奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

食べるx走る=???

2018.02.28 | 授業info | by Staff

国道169号線を走っていて、「うん??」と思わず2度見してしまうような細~い建物見たことありませんか?
そう、これ!!
左隣の黒い格子の建物は別ですよ。

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この青い建物こそが、3月24日(土)の授業「『 食べる』と『走る』の楽しい関係~グルテンフリー&オーガニックのバル~」の教室、「Runner’s BAR CORRER(ランナーズ バル コレール)」なんです!

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これだけ建物が細いと、店内はどんな感じなんでしょうか?
先日、授業の打合せに行ったときに、店内の写真をいっぱい撮らせていただきました。

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入口を入ると、おしゃれなカウンター席があります。
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奥に進むと・・・
おっと!!建物同様、細い通路が!!
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そして、これまた細い階段を発見!!
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2階に上がる階段の途中には、子どもたちが描いたかわいい絵や文字がいっぱい!
まるで黒板のように自由に落書きがしてあります。
これも、なんだかおしゃれな感じ♪
でも、なぜスペインバルのお店に子どもたちが??
その謎は、のちほど・・・。
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授業当日は、お店は貸し切り。
奈良ひとまち大学の学生のためだけの営業です。
だから、じっくりたっぷりお話を伺うことができ、ゆっくり美味しいランチを楽しむことができます!

Runner’s BAR CORRERは、グルテンフリー&オーガニックフードのスペインバル。
食物アレルギーをお持ちの方、ベジタリアンやビーガンの方も安心して食事が楽しめるよう、全てのメニューがそれに対応しています。
授業で食べていただく「奈良ひとまち大学限定メニュー」も、もちろん全対応☆
安心してご参加くださいね。

えっ?どんなメニューかって??
気になります??
それなら、ちょっとご紹介!

授業限定の奈良ひとまち大学限定メニュー
☆ドリンク
☆サラダ
☆スープ
☆米粉のポップオーバー
☆米粉ピザ
☆奈良県産有機玄米おにぎり
☆トルティージャ(スペイン風オムレツ)
☆大和肉鶏を使った料理
☆旬の野菜を使った料理

地産のもの&旬の食材を使うので、内容はその日の仕入れ状況によって変わります。
これはあくまでも参考程度に・・・。
当日、どんな料理が出てくるかお楽しみに~♪

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さてさて、今回の授業の先生、吉田龍さんは、お店のオーナーでもあり、マラソントレーナーでもあります。
奈良マラソンにも3年連続出場!
もちろん完走!!
ちなみに自己ベストタイムは、なんと3時間15分23秒。
42.195kmを、たった3時間ちょいで走るんですよ!

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凄い!凄すぎる!!
私には無理!
っていうか、マラソンをしようなんてこれっぽっちも思ったこともない!
自信をもって言い切れる!(←そんなことに自信もつなよ・・・)
ちなみに、打合せにお伺いした日も、朝からトレーニングがてらお店から若草山山頂まで走って来たと・・・。
「福智院から若草山山頂まで往復30~40分程だから、全然たいした距離じゃないですよ~」と、爽やかにサラッとおっしゃいますが、いやいや私からしたら充分たいした距離ですけど。。。
ご自宅から約10kmを走って出勤する日も度々あるそう。
「えっ?出勤前にそんな距離を走って、ふらふらになりません!?」と心配してしまいましたが、全く問題ナッシング!!
軽~いウォーミングアップなんですって!

さて、冒頭の疑問です。
なぜスペインバルのお店に子どもたちがいるのか?
それは、地域の子どもたちの居場所づくりのために「コレールの子ども食堂」を実施しているから。

授業では、地域課題・社会課題の解決のために、「食と運動で健康になるお店」をめざして活動しているお話や、日頃の自分の食事をふりかえるワークショップも行いますよー。
いかに毎日私たちが化学調味料などの食品添加物を口にしているかなど、自分の身体を見つめ直すチャンス~(^_-)-☆

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グルテンフリー&オーガニックフードに興味のある方はもちろん、マラソンをされている方、これからちょっと走ってみようかな~と考えている方、将来お店を始めたい方など、みなさんのお申込みをお待ちしていまーす♪
もちろん、おいしい食べ物が大好きな方もどうぞ☆
「走る」と「食べる」で、健康的なライフスタイルを実現しませんか?
ぜひ、お申込みください!

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/29717

(くすきち)

奈良ひとまち大学に河瀨監督来る!

2018.02.18 | 授業info | by Staff

3月10日(土)は、奈良ひとまち大学特別授業「河瀨直美、愛する『奈良』を語る。~奈良から世界へ発信する映画監督~」の日!
奈良に住み、奈良を愛する国際的な映画監督、河瀨直美さんの、奈良の素敵な映像を交えた講演を行います!!
前回のひとまちブログ「河瀨監督の映画を観に行こう」では映画情報をお伝えしましたので、今回は授業のことをお伝えしたいと思います。
(みなさん、映画は観に行きましたか?)

奈良ひとまち大学に河瀨監督来る_1

もうご存じだと思いますが、河瀨監督の経歴は・・・
*1997年、劇場映画デビュー作「萌の朱雀(もえのすざく)」で、カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少受賞!
この記録は、20年経った今も破られていません!

*2007年、奈良市田原の美しい景色が散りばめられた「殯の森(もがりのもり)」で、カンヌ国際映画祭審査員特別大賞グランプリを受賞!

その後、カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査委員を務めるなど、世界的に知られた映画監督です。

奈良ひとまち大学に河瀨監督来る_4

授業では、河瀨監督から、「なんで奈良なんだ?」というところを伺えたらと、準備を進めています。
河瀨監督なら、東京・大阪・フランス・・・世界のどこにいても映画の仕事ができると思ってしまうのですが、河瀨監督は「奈良」なのです。
あるインタビュー記事で河瀨監督が「私に必要なものは、すべて奈良にある」「私にとって、奈良は、世界の中心」と語っているのを読んだとき、「生まれ育った街をここまで誇ることができる河瀨監督だからこそ語れる言葉がある、ぜひそれを伺いたい!」と“かっぱ”は思いました。

特別授業は、美しい奈良の映像を交えながら、そんな河瀨監督の熱い思いを伺い、また撮影現場でのエピソードなどにも触れていただく、楽しい2時間です。
お申込お待ちしています!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/29465

(かっぱ)

こたつで茶会!?

2018.02.17 | 授業info | by Staff

本日2月17日、暦の上では立春の末候、「魚上氷(うお こおりを のぼる)」の最中です。
今年はことのほか寒い日が続いており、春の兆しなんて・・・と思っておりましたが、今週に入ってちょっぴり寒さが緩みましたよね。
さすがは二十四節気、七十二候。
国立天文台で計算したデータに基づいているだけありますぞ!
とはいえ、大人になると(いや場合によっては子どもでも)、日々の慌ただしさに追われて、季節の移り変わりなんて、意識してアンテナを張ってないとキャッチできないような気がしています。
普段の生活、ふとした瞬間に自然の営みを感じられたら、ちょっと豊かな気持ちになれるのではないか、なんて思ったりもするのです。

3月25日(日)の授業、「庭づくりを職業にしたわけ~庭の仕事と茶の湯の愉しみについて~」では、庭師の土屋裕さんのお話を伺います。
土屋さんは、大学卒業後、製鉄会社に就職、30代で脱サラし、庭師修業のため奈良に移住、2008年に土屋作庭所を設立しました。
個人宅から、会社・ギャラリー・料亭など、それぞれに合わせた庭の手入れ及び作庭が評判となっています。

こたつで茶会_8

庭づくりを生業とする土屋さんにとって、季節を感じることは、職業柄とても重要・・・というか当たり前のこと。
依頼主の要望に応じた庭を作り整えていくことは、ある意味、人工的な自然を作り込む行為のようにも思えるのですが、風土・気候・地形、植栽の種類など、自然のことを熟知していなければできないこととも言えます。

日々、自然と向き合い、季節を感じながら仕事をする土屋さんが、もうひとつ大切にしていることがあります。
それは、「茶」。
社会人になって始めた茶道の世界に魅了され、仕事と茶道の両立を考え、茶に携わる職業として庭師を生業にする道を選んだそう。

そんな土屋さんが考える「茶の湯」は、いわゆる茶道のイメージとは一見異なっています。
1月の最終週に、高畑町の空櫁で行われた「こたつ茶会」にお邪魔してきました。

こたつで茶会_1

一般的な茶会といえば、改まった席で正座し、作法に則ってお茶をいただき、お道具を拝見し・・・といったいわゆる堅苦しいイメージが先に立って、茶道の嗜みがない人にとっては別世界、関心があっても気軽に参加できる感じじゃない・・・かと思います。
それが、冬の団らんの象徴ともいえるこたつで行われる茶会と聞いて、意外な取り合わせにびっくりしつつ、興味津々で会場へ。

こたつで茶会_2

6畳の和室にこたつが2つ、そして火鉢も2つ。
こたつに入って、お菓子と薄茶をいただきます。

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しばらくすると、何やら白い包みが。

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中からお餅が登場。
火鉢で焼きます。

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お餅は土屋さんがお仲間と一緒に搗いたものだそう。
いい具合に焼き色がついた頃、香ばしい匂いでいっぱいに。

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焼きたてのお餅は、土屋さんお手製のごまだれをつけていただきます。
薄茶を点てていただく間、お餅が焼けるのを待つ間、おしゃべりしながら過ごすのですが、窓越しに見える小雪ちらつく様を眺めながら、あったかいこたつを囲んで語らう姿に、なんて豊かな時間なんだろうと思いました。
伝統一辺倒ではない、茶の湯の心を大切にした今の時代に合った「茶」の楽しみ方のひとつですね。

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本日はここまで。
次回のブログでは、庭にスポットを当てたいと思います。

「庭と茶のことだけ考えている」と語る土屋さんのお庭とお茶ってどんなものか、聞いてみたいと思いませんか?
授業では、映像を交えてお話しいただきます。
教室の「木屋 KIYA」の土屋さんが手掛けたお庭を眺めながら、薄茶もいただきますよ。
お申込、お待ちしています!!

申込はこちら→ http://nhmu.jp/class/29721

(なさ)