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世界遺産・薬師寺の落慶記念に改めて・・・

2023.12.08 | 授業info | by Staff

いきなりですが、奈良市には世界遺産が全部でいくつあるか、ご存じですか?
んんん?忘れた??知らない!?
正解は・・・そう、「古都奈良の文化財」として8つの資産があります。
列挙しておくと、東大寺・興福寺・春日大社・元興寺・唐招提寺・平城宮跡・春日山原始林、そして今回の授業の教室となる、法相宗の大本山「薬師寺」です。
大池越しに2つの塔がそびえる景観は、とても有名ですよね!

12月23日(土)の授業「薬師寺の東塔落慶をことほぐ ~東塔・西塔を僧侶がご案内~」の先生は、薬師寺 僧侶の根来穆道(ねごろぼくどう)さん。
根来さんは、薬師寺に入山後、インドブッダガヤにある「印度山日本寺」の駐在僧として約3年を過ごした経験をお持ちです。

世界遺産・薬師寺の落慶記念に改めて

そして今回の主役「凍れる音楽」と称された東塔は唯一、創建時から現存しており、長かった「平成の大修理」が2020年に終了、2023年4月に落慶法要が営まれました。
そして現在、落慶記念として「国宝 東塔落慶記念 東塔・西塔特別公開」が催されています。
特別公開では、東塔初層内ならびに西塔初層内で中村晋也作「釈迦八相像(東塔因相・西塔果相)」を拝観することができます。
なんと、東塔因相については初公開だそうですよ!

今回の授業では、根来さんから、その特別公開の内容を実際に見学しながら解説いただきます。
個人で行くだけでは聞くことのできない貴重なお話が聞けますよ(^^)。
他にも、寺院内の解説や、普段あまり知る機会のない僧侶の姿について、お話しいただきます。

世界遺産・薬師寺の落慶記念に改めて

東塔と西塔の初層内を同時に見られるのは、1月まで!
しかも解説付きで拝観できるなんて、貴重な時間となること間違いなしです。
みなさん、ぜひお申込みくださいね!

申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/40285

(つて)

ファイヤーパフォーマーのパフォーマンス

2023.12.02 | 授業info | by Staff

みなさんは、ファイヤーパフォーマーの松葉 真狐十(まこと)さんをご存じですか?

ファイヤーパフォーマーのパフォーマンス

松葉さんは、企画・制作パフォーマンスユニット Fox10Projectの代表で、さまざまな場所で、さまざまな炎を操り、さまざまなパフォーマンスを行っています。
それがこれ、この動画。

どうです?
12月24日(日)の授業「火を操るパフォーマーの人生 ~困難を乗り越えて表現したいこと~」では、そのパフォーマンスを間近で見ることができますよ!

ちなみに教室は、黒髪山キャンプフィールドです。
暗闇で踊る炎の舞を、ぜひご覧ください!!
お申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/40290

(おーちゃん)

「ほんの入り口」で思うこと

2023.11.25 | 授業 | by Staff

今回の授業「商店街の新しい本屋さん ~ようこそ『ほんの入り口』へ!~」には個人的に興味があって、従事が決まると「役得だな」と思いながら服部さんのお話を楽しみにしていました。

ほんの入り口に入ると、木の心地よい香りが広がっていて、本が見やすいブックスタンドが。
聞くと、店主・服部さんのお手製とか。
木のぬくもりが感じられる素敵な空間です。

「ほんの入り口」で思うこと

授業の準備を終え「どんな本があるのかな?」と物色していると、なんと!大学時代に読んだ本を見つけました。
懐かしさで中をぺらぺらめくっていくと、「あれ?すっかり忘れてしまってるな。これは帰ったら読み直すしかないな」と、本との再会が楽しみになりました。

「ほんの入り口」で思うこと

授業当日は、夜にもかかわらず思っていたほど寒くなく、学生のみなさんも足取り軽く、10分前には全員が着席済みという素晴らしい光景を拝ませていただきました(こんなの初めて!)。

「ほんの入り口」で思うこと

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「次世代へのバトン、老人になっても本屋さんに通いたい」
https://nhmu.jp/report/40452

話し始めると止まらない服部さん、「息継ぎいつしてはるんやろう?(さすが役者!)」と思いながら、大手の書店で楽しく働いていた頃のお話、楽しいことばかりではなくて、演劇をしながら不動産屋で働かれていた時は、「頑張りたいのに、『水がちょろちょろとしか出ない感じ』」(抽象的だけどなんとなくわかる)を味わって不安を抱えていたお話など、学生のみなさんも私も夢中になって聞いていました。

「ほんの入り口」で思うこと

また、育休中の奥さまと一緒に奈良に来て、自分の本屋を持ちたいとは思っていなかったけれど、応援してくれる仲間の勧めや奥さまの後押しで開業に至ったお話などなど・・・お話の中には、その時その時の服部さんの感情が溢れていました。

いろいろな経験を経て、「あげくのはて」に好きな本を扱う「本屋さん」になった服部さん。
服部さんの話を聞きながら、「本を読みたくなったら」「本屋さんに行きたくなったら」、「ほんの入り口」のドアを開けてみたいと思いました。
これからも私たちに「本との出会い」を後押ししたり、「本の入り口」へと誘ったりしてください。

帰り間際「ほんの入り口 限定マガジン『あげくのはて』(創刊号)」を買いました(500円(税別))。

「ほんの入り口」で思うこと

読んでいると、子どもの頃によく通っていたご近所の「A書店」のことを思い出しました。
私の少女時代の楽しい懐かしい思い出・・・。
『あげくのはて』良かったです。
さーーっと読めます。
おすすめです。

(さとちん)