奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ☆彡

2016.12.03 | 授業info | by Staff

「日+月+星」。
音読すると、「さん むーん すたー」。
「日+月+星」はイベントの時のみOPENする空間です。

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ_1

先日、「2016EXPO古墳クッション大博覧会vol.2」通称「ふんぱくmini」にお邪魔しました。

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ_2

古墳クッションはもちろんのこと、古墳にまつわるあんなものこんなものがお行儀よく並んでいました。

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ_3

イベントを企画したのは、2016年12月24日(土)の授業「イベントを企画する、ということ ~『表現』することの愉しさ~」の先生・たかはしみちよさん。
実は、ここは古墳クッション製作元の「宇宙椅子cosmic re-chair」の工房も兼ねています。
たかはしみちよさんは「宇宙椅子cosmic re-chair」の企画・広報担当なんですよ。
(ちなみに、古墳クッションを作る人はフクトククニヲさん。たかはしさんとフクトクさんはご夫婦なんです。)

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ_4

お客さんとおしゃべりしたり交流したりの楽しいひととき・・・そこでのやりとりが今後の展開のヒントになったりするんですって。
しかもイベントをすることが宣伝につながったりもするので、一口で何度美味しいんだか状態かも。

たかはしみちよさんの職業は、space producer、workshop creator、そして「虹作家(こうさくか)」です。
イベントでは不思議な楽器で音楽を奏でたりすることも。
時にはヘアメイク・写真撮影・振り付けなども手がけ、ほんとオールマイティーな活躍ぶりです。
すごくカッコイイですよね!ってお話していたら、「足りないところを補っているだけなんです」とのこと。

ひとまちブログ「サンキャッチャーを作ってみた」に書いたサンキャッチャー作り。
これって、たかはしさんにとってはイベントを作っていくことと何ら変わりないんですって。

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ_5

「ビーズには一人ひとり、いろんな形・色・大きさがある。
同じ黄色でも少しずつ異なるし、それって人々の個性のように思える。
イベントも、その場に集まった人(ビーズ)を一人ひとりが輝くようにつなげていくイメージ。
メインテーマが輝くように、他のものを集めたり変えてみたりして配置する。」

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ_6

虹を作っていくような感覚だなと、最近気がついたそう。
まさしく「虹作家」です。
「虹作家」はモノも作るし場も作る、目に見える見えない問わず、キラキラするときを作る人なんですね。
全体を見て、輝きが足りないとか、ここから光を当てた方がいいなとか、そういうところを補うために、いつのまにかどんどん肩書が増えていったのだそう。

授業では、光がさしこむ居心地のいいこの場所で、肩肘張らずにリラックスしながら、ものづくりの楽しさを体感していただきます。
サンキャッチャー作りをした後に、温かい飲み物をいただきながら、たかはしさんの軌跡を映像を交えてたどり、イベントやワークショップを手掛けることへの思いを伺います。
クリスマスイブの午後、冬の光の短い時間を楽しめるサンキャッチャーを作るって、とても素敵な時間になりそうな予感大ですぞ。

「日+月+星」で過ごすクリスマスイブ_7

ぜひお申込ください♪
授業の申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/26942

(なさ)

僧侶は20代!スーパー・ポジティブ仏教!!

2016.11.30 | 授業info | by Staff

クリスマスの夜、お坊さんと一緒に、仏教について考えてみませんか?

「えぇ~っ!?(・・;)))」という声が聞こえて来そうですね(笑)。
そう、奈良ひとまち大学は12月25日(日) 17:00~19:00に、授業「若手僧侶のスーパー・ポジティブ!仏教 ~喜光寺副住職のカジュアルトーク~」を行います!
この授業の先生、 喜光寺副住職の高次 喜勝(たかつぎ きしょう)さんにも、「クリスマスに坊さんの話を聞こうという超斬新な企画です」と誉めて(?)いただきました!!

僧侶は20代!スーパー・ポジティブ仏教!!_3

高次さんは、先日29歳になったばかり。
薬師寺や喜光寺の境内で、日々、修学旅行生をはじめ多くの方に法話をしている姿を拝見します。
薬師寺の法話といえば、「おもしろい」「わかりやすい」「楽しい」と大評判。
この前も、あっという間に修学旅行生の心をわしづかみ!
ユーモアたっぷりの語り口調で笑いを誘いながら、難しい仏の教えをわかりやすくお話していました。
それでいて、薬師寺で一番若い僧侶なんですよ。

僧侶は20代!スーパー・ポジティブ仏教!!_2

そんな高次さんが普段、口にしているのが「スーパー・ポジティブ仏教」。
とにかく「スーパー」なんです!
「ポジティブ」=積極的・前向き。
それに「スーパー」がついて「スーパー前向きな仏教」!
これだけでも、なんだか楽しそう♪ちょっと聞いてみたいな・・・と思ってしまいます。
「スーパー前向きな仏教」がどんなものなのかは、ぜひ授業で聞いてください。

先日行った高次さんとの打合せでは、「仏教・僧侶をいつも以上に身近に感じてもらえるような時間にしたい」「難しい仏教のお話ではなく、『お寺はおもしろいところなんだ』ということを知ってもらいたい」「自分と同世代の若い人に仏教を伝えたい!」と、多くの思いを語ってくださいました。

そして、今回の教室はお寺を飛び出して!駅から近く、雨に濡れず、気軽に行ける、喫茶店です。
近鉄奈良駅から徒歩約3分の「べセル」を貸し切っての授業です。
高次さんを囲む形で授業をしますので、先生との距離もスーパー近い!

僧侶は20代!スーパー・ポジティブ仏教!!_4

ということで、難しい法話を聞く、仏の教えを学ぶというカタ~いイメージの授業ではありません。
最近、お寺に興味を持った方、何となくお寺って敷居が高いと感じてしまう方、お坊さんと気軽に話してみたいと思っている方にはぴったり!です。

以下、高次さんからのメッセージです♪
*****
クリスマスに坊さんの話を聞こうという超斬新な企画です。
「苦しいことを苦しい」と認めた瞬間に人生は輝きはじめる。
そんな仏教のポジティブシンキングを考えます。ぜひご参加くださーいw
(高次さんのFacebookから引用)
*****

みなさん、クリスマスの夜に仏教!
ぜひお申込くださいね!!
申込はこちら→ http://nhmu.jp/class/26948

(かっぱ)

スゴ技だっ!!

2016.11.24 | 授業info | by Staff

奈良の近代建築シリーズでは、建物の歴史やエピソード、創立当時の奈良について学んできました。
今回はその第5弾として、2015年7月に国の重要文化財指定を受けたばかりの奈良基督教会の礼拝堂を取り上げます!!!

スゴ技だっ!!_1

しかも、突然の依頼にも関わらず、授業を開催させていただくのが、なんとキリスト教徒にとって1年で最も大切で忙しい(と思うのですが・・・)12月24日(土)「クリスマス・イブ」の日だなんて、もう感謝しかありませんっ!!

毎年この時期には、クリスマスを祝うコンサートやイルミネーションのイベントを開催されており、「せっかく来ていただくのですからクリスマスに・・・」と、今回の授業「宮大工が手がけた礼拝堂 ~奈良基督教会で学ぶ、近代建築~」の先生、奈良基督教会牧師・司祭のヨハネ井田泉さんが快く引き受けてくださいました。
本当にありがとうございます!

スゴ技だっ!!_2

近代建築の話に戻りますね☆
奈良基督教会の礼拝堂や親愛幼稚園舎は純和風の建物で、「んん?あの建物って近代建築なん??」と思う方も多いかもしれません!!

スゴ技だっ!!_4

私も、南都銀行の本店や奈良国立博物館の仏教美術資料研究センターのようなわかりやすい洋風な建物でなかったので、外観だけでは近代(=明治~昭和初期)建築と言われてもピンときませんでした。

奈良ひとまち大学でこれまで行ってきた近代建築の授業を振り返ると・・・

第135回・第236回
南都銀行本店
1926年(大正15年)建築 登録有形文化財(国)
南都銀行本店

第169回
奈良ホテル
1909年(明治42年)建築 近代化産業遺産
奈良ホテル

第179回
奈良仏教美術資料研究センター
1902年(明治35年)建築 重要文化財(国)
奈良仏教美術資料研究センター

第213回
奈良女子大学記念館
1909年(明治42年)建築 重要文化財(国)
奈良女子大学記念館

今回は、日本聖公会奈良基督教会の礼拝堂(会堂)と親愛幼稚園舎で、1930年(昭和5年)建築、重要文化財(国)。

スゴ技だっ!!_3

1930年(昭和5年)建築でも重要文化財って、どうしてなんでしょう??
素人的考えで、なんか古いほうが貴重なような感じもしていましたが・・・。

実は先日、打合せの際に礼拝堂をご案内いただき、一足先に、井田さんにその謎の秘密を伺うことができました。

スゴ技だっ!!_5

そしてっ、私が礼拝堂から出る頃には、この建物がどうして重要文化財なのか疑う余地は、まぁ~ったくありませんでした!!
その内容は、授業までのお楽しみにさせてください(>_<)

これまで授業で訪れた他の近代建築でも、建物を大切に使いながら未来へ遺していくことを重視されていました。
井田さんは、この礼拝堂も「過去の遺産」としてではなく、「現在に至るまで大切に用いられている祈りの空間」として感じていただきたいとおっしゃっていました。

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今回の授業では、ブログの文章や写真では伝わらない、大きな柱や採光の窓など寺社建築の美しいと思う部分を、ごく自然な(主張しない)形で取り入れて、全国でも極めて珍しい純和風の礼拝堂として創りあげた名工の宮大工、大木吉太郎さんのスゴ技が見られると思います。

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直に観て、お話を聴いて、建物と教会が歩んできた歴史を感じていただければと思います!!

スゴ技だっ!!_10

今年は、奈良ひとまち大学で思い出に残るクリスマスを過ごしてみてはいかがでしょうか??

お申込みお待ちしております。
お申込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/26944

(もじゅ)