奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

ラッキー&ご縁

2017.11.04 | 授業info | by Staff

久しぶりの「ならまち」。
ぶらぶら歩いていると、「のら~り くら~り」と前方から怪しげな自転車が!!!

ラッキー&ご縁_1

ムムッ!!!
11月26日(日)の授業「ならまちの動く雑貨屋さん ~出会うとラッキー!?な移動屋台~」の先生、「縁起雑貨 まるや」店主の染井さんじゃありませんか!?
出会えてラッキー!幸運いただき!!!

怪しい・・・とか言ってしまってスミマセン(´;ω;`)ウゥゥ
けど、う~~~む、ならまちに合っているといえば合っているし、どこか怪しいといえば怪しい・・・。

ラッキー&ご縁_8

ここで会ったのも何かの縁!ってな訳で、せっかくなので行商に同行させていただくことになりました。
実はワタクシ、染井さんの引き売り姿を見るの初めてなのです(ワクワク)。

「いらっしゃいませ~、縁起雑貨いかがっすかぁ~!!!」
って大声をあげながら引き売りする訳でもなく、のんび~りと自転車(バイク?)をコギコギする姿は、ならまちの雰囲気を楽しんでるようでした。
まるで、ならまちに溶け込んでいるよう。

ラッキー&ご縁_2

同行してしばらくして・・・
ワタクシ:「今日は人が少ないっすね。」
染井さん:「ですね~。。。ってか、最近はよくこんな感じの日がありますよ。東大寺周辺のお客さんや猿沢池周辺のお客さんにも、もっとならまちに来て欲しくて。でね、僕が引き売りでこっちにお客さんを連れて来たいんですよ~。」
と語ってくれた染井さん。
ほほ~、誘客って色んな角度からできるんだって、改めて感じました。

ラッキー&ご縁_3

さて、この写真↓の
ラッキー&ご縁_4

この看板↓
ラッキー&ご縁_5

何て読むかわかります???
そう「まるや」です。
なぜ「○や」なのか???
授業で聞いてみましょう!

さてさて、この自転車の製作費用、いくらかわかります???
※特注品です。

ラッキー&ご縁_6

これも、授業で聞いてみましょう!!

染井さんが一番大切にしている想いって???(※今わかるかいっ!!)
ヒントは出会ったみなさまとの・・・

ラッキー&ご縁_10

さぁ、これらの質問の答えを知りたい方、ぜひ授業の申込を!!!
「幸運になれる!!!」かも!?ですょ。
授業の申込はコチラ→ http://nhmu.jp/class/28972

(どすこい)

茶がゆに詰まった思い

2017.10.27 | 授業info | by Staff

昔から「奈良の朝は茶がゆで始まる」と言われ、郷土料理として人々に受け継がれてきました。
みなさんは食べたことありますか?

“かっぱ”は少し前まで食べたことがなかったのです。
「茶がゆ」というからにはお粥さんのとろっとしたイメージだったのですが、なんとなんと、奈良の茶がゆはさらさらしているじゃありませんか!
まるでお茶づけみたい(茶がゆに失礼)!

それもそのはず、主にほうじ茶(緑茶や番茶のところも)で炊き出し、粘りが出ないようにさらっと炊き上げるのが奈良の茶がゆの特徴。
そして、お米の甘さも感じることができるのが嬉しい。
めちゃ美味しい。
今まで食べてこなかったことが悔やまれる一品。

茶がゆに詰まった思い_1

先日も「町屋かふぇ 環奈」で食事をしていると、横の若いご夫妻が茶がゆを食べながら、
「茶がゆって美味しいんだ」
「もっとドロドロしていると思ったけど、全然違うね」
「これから大和の茶がゆも朝ごはんにありかな」
「せやね。茶がゆ・パン・ごはん、茶がゆ・パン・ごはん。これでいけるね」
「今日のお昼ご飯はナイスなチョイスやったね」
「おかきを七輪であぶって茶がゆの中に入れて食べるのって、醤油の香ばしいさが抜群でおいしいわぁ」
などなど・・・。
茶がゆの美味しい魅力にはまって、ふたりの会話が弾んでいました。

茶がゆに詰まった思い_2

さて、12月2日(土)の授業「奈良の朝ごはん、茶がゆを学ぶ ~カフェで味わう、伝統の郷土料理~」の教室は、西寺林町にある町屋かふぇ 環奈です。
1歩お店に入ると、和の雰囲気をそこかしこに感じ、とても落ち着いていて何時間も居そうになります。
メニューは茶がゆだけではありませんよ。
「環奈の小箱」というスイーツはカワイイお重がおしゃれで、女性に大人気!

茶がゆに詰まった思い_3

そして、お店の代表・池尾嘉奈子さんがまた素敵な方なのです。
“かっぱ”が書くより、実際話を伺ってもらうのが一番!なので、少しだけ紹介。
池尾さん、環奈を始めるまでは、マナー講師をしたり、奈良のホテルに勤務したりしていました。
そんな池尾さんの転機は!?
ホテル勤務のときに、「共に仕事をする仲間と奈良を訪れた人がゆったりとした時間を過ごせるようなおもてなしをしたい」との思いが募り、数年後にお店をオープン!したそうです。
授業では、奈良への思いを共有する仲間と環奈を経営していることや、お店の大切なコンセプト=「5つの『カン』」に込められた思いなどを、美味しい茶がゆをいただきながら伺います。

茶がゆに詰まった思い_4

最後に、茶がゆの始まりは諸説あります。
大仏建立の時に庶民が米を粥にして食べたとか・・・
僧侶の食事として1200年前から食べられていたとか・・・
江戸時代初期に倹約のために茶がゆが発案されたことが江戸元禄期の書物『河内屋可正旧記』に記されているとか・・・。
ちなみに今でも伝統を受け継ぎ、薬師寺では毎朝、僧侶が朝食に茶がゆを焚いています。

それでは、お申込お待ちしています!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/28983

(かっぱ)

担当者はBARにいる ~世界一のバーテンダーを探せ!~

2017.10.24 | 授業info | by Staff

人口36万人。
その昔平城京があった観光都市・奈良。
俺はこの街の奈良ひとまち大学授業企画者。
そう担当者だ。

担当者はBARにいる_1
注:モスコミュール。担当者のお気に入り。

おもむろにグラスを傾け、カクテルを喉に流し込んだ。
程よく酔った俺は、ラストの1杯をカウンター越しにマスターにオーダーした。

担当者はBARにいる_2

「“ザ・ビギニング”を」

担当者はBARにいる_3

卵型のお洒落な器に敷かれ、まるで「巣」を連想させる。
シナモンに、マスターは火を灯してくれた。

担当者はBARにいる_4

辺りにはシナモンの香りが漂い、このカクテルの雰囲気を更に高める。
卵を割り、飲み口からカクテルを味わう。

担当者はBARにいる_5

2種類のウィスキーで作られたこのカクテル。
アルコールが高いと思いがちだが、驚くほどまろやかな味わいが口に広がる。
飲み口・甘味・香り・見た目が最高な、感動の1杯。
身体と心を癒すこの1杯こそが、まさに完璧。

ふと電話が鳴る。
依頼人からだ。
「世界一のバーテンダーを探して・・・。」
俺はグラスを置きこう答えた。
「もう目の前にいるよ。。」

なーんて、小説っぽくスタートさせたこのブログ。
11月26日(日)の授業「世界一になったバーテンダー ~『ローカルから世界へ』を語る~」にてご案内する「LAMP BAR」の紹介です。
ここは世界一のバーテンダーがいるBARなのです。

世界一のバーテンダーとは、こちらの金子道人さん!!

担当者はBARにいる_6

バーテンダー世界一を決定する大会「ワールドクラスグローバルファイナル2015」で、日本人として2人目の世界チャンピオンに!!

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世界中からバーテンダーが集まるこの大会の参加者は、なんと「2万人」!?
そのなかで世界チャンピオンになるのは、本当に本当に素晴らしいことなんです!
そんな金子さんのお店「LAMP BAR」は、まさに奈良が誇るべき至高のBARなのです!

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入口の二重扉をくぐれば今までいた外界とは別世界に!

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BARの内装も金子さんによるもの!

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金子さんが考えたテーマのもと、こだわり抜いたインテリアで飾られています。

静かな雰囲気の中に潜り込めば、何もかも忘れて最高の1杯を心ゆくまで味わうことができる!

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今までBARに行ったことがない方、ぜひ授業を受けて欲しい!
いや、行ったことがある方もぜひ、授業を受けて欲しい!

授業では、金子さんの提言する「ローカルから世界へ」をメインテーマにお話を伺いながら、みなさん自身でカクテルを作っちゃいます!
お酒に弱い方でも大丈夫です!濃さを調節できます!
ちなみに、どんなカクテルかは当日までのお楽しみッ!

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実は1年以上前からお願いしていた授業なのですが、金子さんはチャンピオン後のアンバサダー(大使)として世界中を飛び回っており、ようやく今回、先生を引き受けていただきました!
(でも、11月もオランダ&モルディブへ!超多忙です!)

こんな最高のお店で奈良ひとまち大学の授業を受ける機会なんて、そうありませんよ!!!
ぜひ受けていただきたいッ!!!

担当者はBARにいる_13

まずは授業に申し込んでいただかなくては始まりません。
授業の申込はこちらから↓
http://nhmu.jp/class/28977

あの方もこう申しております。
「かくて、われらは今夜も飲む、たしかに芸術は永く人生は短い。
 しかしこの一杯を飲んでいる時間くらいはある。
 黄昏に乾杯を! 」
 開高健(小説家)

(ask)