奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

ご近所の素敵空間

2022.02.27 | 授業 | by Staff

2月27日(日)、授業「『生活のデザイン』を届けること ~カフェと宿と建築事務所のある町家~」を行いました。
教室は、私の勤務地・飛鳥公民館の目と鼻の先にある「ひとともり」。

ご近所の素敵空間

今回の授業の先生・長坂純明(よしあき)さんとは、近くの「奈良ゲストハウス 神奈寐(かむなび)」のランチで何回かお目にかかったことがありました。
ひとともりのお話はその時に少し伺っていたのですが、事務所もお宿もまだ拝見したことがありませんでした。

ひとともり内の「生姜足湯休憩所」には、私自身が冷え性なのでとても興味があり、すぐに行ってみましたよ!
コロナ禍以前だったので、もう2年前くらいになりますが・・・。
大きな吉野杉で作られた樽での生姜足湯は、ぽかぽかと芯から身体と心が温まり、つい長居をしてしまったことを思い出します。
ですので、今回ご縁があって授業に従事することになり、とても楽しみにしていました。

ご近所の素敵空間

しかし、随分久しぶりに奈良ひとまち大学の授業に従事することもあり、自分のホームのような場所での従事ではあるのですが緊張もしておりました。

そして不安は的中。
奈良ひとまち大学の緑ののぼり旗の設置であたふた。
のぼり旗の組み立てがどうしてもうまくいかない。
見かねてスタッフ“もじゅ”が手伝ってくれたけど、苦笑してたような。
“もじゅ”、ありがとう。m(__)m

ご近所の素敵空間

なんとかのぼり旗を組み立て、ご案内。
ひとともりは大通りから少しだけ中に入ったところにあるので、目につきやすいところにと思い、天理街道沿いに立っていました。
これが知っている人に会うんですよね。
なんせ本当に職場の近くなので・・・。
いつもと違う感じなので、なんだか恥ずかしくて。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「働くこと 暮らす場所 人生のデザイン」
http://nhmu.jp/report/37266
「2022.2.27 hitotomori」
http://nhmu.jp/report/37362

私も、少し授業のお話を。
今日の授業は本当に盛りだくさん。
お話あり、見学あり、足湯あり、座談会あり。

長坂さんがお話しされている間に、足湯スペースでお湯の準備をされているのが目に入るのですが、大きなやかんを何回も運んでいる姿がちょうど私から見え、ついつい目がいってしまいました。
あの大きな樽の中に入れる湯を10人分用意するのは重労働だろうなぁと思いながら、写真を撮らないといけないし、気持ちだけそわそわ。

ご近所の素敵空間

最後の足湯をしながらの座談会では、みなさん積極的に長坂さんに質問されていました。
足湯は心を緩ませるのでしょうか、とても和やか雰囲気で、お話はいつまでも尽きることがなさそうでした。
距離感がほど良い感じでしたね。

ご近所の素敵空間

長坂さんのお話のなかで印象深かったのは、何よりも人とのつながりが大切、すべてだとおっしゃたことでした。
私も心からそう思います。
長坂さん、素敵な授業をありがとうございました。

(ラブ)

学生起業は当たり前の時代!?

2022.02.26 | 授業 | by Staff

とても晴れ渡った素敵な日。
今回は、大学生でカフェを起業した鈴木実莉さんの授業「アイデアあふれる、鈴木さんのカフェ ~大学生がオーナーになった理由~」に従事します。
“e.t”は大学生の時、「カフェでバイトしたいなぁ~」「制服かわいいところがいいな~」などと思っており、でも経営者になりたいとは思ったことがなかったため、どんな想いで起業したのかを知ることができるチャンスだ!と楽しみにしていました。
ワクワクします♪

近鉄学園前駅から歩いて約5分ぐらいでしょうか、教室「S-tage」に到着しました!
ステキな場所ですね~。

学生起業は当たり前の時代

慌ただしく準備が始まり、朝からの公民館の主催事業でヘロヘロになっていた“e.t”は頭が回らず、担当スタッフにかなり準備をお任せしてしまいましたが、なんとか完了!
定刻になったので、受付開始です!

学生起業は当たり前の時代

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「現役大学生 鈴木さんのカフェ起業のお話」
http://nhmu.jp/report/37281
「奈良でカフェを起業をして見えてきたもの」
http://nhmu.jp/report/37397

授業中、学生のみなさんの様子を見ていると、熱心にメモを取っている人、頷いている人、感心している人など、それぞれに起業に対する想いを感じ取っていた気がします。
いま、日本も、自分がどう働くかなどを考えていく時代になっています。
大企業・中小企業・公的機関・団体などの組織で働く人もいれば、フリーランスで働く人もいます。

学生起業は当たり前の時代

YouTuberになっている小学生もいるし、子育てしながら商品を開発する女性もいます。
どこでどうやって働くにしても、みんなが自分らしさを発揮できる場所になれたらいいなと思います。
起業もそのひとつですね!
様々な可能性を教えてくださった鈴木先生ありがとうございます!

(e.t)

果てなし!発掘体験

2022.01.29 | 授業 | by Staff

富雄丸山古墳。
実は、1月29日の授業「日本で一番ビッグ!な円墳 ~公園の中にある富雄丸山古墳~」の前日に、公民館の講座で訪れました。
その際は現地見学のみだったのですが、今回の授業では発掘体験もあるとのこと。
天気は曇りに晴れ間あり。
土の加減からしても絶好の発掘日和のようです。

果てなし!発掘体験

古墳の現地学習に行く前の教室は、奈良市西部生涯スポーツセンターのクラブハウス。
今回の授業の先生・奈良市埋蔵文化財調査センターの鐘方さんが、先に教室の準備をしてくださっていました。
教室には、円筒埴輪などの出土品も並べられていました。

果てなし!発掘体験

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「富雄丸山古墳で“浪漫”を発掘!」
http://nhmu.jp/report/37138

まずは、室内で富雄丸山古墳についての説明を聞きます。
古墳は盗掘されることが多く、キレイなものは盗られて残っていないものもあるそうです。
そうした盗掘や風化を乗り越えて出土したものは美術品として貴重であり、重要文化財になっています。

果てなし!発掘体験

そんな場所で発掘体験ができるなんて、本当に得難いことですね!!
2年前の発掘体験の際には、鏡の破片が見つかったそうです。
破片が出るということは他の部分も眠っている可能性あり!
今日は何が出るのでしょうか!

それではいざ現地へ。
クラブハウスの駐車場を抜けて、林の中へ・・・。
自然が感じられる良いお散歩コースですね。
公園の奥の傾斜をよく見ると段差があり、発掘現場へと登っていきます。
そして、調査中以外は鍵がかかっているエリアへと入ります。

果てなし!発掘体験

まず、古墳の1段目付近から見学します。
1000年以上前の石が残っているのを確認できるとは・・・!

そして、3段目に登ります。
傾斜が結構きつい。
その分、登り切った時の景色が良い!
見晴らしのいいところに作られたことがよくわかります。

果てなし!発掘体験

いよいよ発掘体験です。
サポーターさんの実演を見た後、各自、持ち場につきます。
そしてなんと、私も1区画を体験させていただけることに!
「よっしゃー!」と張り切って掘っていたら、「そんなに力入れんでよろしいよ・・・」とアドバイスを受けました。
確かに、こんなパワーファイターな掘り方では貴重な何かを壊してしまうかもと反省しました。
それほどの力の入りようだったのです!
気持ち優しめに再開。
すると・・・なんか出てきた!
周りの土とは違う色の何かが!

果てなし!発掘体験

さっそく、サポーターさんに見てもらいます。
「これはサビだね。袋にインして!」
やったー!!
思っていたよりかなり小さいですが、見つけたという達成感あり!
ひとつ見つけたので安心していると、「じゃんじゃん掘り進めて!」とのこと・・・。
確かにここで満足している場合ではない、目の前には果てしなく土が広がっている。
「あと20分でーす」との声かけがあり、あっという間に終了時間が来ました。

果てなし!発掘体験

収穫はサビ3つくらいでした。
隣では、埴輪片がたくさん出ていました!

発掘の後は、調査中の別の場所へ移動。
こちらで、もうひとりの先生である奈良市埋蔵文化財調査センターの村瀨さんの説明を聞きました。

果てなし!発掘体験

多くのスタッフの方が作業しています。
奈良大学の学生さんも来られているそうで、次代を担う若手研究家の実践の場にもなっているのですね。

最後はクラブハウスに戻って、締めのお話。
今後も富雄丸山古墳から目が離せませんね!

(もりぞー)