奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

参禅修行してきました!

2017.06.27 | 授業info | by Staff

7月23日(日)の授業「地元で愛される禅寺のおはなし ~三松寺の住職トーク&坐禅体験!~」のご案内です。
今回の授業では、奈良県内で坐禅の修行ができる数少ないお寺である三松寺で、ご住職に三松寺の歴史や禅宗のお話を伺った後、せっかくの機会ですので実際に坐禅の体験をしていただく予定をしています!

参禅修行してきました_1

このブログをご覧のみなさんは、お仕事やプライベートに日々忙しくされていることと思います。
毎日が、あっという間に過ぎてしまいませんか?
ちなみに私は大河ドラマを毎週観ているんですが、最近はあっという間に次の週がやってくるような気がします。
子どもの時は見たいテレビ番組を観るのに1週間がすごく長く感じたけど、年を重ねると時間が過ぎるのが早いと言いますが、本当にそうですよね。

実は、私“もじゅ”は授業を担当する前に、よく一足先に授業の内容を体験してくるのですが、今回も、三松寺で毎週土曜日に行われている定例の坐禅会で40分間×2セットの坐禅を体験してきました。

参禅修行してきました_2

感想を一言で言いますと、「スッキリしたけど、(2セットは)つらかったぁ・・・」。
でも、時間の感覚が少し変わったような気がします。
終わった後しばらくの間は、1分、その次の1分・・・がとっても長く、時間のありがたみを感じました。
日々、思いがけず時間に追われたり、何かに縛られた生活をしたりしていますが、自分のためだけの時間を過ごしている贅沢感もありました。

参禅修行してきました_3

・・・つらい方のことを言っちゃっていいでしょうか?
坐禅をしているときは、とにかく時間が長い、背中が痛い、お鼻が痒い(笑)。
雑念だらけやん!!
(修行が足りずスミマセン。)

今回の坐禅会は、初めての人が多かったこともあったからでしょうか、坐禅をしながら20分くらいはご住職のお話を聴いていたのですが、静寂の中で40分間をずっと坐っていると、もっと時間が長く感じたかもですね~(汗)

参禅修行してきました_4

授業当日は、40分間の坐禅の体験ができます。
(私が「つら~い」と言ったのは、修行が足りないのと2セットしたからです。ご安心ください♪)
何にもとらわれず気持ちを落ち着けてただ坐ることに徹する坐禅の不思議な魅力を、今回の授業でぜひ体験してみてください。

あぁ、そうそう!
坐禅の際に警策(きょうさく)で肩を打っていただいたのですが、確かにそこそこ痛いのですが、その瞬間だけなのでまったく後には残りませんでしたよ!
体験で集中が切れたときには、ぜひ警策をいただいてみてください。
たくさんの申し込みお待ちしています。
申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/28333

参禅修行してきました_5

私が参加してきた坐禅体験の情報はこちら↓↓
http://www.sotozen-navi.com/detail/index_290053.html
三松寺 定例坐禅
毎週土曜日 19:00~21:00
19:00~ 1炷目
経行後
19:50~ 2炷目
初心者は開始15分前に作法指導あり 

<お問合せ>
三松寺
奈良市七条一丁目26-10
電話0742-44-3333

(もじゅ)

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」!?

2017.06.10 | 授業info | by Staff

このロゴ、かわいいでしょ♪

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_1

2017年6月25日(日)の授業「奈良らしさ、のあるビール作り ~クラフトビールで奈良を元気に!~」の先生・市橋健さんが起業した「Golden Rabbit Beer」のロゴマークです。
社名にもある「うさぎ」と、鳥居らしきものが。
これは大神神社の「なで兎」にあやかっているそうです。
酒造りの神さまが祀られている大神神社のなで兎は、自分が痛いところを撫でると痛みを癒すしてくれる、願いを叶えてくれると言われています。
「ビールを飲んだお客様が幸せになり、楽しいひとときを過ごすことができるように」という願いが込められているんですよ。

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_2

さて、市橋さんがGolden Rabbit Beerでめざすものは、ビールを飲んだ人を幸せにするだけでは終わりません。
キーワードは「ローカル×ソーシャル」。
クラフトビールを通して、地元奈良の魅力を発信すること、農業・外食産業・観光業の発展につなげることを掲げています。
既にクラウドファンディングで資金を集めて、奈良県産のお米「ひのひかり」を使ったライスビールを製造したり、奈良県初の二条大麦の栽培を行ったりと、少しずつではありますが着実に目標に向けて歩んでおられます。

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_3

また、「すべての子どもが家庭で暮らせる社会」をめざし、奈良を拠点に活動する「日本こども支援協会」に売上金の一部を寄付することで、社会問題にも取り組んでいます。
美味しいビールをいただきながら社会貢献もできるなんて、幸せな時間をお裾分けするみたいで素敵ですよね。

このあたりの、奈良発クラフトビールを通して市橋さんが伝えたいものとは何か、授業でじっくりお伺いします。
また、普段は製薬会社で勤務し、仕事の後にGolden Rabbit Beerのお仕事・・・とダブルワークで働く市橋さんのお話を通して、「働くこと」についても考える機会にできればと思います。

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_4

もちろん、実際にビールを味わう時間もあり。
3種類いただきますよ。
ビールについて、詳しくは、「ひとまちブログ」をご覧ください。
「ことのまあかりでビールをいただく」
https://nhmu.jp/blog/info/11745

※大切なことなので、もう一度いいます。
お酒は20歳になってから!ということで、今回は成人限定とさせていただきます。

授業のお申し込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/28189

(なさ)

いざ、「氷の聖地」へ

2017.06.04 | 授業info | by Staff

6月24日(土)の授業「奈良と氷の長くて深~い関係 ~氷の聖地で宮司さんがトーク~」の教室は、氷室神社です。
「氷の聖地」として製氷業者・冷凍冷蔵業者の方をはじめ、多くのかき氷ファンから信仰の篤い、氷室神社。
みなさんは、訪れたことはありますか。
その歴史は古く、奈良時代に氷池や氷室の守り神として創建された歴史ある神社なのです。

いざ、「氷の聖地」へ_1

奈良時代から氷?
そうなんです!
奈良時代には厳冬期に氷池で凍らせた氷を氷室に蓄え、夏に都(朝廷)で飲食していたのです。
そのため、奈良は「氷食文化発祥の地」だと言われています。
氷を食べる文化がそのころから始まったこと、1300年前の人も暑い夏に氷を食べて涼んでいたことを知ると、1300年前をとても身近に感じることができます。

いざ、「氷の聖地」へ_2

時は流れて現代。
「氷」と言えば「かき氷」!と言うくらい、空前のかき氷ブーーーーーーーーーーーーーーーーーム!
トレンドは、シャリシャリしない、ふわふわした食感で頭がキンキンしない、そしてシロップも多彩で、まるでパフェ感覚。
最後まで水ぽっさがなく完食でき、満足度120%!
そんなかき氷が多くの人を夢中にさせています。

いざ、「氷の聖地」へ_6

さて、毎年5月1日に行われる氷室神社の献氷祭では、全国各地の製氷業者・冷凍冷蔵業者が参列して今年の業績成就を祈願し、鯛や鯉を封じ込めた高さ1メートルもある氷柱の奉納や、舞楽の奉納があります。

いざ、「氷の聖地」へ_3

また後日、神賑(かみにぎわい)行事として「ひむろしらゆき祭」が行われています(主催:ひむろしらゆき祭実行委員会)。
「ひむろしらゆき祭」には、奈良をはじめ全国のかき氷の銘店が集まり、あたりはかき氷一色!
2日間でなんと約1万人もの方が訪れ、銘店のかき氷を求めて長~い行列。
待ち時間も含めて価値ある1杯・2杯に出会い、味わい、至福の時間。
まさに「聖地」と言われる賑わいでした。

いざ、「氷の聖地」へ_4

でもね!氷室神社の魅力は、それだけではないのです!!
氷室神社には、奈良時代から伝わる舞楽の祖・狛光高(こまのみつたか)が祀られ、今でも雅楽・舞楽が受け継がれています。
また境内には、奈良で一番先に開花するしだれ桜があり、今年も満開のしだれ桜を見に多くの方が訪れていました。

いざ、「氷の聖地」へ_5

今回の授業では、そんな多くの人を惹きつけてやまない氷室神社で、氷食文化発祥の地としての氷との長くて深い関係を紐解きながら、氷室神社の魅力を余すところなく伺っていきます。
また、かき氷の奉納を行い、氷の神さまへ祈りを捧げます。
そして、奉納後のおさがりで、かき氷をいただきます。( *´艸`)

いざ、「氷の聖地」へ。
お申し込みお待ちしています。
お申込みはコチラ。
http://nhmu.jp/class/28182

(かっぱ)