食(抹茶付き)
※内容は急遽、変更になる場合があります。

樫舎の和菓子をいただくだけでなく、喜多さんのお話をお聞きし、さらには和菓子を作っているところを見学するという貴重な体験ができますよ!!
ぜひ、みなさんお申込ください♪
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39448

(e.t)

スペースデパートメントへの行き方

2023.06.06 | 授業info | by Staff

6月24日(土)の授業「アーティスト・イン・レジデンスってなに?~『スペースデパートメント』の取り組み~」の教室、スペースデパートメントへの道順をお知らせします。

授業については、先日UPしたブログをご覧ください♪
「アートのある空間」
https://nhmu.jp/blog/info/17359

さて、道順です。
近鉄尼ヶ辻駅から踏切を渡って西へ。
きなこだんごで有名な「たまうさぎ」の前を通ってください。

スペースデパートメントへの行き方

すると、左手に垂仁天皇陵の石碑が見えます。

スペースデパートメントへの行き方

石碑の右側の道を進み、天皇陵(古墳)をめざしてください。

スペースデパートメントへの行き方

垂仁天皇陵を左に見ながら、真っ直ぐ進んでください。
そう、真っ直ぐですよ!

スペースデパートメントへの行き方

住宅地をしばらく進んでいくと、左手にスペースデパートメントが見えます!!
黒っぽい建物です。

スペースデパートメントへの行き方

当日は、奈良ひとまち大学の緑色ののぼり旗を立てますので、目印にしてくださいね。

最近拝見した中の様子もお見せします。
こちらは授業のメイン会場。

スペースデパートメントへの行き方

そしてこちらはキッチンスペース。
ここでコーヒーなどのドリンクを準備します。

スペースデパートメントへの行き方

当日はどんな話が聞けるのでしょう!?
楽しみになってきましたね~。
あなたのお申込み、お待ちしています!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39446

(もりぞー)

奈良を愛するひとと、コーヒーと・・・

2023.06.04 | 授業 | by Staff

久々の奈良ひとまち大学のお手伝いで少々緊張気味の私でしたけれど、私自身も大好きなコーヒーが出てくる授業「生まれ育った奈良について ~喫茶と文化人と高畑町と~」ということで、とても楽しみにしていました。

今回の授業を企画した“ラブ”は、前に勤務していた公民館で大槻さんと所縁が深かったということで、この授業を開催することになったとか?!
教室は、「奈良の雑貨とカフェBAR ことのまあかり」。
私が大槻さんのお話をメモる場所をさりげなく空けてくれたり、心配り満点のスタッフさんでした(^_-)-☆

奈良を愛するひとと、コーヒーと

築90年の歴史ある建物は趣きがあって、「可否茶座アカダマ」時代のマスター大槻旭彦さんのこだわり抜いた装いが、現在もそのまま面影を残しています。
長年のコーヒーの匂いが染み付いたような味わいのある色の壁や柱のすべてが、とても素敵な雰囲気を漂わせていて、ワクワクしてきます。
今回、授業に参加できなかった方もたくさんいらっしゃると聞いていますので、是非一度、ご来店くださいね!!

奈良を愛するひとと、コーヒーと

スタッフとして私もお手伝いし、開始前の準備は着々と進みます。
授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「珈琲の香りに包まれながら」
http://nhmu.jp/report/39772
「あたたかなアカダマと奈良」
http://nhmu.jp/report/39805

学生のみなさんは、
「コーヒーが好き!」
「奈良が好き!」
「奈良に住んでいるのに奈良のことを深く知らない!」
などなど・・・「うん!私と一緒・・・」と頷きながら自己紹介を聞いていました。

お皿の上でスルスルと滑る古代スイーツをそろ~りと運び、配膳し終わった頃合いで、大槻さんが真剣な眼差しでコーヒーを淹れ始めます。
この姿、もう今はお目にかかれない貴重な光景なんですよね~。
アカダマを知らない私も、またとないこの機会を目に焼け付けておこうと思った次第でした。

奈良を愛するひとと、コーヒーと

大槻さんの淹れたコーヒーが注がれていき、教室はとってもいい香りに包まれています。
写真だけではこの香りが伝えきれなくて残念。
スタッフも香りのお裾分けをいただいて幸せ気分( *´艸`)

大槻さんのお話に引き込まれている学生の方々は真剣そのもの。
コーヒーをいただきながら、真摯な姿勢で、みなさんお話を聴いておられました。

昭和28年頃、うどん1杯の値段とコーヒー1杯の値段はほぼ同額だったようで、喫茶店にコーヒーを飲みに来る方々は経済的にもゆとりがある方だったようです。
地域の著名な方々が常連さんで多くいらっしゃったようで、お話もたくさんできたそうです。
公民館の歴史講座が直ぐに開催できそう・・・。
現に大槻さんは喫茶店のマスターの顔以外にも多様な方面で多彩な実績をお持ちとのことで、大槻さんの奏でる音色をバックにパーフェクトな講座ができそうだと勝手にイメージしてしまいました。

奈良を愛するひとと、コーヒーと

ずーっと奈良から離れることなく奈良を愛する大槻さん。
人生の岐路での大きな選択と決断、その後の道のりでの発見と出会いについて回想しながら話す大槻さんの深いお話を聞いていると、まるで可否茶座アカダマに居るような錯覚に包まれます。
当時、アルバイトは奈良女子大学の学生さんが主流だったようで、この日はアルバイトをしていた女性がなんと!北海道と愛知県からお手伝いに来られていました。
マスターとアルバイトさんが揃って、まさに可否茶座アカダマ復活の授業となったんですね。

最後に、奈良を愛する大槻さんの望みは、本当に奈良のことが好きな方々に奈良に来て奈良のことを知ってもらいたい!とのこと。
強く語られていたのがとても印象に残っています。

(まち子)