奈良ひとまち大学

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奈良公園の鹿に思いを馳せる

2021.07.31 | 授業 | by Staff

7月31日(土)、真夏のとっても暑い日、授業「奈良公園ゴミゼロプロジェクトって? ~全国で話題のチャリティー活動~」の教室である中部公民館へ向かいました。
奈良ひとまち大学の授業に従事するのは実に数年ぶりの私。
久しぶりだったので、のぼり旗の組み立てに四苦八苦しましたが、手慣れたメンバー2人が一緒だったので準備もスムーズに完了。

奈良公園の鹿に思いを馳せる

この授業の先生・「奈良公園ゴミゼロプロジェクト実行委員会」のみなさんも早々にお揃いになりました。
教室内には、観光地などによく置かれている顔出しパネルが・・・。
さっそく、担当スタッフの“よっしー”が顔を出してハイチーズ!

奈良公園の鹿に思いを馳せる

一見、とってもかわいい鹿の親子のイラストだな!と思ったのですが、とてもメッセージ性のある絵だったのです。

奈良公園ゴミゼロプロジェクト実行委員会は、総勢9人で構成されている団体で、メンバーそれぞれが一芸に秀でているプロフェッショナルな方々の集まりです。
具体的には、イラストレーター・写真家・執筆業・司会業・クラウドファンディング・広報など。
メンバーそれぞれがご自身の特技を活かしながら、月1回のゴミ拾い(奈良公園ゴミゼロウォーク)や、ゴミゼロイベントでの啓発、SNSでの発信などを通して、奈良公園のゴミを減らし鹿を守るための活動をされています。

奈良公園の鹿に思いを馳せる

授業は、序盤から座談会形式で進められました。
学生のみなさんによる自己紹介の後、フリートークへ。

参加の学生さんは・・・
鹿が大好きで、鹿サポーターズクラブや鹿の愛護会に加入されている方
鹿のお腹からビニールのゴミが出てきた写真にショックを受けて、何とかしたいと思った方
昨年、奈良に越してきたばかりで奈良公園にゴミがたくさん落ちていることにがっかりし、何かできないかと考えている方
・・・など、みなさんとても意識が高く、活発な質問や意見が次々と出ました。

奈良公園の鹿に思いを馳せる

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「鹿を守れ!」
http://nhmu.jp/report/36240

そういえば私も学生の頃、友達と自転車で奈良公園に行って、広げた地図を鹿に食べられたなぁ。
「鹿がお辞儀をしたらあげてね」と教わり、ドキドキしながら鹿せんべいをあげたっけ。
お弁当を食べられそうになったこともあったな・・・など、奈良出身ではない私にも、鹿にまつわる思い出がいくつもあります。
きっと、同じような方も多いのではないでしょうか?

奈良公園の鹿に思いを馳せる

教室内の顔出しパネルに描かれた鹿の親子はニコニコ顔。
が、よく見ると子鹿がビニールを食べようとしています。
何も知らない鹿たちの嬉しそうな表情が、かえって現状をより切実に表しているように思いました。

奈良公園の鹿に思いを馳せる

奈良公園ゴミゼロプロジェクト実行委員会のみなさんの活動や、グループから発信されるメッセージは、一見するとゆるやかなものに見えるかもしれない。
ですが、ゴミを減らし、鹿を守りたい!という思いはひとつ。
今後もゴミ拾いやイベントでの啓発活動、SNSでの発信など、色々な方法で活動を続けいきたいとおっしゃっていました。

最後に発信された「鹿を大切にすることは人間も大切にすること、人間のエゴは人間で直していきたい」というメッセージが心に残りました。
奈良の鹿を守るために、私たちにできることは何かを考える良い機会になったと思います。

(K623)

想像以上でした

2021.07.25 | 授業 | by Staff

今回スタッフとして参加した授業は、「平城宮跡で眠る6万羽のツバメのこと ~ツバメのねぐら入りを見に行こう~」です。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「意外と知らないツバメの暮らし」
http://nhmu.jp/report/36211

結果から言うと、私はこの授業が終わった後に泣いてしまいました。

たくさんのツバメがねぐらに帰ってくる瞬間を見れた感動、夕日の美しさなどいろいろな要因はありましたが、やはりツバメのいい写真が撮れなかったことが大きいでしょう。

想像以上でした

「他のことはどうでもいいからツバメをしっかり撮りなさい」と言われていたので、どのように撮影すればよいかイメージトレーニングを重ねに重ねて準備万端で当日を迎えたのですが、実際のツバメは私の想像をはるかに超えたスピードと動きだったのです。

イメージトレーニングではツバメの表情までも鮮明に写すことにたびたび成功していました。
こんなに簡単に撮ってしまってもいいのだろうか?と、よく思ったものです。

しかし、本番ではツバメの表情どころか姿すら捉えることができませんでした。

想像以上でした

教室(平城宮跡)の隅っこで「あーでもない、こーでもない」とファインダーを覗き、ひたすらシャッターを切っていたのですが、あっという間に真っ暗になってしまい授業も終了してしまいました。

想像以上でした

学生のみなさんは、先生ご持参のスコープですごく鮮明に見ることができたみたいですね。
あとから画像を見せてもらいましたが、葦で休んでいるツバメが大きく明るくハッキリ見ることができました。
素晴らしい!

想像以上でした

この授業では今まで知らなかったツバメの生態を知ることができたので、夕方にツバメが飛んでいるのを見るたびに「君はどこに帰るんだい?あっちに向かって飛んでいるからあそこに行くんだね!」と思わずつぶやいてしまいます。
ツバメがとても身近な存在に感じられるようになりました。
先生ありがとうございました!

(じーあん)

若いエネルギーの詰まったラーメン・・・すするか、すすらんか。

2021.06.27 | 授業 | by Staff

ラーメン大好き“肉球ぷに×2”です。
ラーメンを食べに行っては写真を撮り、夜中にそれらの写真を見返しては「美味しかったなぁ」と悦に浸っております。
“肉球ぷに×2”のスマホには、奈良県内の多くのラーメン屋のデータが登録されております(笑)。

さて今回、「そんなにラーメン好きなら従事したら」と言われ、「喜んで~!!」と馳せ参じましたのは、6月27日の授業「コロナ禍で生まれた大学生のラーメン店 ~YouTubeで学んだ四川風麻婆豆腐~」。
授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「大学生のエネルギーと輝きに感動しました!」
http://nhmu.jp/report/36100

奈良町の一方通行の道からシュッと細い路地に入り、30メートルほど進みますと、昔の長屋のような一角があります。
井戸が目印。

若いエネルギーの詰まったラーメン_1

そこに「すするか、すすらんか。」の黒いスタイリッシュな看板がお出迎えしてくれます。
奥に進んでいくと、白い暖簾がかかっているのがお目当てのすするか、すすらんか。です。
お店の名前ではなく、こんな絵が↓↓↓可愛い。

若いエネルギーの詰まったラーメン_2

この暖簾をくぐると、食欲をそそるニンニクの香りが・・・。
まずここでお腹が空き始めます(笑)。
お店の印象は、オサレでフレッシュな感じです。
それは西先生と奥野先生が若いからでしょうね。
先生方が作った机や椅子が置いてあります。
ラーメン屋なのにとてもシャレオツ。
すするか、すすらんか。は、まだまだ試行錯誤しながらお店を育てているという感じがします。
お店に入ると厨房と7人ほど座れるカウンター。
今のご時世ですね、アクリル板がきちんと置かれています。
奥に進むと、テーブル席があります。
この一角が今回の授業の教室になりました。

若いエネルギーの詰まったラーメン_3

授業中に写真を撮るために厨房に入らせてもらったのですが、結構広いです。
人がすれ違う余裕がありました。
“肉球ぷに×2”がよく行くラーメン屋は、けっこう厨房が狭い印象が・・・。
完全に個人の見解ですが(笑)。
学生さんらしい初々しい授業が始まりました。
時間が経つにつれて、楽しそうに話しているのが分かりました。
授業が終わり先生方と話していると、「全く緊張しませんでした」とのこと。

若いエネルギーの詰まったラーメン_4

“肉球ぷに×2”が学生の時だったら緊張するけどなぁ~と思いつつ。
最近の学生さんは肝が据わっていますね。
授業中に学生のみなさんはラーメンを試食されたのですが、奥野先生が厨房で手際よく中華鍋を振っていると、もう匂いが美味しそうで美味しそうでたまりませんでした。

若いエネルギーの詰まったラーメン_5

こっそり味見をさせていただいたところ、麻婆豆腐がかなり本格的です。
麺にも味がついていて、混ぜ込むとさらに美味しくなります。
ラーメン好きの“肉球ぷに×2”も満足の味でした。
辛さを選ぶことができるので、辛いのが苦手な人も楽しめる美味しさです。

若いエネルギーの詰まったラーメン_6

今回の授業は、若さがあふれる爽やかな印象がありました。
今はコロナ禍で楽しく話しながらの会食はできないですが、彼らを見ていると、明るく楽しく過ごせる日々がすぐ戻ってくるような、そんな気がしました。

(肉球ぷに×2)