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ひとまちブログ

消防ホースがバッグになるってホント!?

2018.06.30 | 授業info | by Staff

みなさんは消防ホースを見たことがありますか?
僕は過去に一度だけ見たことがあります。
高水圧にも耐えられる素材だけあって、パッと見ただけでも丈夫そうなのがわかりました。

消防ホースがバッグになるってホント!?_1

あんなものがフツーのミシンで縫えるハズもなく、ましてやバッグの形にするなんてとてもとても・・・。
それに所詮は消防ホース。
デザイン性を求めるなんて絶望的な話でございましょ?
と思った、そこのアナタ!
甘い!甘すぎる!!
昨日食べた「みやけ」の宇治金時より甘い!あれは美味しかった!

消防ホースがバッグになるってホント!?_5

7月22日(日)の授業「消防ホースがバッグになった! ~噂のタフでクールなバッグ~」は、不可能を可能にする男、PATINA JAPAN(パティーナ ジャパン)代表の小島忠将さんをお迎えして開催。

消防ホースがバッグになるってホント!?_2

なぜ消防ホースに目をつけたのか、どんなきっかけで消防ホースからバッグを作ろうと思ったのか、会社を立ち上げてから商品化するまでの苦労話などを、インタビュー形式で伺います!

そう、今回の授業は先生からの要望でインタビュー形式なんですよねー。
いつもは、授業中はみなさんと一緒に授業を楽しんでたんですが、今回はインタビュアーとして先生の横に座るので、いまから超緊張してます!
先生はお話が上手なのでおひとりでもいけると思うんですが、「相槌だけでも!」とのこと。
うまくできるかわかりませんが、ガンバリマス!

消防ホースがバッグになるってホント!?_3

インタビューしようと思ってる内容に見出しをつけるとすると・・・
*そんな職業についててお話が下手なワケないじゃないですか!
*英語が話せないのに、バックパッカーでそんなとこに行くなんて・・・!?
*廃タイヤでそんなことを!?ご友人、マジ半端ないって!
*ヒラメイタ!
*あの省庁に問い合わせてみた。
*まぁ、普通の会社は裁縫してくれませんよねw
*デザインはあの人がしてたんですか!?
*意外な購入層。
*突撃!コラボ大作戦!
*え?競合相手がいるんですか!?しかも競合相手にそんなことを・・・。
*3Rからアップサイクルへ。
*今日のインタビューはどうでした?

と、最後のは冗談として、こんなカンジのことをお聞きしながら授業を進めていこうと思っています!

消防ホースがバッグになるってホント!?_4

ぜひお申込ください!お待ちしております!!
お申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/30338

(よっしー)

「素」と「味」

2018.06.22 | 授業info | by Staff

2017年12月、奈良きたまちにできた菓子店「Somi sweets & coffee」。
シンプルで少しレトロな佇まいが素敵でしょ。

「素」と「味」_1

店内はこんな感じ。

「素」と「味」_2

よーく見たら、お菓子のタグにこんな文字が。

「素」と「味」_3

「Vegan」は卵や乳製品などの動物性食材を使わないもの。
「Glutenfree」は小麦などのグルテンが含まれる食材を使わないもの。
お菓子作りにはある意味欠かさない食材を使っていないんですよね。

店主は、7月22日(日)の授業「こだわり素材のスイーツをどうぞ ~奈良のちいさな菓子店~」の先生、小國真以さん。
やわらかな雰囲気をまとった、笑顔が素敵な方です。

「素」と「味」_4

お店のSomiは「素味」から。
素材の「素」、素朴の「素」、身体をつくる素の「素」・・・。
さまざまな「素」が織りなす「味」は、噛めば噛むほど豊かで滋味深い。

京都のカフェでバリスタ兼パティシエとして、充実した日々を送っていた小國さん。
「ジャパンバリスタチャンピオンシップ2015」でセミファイナリストに進むほどの凄腕!
授業では、そんな小國さんがなぜ独立して奈良でお店を開業することになったのか、などなどを伺います。
お話だけじゃなくて、もちろん実食ありです。
当日はラムレーズンサンドとアイスコーヒーをご用意いたします。

「素」と「味」_5

教室は、「母と子の貸切ひろば トラパレ」。
近鉄奈良駅から徒歩約7分、高天交差点からやすらぎの道をずっと北に進んだところ、佐保橋を渡ってすぐの角にあります。
Somi sweets & coffeeからも歩いて5分ですぞ。

「素」と「味」_6

いい感じの古民家の和室が、今回の授業の教室。
「母と子の」と名付けられたとおり、ちょっとしたおもちゃスペースがあったり、授乳スペースがあったりと、お子さん連れでもゆったりできます。

「素」と「味」_7

先日、教室の下見も兼ねて、小國さんとトラパレに伺いました。
オーナーさんを交えて、授業の流れをお話していたところ、
「Somiさんのお菓子、興味津々なお母さん、周りにけっこういるんですよね。子連れで参加とかできたらいいのにな・・・。」とのお話が。
小國さんも「いいですね~。私は大歓迎ですよ♪」と言ってくださったので、思い切って書きます。
今回の授業、子ども連れOKにしますっ!!
特に子育て中の親御さんにとっては、食について関心が高いと思うんですよね。
だからこそ、小國さんのお菓子のこと、作り手の思いなんかを知ってもらえるいい機会にしてほしいです。
ただ、託児で預かるわけではないので、一緒に座ってとか、おもちゃスペースで遊んで・・・みたいな感じになります。
ということで、当日は賑やかになるかも知れません。
お子さんがいる人もそうでない人も、にっこり笑って過ごせるような授業になればと思っています。

授業のお申し込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/30342

「素」と「味」_8

(なさ)

泊まれる喫茶室

2018.06.06 | 授業info | by Staff

近鉄奈良駅から、東向商店街・餅飯殿商店街・下御門商店街を抜けて、さらに南へ進み、坂を下りきったところにある「古白」。

泊まれる喫茶室_1

2018年6月24日(日)の授業「仏像講座のあるお宿 ~宿泊と喫茶で奈良の魅力を伝える~」は、ここ古白の喫茶室で行います。

泊まれる喫茶室_2

「えっ?古白って何のお店?」と思ったあなた。
こちらは旅宿なのです。
2015年、「ゲストハウス琥珀」としてオープンしたこのお宿、2018年4月のリニューアルに伴い、名前も改め、「古白」となりました。
漢字の表記は異なりますが、読み方は同じ「こはく」です。
なぜに古白なのか・・・?と思ったあなた、こちらをご覧ください。
古白ホームページ「古白について」
http://nara-kohaku.com/古白について

1300年前から今へと続くさまざまな「白」の描写が無駄のない文体で記されているだけでなく、その情景が目に浮かび、匂いまで想像してしまうような情緒もある。
これって歴史の重みを理解できないと書けない文章ではないかと思うのです。

この文章を綴ったのは、この宿の店主、そして今回の授業の先生、境祐希さん。
境さんがもうすぐ30歳ってことに(まだ20代なの!?)、ほんとびっくりです。

泊まれる喫茶室_3

境さんは進学を機に奈良へ。
歴史や文化の色濃く残る奈良で学び、さまざまな体験を経て、宿を営むようになりました。
今春のリニューアルを機に喫茶室を併設し、宿泊客以外の方にも立ち寄ってもらえる空間ができました。
注文ごとに目の前で豆から挽き、丁寧に淹れられたコーヒーをいただきながら、至福のひとときを味わうことができます。
境さんを交えて、宿泊客と地元の方が奈良の魅力の話に花を咲かせることもあるんじゃないかな、っと思ったりします。

「奈良の魅力といえば、古いもの・素晴らしいものが残っているところに目が行きがちだが、文化やそれらを守り伝えた人々の営みが現在にも連綿と受け継がれていて、その文脈が町のあちらこちらに残っているのが素晴らしい」と語る境さん。
授業では、境さんのこれまでの歩みや古白での活動、めざすものについて、お話していただきます。
途中、喫茶室から飛び出して、ならまちを少し散策します。
いにしえのかけらみたいなものを体感できるかもしれませんよ。
当日はアイスコーヒー(もちろん、豆から挽いてます!芳醇な香りが魅力)と手作りのパンナコッタをご用意していますので、こちらもお楽しみに♪

泊まれる喫茶室_4

わたくし“なさ”が個人的に思うこと。
境さんと同世代の方にぜひ参加していただきたい!!
店内のいろんなところにちょっとした遊びごころを感じるのも素敵だし、なんといっても若き店主の語る奈良の魅力は「目からウロコ」かもしれませんよ。
歴史や文化は決してカジュアルなものではないけれど、難しいものでもないはずで、何気ないところに潜むその名残を身近に感じる機会になればと思います。

お申込み、お待ちしています。
授業の申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/30256

(なさ)