奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

出張@神戸モトマチ大学

2015.04.11 | 広報課 | by Staff

今日は出張ということで、いつもは奈良で活動しているスタッフが県外へ。

というのも、「神戸モトマチ大学」さんがホストとなって開催された「第1回コミュニティカレッジ・バックステージ」に参加してきたんです。

出張@神戸モトマチ大学_1

このコミュニティカレッジ・バックステージは、全国にある奈良ひとまち大学のような活動を行っている方々が集まり、運営手法や「まなびかた」「ひろげかた」などを共有する場として開催されました。

第1回である今回は、全国から25校が集まりました!
愛媛・千葉・兵庫・大阪・京都・神奈川・島根・東京・群馬・長野・宮城・茨城・高知・沖縄・徳島・熊本・新潟と、全国各地から来られていてビックリ!!!

出張@神戸モトマチ大学_2

普段とは逆の立場で、私たちスタッフが他の大学で授業を受けるという、ちょっと変わった経験をすることができました。

できている部分・できていない部分、良い点・課題などなど・・・
普段だったらなかなか立ち止まって自分たちのことを考える時間が取れないことが多いのですが、違う大学の活動を通して、奈良ひとまち大学を振り返ることができました。

出張@神戸モトマチ大学_3

この場を借りて、運営してくださった神戸モトマチ大学さんに御礼申し上げます!
ありがとうございました!!

☆おまけ☆
名札をもらったんですが・・・何と!!
学長に間違われてました(笑)

出張@神戸モトマチ大学_4

(GA-3★)

漆ってなんなん?

2015.04.05 | 打合せ | by Staff

本日は、4月26日(日)の授業「カジュアル&ポップなNEW漆器 ~気鋭の作家が案内する、漆芸の世界~」の打合せのため、先生・阪本修さんの工房へお邪魔しました。
阪本修さんについて知りたい人は、このブログを見てねっ☆彡
↓↓
ひとまちブログ「奈良発!若き塗師が手掛ける『Urushi』の世界」
https://nhmu.jp/blog/info/8185

せっかく工房に来たんだから、「Urushi no irodori」の制作過程を垣間見たい!とお願いして、いろんなところを公開してもらいました。

個人的に一番見たかったのがこれ。
パキっとした色彩の漆たち。

漆ってなんなん?_1

これは、通称「漆風呂」。漆を乾燥させるための場所です。

漆ってなんなん?_2

「漆が乾く時間に合わせて仕事してますねぇ~。」
その日の仕事量も、漆の乾燥待ち次第で変わるんだって。
大女優みたいだね。

ピンクの色漆&完成品。
半年ぐらいたったら、今よりも鮮やかな色になるらしい。

漆ってなんなん?_3

これは、生漆。

漆ってなんなん?_4

生漆を攪拌して加熱し、茶色の半透明になったものに色を入れて使います。
ちなみに、上は黒の色漆。
下は、生漆を攪拌して加熱したもの。
コレに色を混ぜて・・・が想像できない・・・。

漆ってなんなん?_5

試し塗りしたらこんな感じ。
こうなると、どちらが黒色か一目瞭然ですな。

漆ってなんなん?_6

いわゆるフォーマルな漆器だと、何度も重ね塗りして磨いて仕上げるのですが、100回重ね塗りしても、3mm程度の厚みにしかならないそう。
例えば、こんな感じ。
これは、「第30回日本伝統漆芸展」で入賞した乾漆の食籠(じきろう)です。
これぞまさしく日本の美だね。

漆ってなんなん?_7

こんなんもありましたよ。

漆ってなんなん?_8

迷彩柄なんて、おっしゃれ~。
よーく見ると、それぞれの模様がぽこっとしててカワイイし。
「男性にも受けそうなデザインやし、えぇやん、売れそう♪」と思いきや、
「いや、これは試作品なんです」とのこと。
それぞれの色をマーキングしてのせて、定着したらマーキングを外して・・・を幾度となく繰り返して完成させるので、すごく手間がかかるんですって。
商品化するとなれば、素材や手作業に見合った価格設定が必要になるけど、需要と供給がピタッと合うのはどの辺りなのか、難しいところですよね・・・。
「違いがわかる男の・・・ダバダ~」みたいな世界観が存在するのだろうか??
とはいえ、この「違いがわかる」っていうのは、「漆芸のことを知ってるか否か」だと私は思うのです。

今回の授業では、画像を交えて、わかりやすい言葉で、漆芸の世界に誘います。
ほら、このとおり。

漆ってなんなん?_9

漆のこと、奈良で押さえておくべき漆工芸品のこと、そして阪本さん自身のものづくりへの思いを語っていただきます。
漆芸のこと、なんも知らんけど・・・という人も、ひょいと飛び越えられる高さに敷居を設定してくださっています。
むしろ、知らない人に知ってもらうことが大事♪
そして、おもしろい!と思ってもらえたらなお良し!!な授業にするべく、現在パワポでデータ作成中 by 阪本さん。

当日は、「Urushi no irodori」シリーズなど、阪本さんが手掛けた漆芸作品も登場しますので、ぜひ手に取ってご覧くださいね。
お申込み、お待ちしています★

授業の申込はこちら ↓
http://nhmu.jp/class/21523

(なさ)

いま、「こたろう」がアツイ!! その2

2015.04.04 | 授業info | by Staff

奈良で「鯛焼き」と言えば、こたろう!
奈良で「一丁焼き」と言えば、こたろう!!
「こだわりの鯛焼き」と言えば、こたろう!!!

そのこたろうが今、おもしろいことになってるってこと&「Edward Coffee & Roasters」のことは、「いま、『こたろう』がアツイ!! その1」でご紹介したので、今回は「よしの舎」と「こたろう」をごしょうか~い!!

和菓子の「よしの舎」
店主の吉野和恵さんは、以前は、人の命を守ってくれる看護師さんだったんですって。

いま、「こたろう」がアツイ!! その2_2

そんな吉野さんは、あんこが大好き、和菓子が大好き!
そして、「自分の大好きなあんこの美味しさをたくさんの人に知ってもらいたい」と、常々思っていたとのこと。
そんなある日、運命の日が・・・。
こたろうの井上さんと出会い、Edward Coffee & Roastersの山口さんと一緒に、共同運営を始めたのでした。
よしの舎のあんこは絶品。
丁寧に作られたやさしい味のあんこがふんだんに使われているあんみつやおぜんざいは、ほっこりした気分にさせてくれるんです。

いま、「こたろう」がアツイ!! その2_5

そんなよしの舎の吉野さんの夢は・・・・・・。
この続きは、ぜひ授業で聞いてください。

そして、一丁焼き鯛焼きの「こたろう」。
言わずもがな、奈良で一丁焼きの鯛焼きと言えば、こたろうをおいて右に出るものなし!
2kgほどある重たい鋳物を回し、ガランゴロンと音を立てながら焼かれていく鯛焼き。
その香ばしい香りは、風に乗って遠くからも楽しめます。
今では、鋳物の種類も増え、小鯛の鯛焼き(かわいい)や、なんと!鶴亀の形もあり、鯛焼きじゃない鯛焼き(笑)も楽しめるんですよ。
それに、井上さんのウィットに富んだ話は、鯛焼きを食べるのを忘れてしまうくらいおもしろい!

いま、「こたろう」がアツイ!! その2_6

こたろうの井上さん、Edward Coffee & Roastersの山口さん、よしの舎の吉野さん、3人とも、人が大好き、話すのが大好き、そして笑顔がステキ!

その1、その2・・・とブログを書いていたら、無性に鯛焼きとコーヒーとおぜんざいが食べたくなってきた~。
そんな美味しい出会いと、人との出会いが、こたろうには詰まっています!
さぁ、こたろうへ!!

いま、「こたろう」がアツイ!! その2_4

4月25日(土)「3つの個性、3つのおいしさ ~鯛焼きとコーヒーと和菓子の店~」授業のお申込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/21504

(かっぱ)