奈良ひとまち大学

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禁断の扉再び ~夢の車庫への道が開く~

2016.10.07 | 授業info | by Staff

2014年5月。
我々は禁断の扉を開けることに成功した。
その扉の名は「西大寺検車区」。

禁断の扉再び_1

奈良に住んでいる人にとって欠かせない生活の足である近鉄電車。
その電車の車両基地が、近鉄大和西大寺駅の横にあるんです。
その車両基地は、外から見ることはできても、保安上の理由により絶対に中に入れないんです。
そんな魅惑の場所が、西大寺検車区なんです。

禁断の扉再び_2

2014年5月の授業「いざ潜入、西大寺検車区! ~非公開の車庫内部を見学!~」では、その車両基地にお伺いして、実際にそこで行われている業務のお話を聞いたり、車両基地内を歩いて広さを確認したり、洗車の見学をさせていただきました。
文字どおり夢の授業でございました。。。。

禁断の扉再び_3

授業の様子は、↓をご覧ください★
「ひとまちレポート」
「西大寺検車区へGo!」
http://nhmu.jp/report/18578
「ひとまちブログ」
「西大寺検車区、50年の歩みに迫る」
https://nhmu.jp/blog/class/6399

今まで約230の授業を行ってきたなかで、このたび奈良ひとまち大学の開校6周年を記念し、人気の授業の復刻版を行う復刻祭のひとつとして、その夢の授業が再びッ!!
西大寺検車区さんには、「そのようなことでしたら」と快くお受けいただき、10月23日(日)の授業「いざ潜入、西大寺検車区! その2 ~憧れの聖域、車庫内部を見学~」が実現しましたッ!!!

2度あることは3度無いッ!!!
もうこんな機会は2度と無いッ!!!
絶対に見逃すことはできないッ!!!

禁断の扉再び_4

さぁまずは申込いただかないとお話になりません。
前回は申込倍率が高かったため涙した方も、このチャンスをお見逃しなく!

お申し込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/26492

禁断の扉再び_5

あのお方もこう申しております。

「さあ いまのうちによくみておくといいわ
じきに肉眼ではみえなくなるから・・・」
~銀河鉄道9○9 メ○テル~ 

(ask)

再び興福寺国宝館へ!

2016.10.06 | 授業info | by Staff

10月30日(日)朝8時。
興福寺国宝館から素敵な1日を始めてみませんか?
興福寺のご厚意により、国宝館を再び貸切り!数々の仏像に出会える素敵な時間。
そう!授業「興福寺国宝館とことん探訪!その2 ~またまた国宝館独占、しちゃいます!~」を開催します!

再び興福寺国宝館へ!_1

なんと!
興福寺国宝館は、2010年のリニューアルオープンからわずか数年、2016年9月に来場者数が400万人を突破!!
1日にどれだけたくさんの人が国宝館を訪れているのか、その人気ぶりがわかります。
“かっぱ”も両手くらいは行っているかも。
行く度に、今まで気がつかなかったところを観られたりして、毎回新しい発見がある興福寺国宝館。

再び興福寺国宝館へ!_5

びっくり!
興福寺国宝館では、たくさんの国宝(仏像彫刻)に出会うことができます。
日本の国宝(仏像彫刻)の約15%が興福寺にあるというのですから、その多さを想像してみてください。
創建以来、幾多の困難を乗り越えて仏像を守ってきた先人たちの思いや願い、そして「後世に伝えていく」という心が伝わってくるのではないでしょうか。

先生はもちろん、興福寺執事の辻明俊さん。
軽快でわかりやすい解説とともに、数々の仏像に出会ってください。
いつの間にか、奈良・平安・鎌倉の時代に思いを馳せているんじゃないでしょうか。

再び興福寺国宝館へ!_2

ちなみに・・・興福寺国宝館は、耐震改修工事のため、2017年は1年間休館になります。
その前にぜひ、訪れてみませんか。

少し朝早いですが、奈良を巡るにはちょうどいい季節。
奈良国立博物館では正倉院展も行われていますので、国宝館での授業の後は正倉院展、そして式年造替で美しくなった春日大社へと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/26276

★おまけ★
興福寺「国宝特別公開2016」はご覧になりましたか?
今回は、2つの塔五重塔・三重塔が初の同時開扉!

再び興福寺国宝館へ!_4

五重塔は興福寺のランドマークとして知られていますが、南円堂の階段を下った西側にある三重塔は、境内のなかにあってもとても静かなところにあります。
この三重塔は、北円堂と並んで興福寺で最古の建物なんですよ。
そして、特別公開を拝観した人だけが、三重塔横の興福寺会館で行っているVR体験ができます。
これがまたスゴイ!
凸版印刷の技術で、三重塔初層部分に極彩色の文様が広がっていた様子をデジタルで再現し、ヘッドマウントディスプレイで体験できるんです。
VRの技術もすごいですが、1000年以上前にあの極彩色が施されていたと思うと・・・先人たちの技術力にただ驚くばかりです。
興福寺「国宝特別公開2016」は10月10日(月・祝)まで。
まだ観ていない人は、ぜひ訪れてくださいね。

(かっぱ)

奈良には365の季節がある その1

2016.09.30 | 授業info | by Staff

「奈良には365の季節がある。」
これは、カメラマン保山耕一(ほざんこういち)さんの言葉です。
この言葉には、365日毎日自然の表情が変わり続けているという自然への優しいまなざしと、奈良への思いが込められています。
素敵な言葉だと思いませんか?

10月30日(日)の授業「『カメラマン』という生き方について ~世界を駆け抜けた男が撮る、奈良~」の先生・保山さんは、フリーランスのカメラマンとして幅広い分野で活躍され、「情熱大陸」や「THE世界遺産」といった番組では、世界で活躍する人や世界の絶景を撮り続けていました。

奈良には365の季節がある その1_1

ところが2013年夏に直腸ガンが見つかり、そのまま放置すれば余命2ヶ月と宣告されたのです。
手術で一命は取り留めましたが、現在も抗ガン剤治療を続けられています。

保山さんは退院後、仕事への復帰をめざして、リハビリ代わりに自分の故郷・愛する奈良の風景を撮り始めました。
撮りためた映像は230本を超え、「奈良 時の雫」と題して編集され、YouTubeに投稿されています。
驚いたことに、撮った映像はその日のうちに編集され、ご自身が選曲した音楽を挿入し、その日のうちにUPされています。
決して体調が良くないなかでのその仕事ぶりには、プロとしての妥協を許さない姿勢と、次の日は死んでいるかもしれないという覚悟を秘めた生き方を感じざるを得ません。

奈良には365の季節がある その1_2

投稿された映像を観た方からは、「涙が出てきた」「心に響いた」と感動のメッセージが保山さんに届けられているそうです。
保山さんの映像を観ていると、空や雲、雨、草に虫に鳥、生きとし生けるものすべてが繊細に描かれ、奈良の美しさを発するメッセージになっていると感じます。

奈良には365の季節がある その1_3

今も保山さんはガンと闘いながら、愛する奈良の映像を撮り続けています。
この機会に、保山耕一さんのお話と奈良の美しすぎる心に染みる映像に触れてみてください。
きっと、奈良をもっと好きになる。

YouTube「奈良 時の雫」↓

ぜひ、授業にお申込ください!
お申込みはこちらから↓
http://nhmu.jp/class/26496

(かっぱ)