奈良ひとまち大学

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本来の甘酒は麹から作るんです!

2023.03.03 | 授業info | by Staff

ちょ~っと暖かい日があったり、まだまだ寒い日があったり。
三寒四温とはよく言ったものです。
みなさん、いかがお過ごしですか?

さぁそんなニアリー春に提供させていただく3月26日(日)の授業「おいしいお米と発酵のちから ~大和高原醸造所の甘酒づくり~」は、「お酒」の授業です!

先生は、大和高原醸造所 代表/杜氏の喜多正諭(まさつぐ)さん。

本来の甘酒は麹から作るんです

喜多さんは大学卒業後、大和郡山市の酒造会社へ入社。
20数年、杜氏として仕事をされました。
杜氏とは、酒造りの現場を仕切る製造責任者。
ひとつの酒蔵に1人しかいない職業のことです。
責任重大ですネ。

ところが訪れてきたのが「コロナ禍」。。。
酒造りをやめる酒蔵が出てきました。
時間ができた喜多さんは、米を作る勉強を本格的にしたいな・・・と考えていたところ、田原地区のお米に出会います。

本来の甘酒は麹から作るんです

田原地区は、奈良市の東部にある里山。
喜多さんはお米のうまさに感動し、その後、紆余曲折あって、田原地区に大和高原醸造所を造られました。

大和高原醸造所ホームページ
https://my-site-103572-109167.square.site/

でも、今回の授業の教室は「奈良ゲストハウス 神奈寐(かむなび)」。
本当は大和高原醸造所で授業を行いたかったのですが、準備が整わないので、次回以降のお楽しみとさせていただきます。

授業では喜多さんご自身のことや仕事のこと(現在も冬場は杜氏として酒蔵で仕事をされています)、大和高原醸造所設立、そしてこれからのことを伺います。
キーワードとなるのは、「田原地区」そして「発酵」。

本来の甘酒は麹から作るんです

大和高原醸造所が販売している奈良県大和高原産米100%米麹100%の「生あまさけ“すい”」についても伺いますよ!
酒粕からでなく、麹から作るのが本来の甘酒だそうです!!

本来の甘酒は麹から作るんです

授業は、奈良ゲストハウス神奈寐にて、お酒をいただきながら、お酒についての話を聞く!そんな授業スタイルです。
メニューは参加してからのお楽しみ!!

飲酒を伴いますので、残念ながら20歳未満の方はご参加いただけません。
ぜひ大人のみなさんのお申込をお待ちしております!

本来の甘酒は麹から作るんです

まずは申込をしていただかなければ始まりません。
あの方もこう申しております。
「酒!飲まずにはいられないッ!」
ディオ・ブランドー

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/38944

(ask)

出会いのかがやき♪

2023.02.26 | 授業 | by Staff

今回の授業「奈良をもっと楽しむプロジェクト ~市職員の枠を超えた奈良愛って?~」に従事する前から、先生は奈良市役所秘書広報課からお招きしていると聞いていたので、ちょっとかしこまっていた私。
でもお会いしたら、あらまぁ超ソフトな雰囲気。
教室の「NARALLY BASE」のナチュラルな感じともしっくりきて、緊張感ZEROに。

出会いのかがやき

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「奈良を知り、奈良を楽しむ」
http://nhmu.jp/report/39140
「奈良の活性化に取り組む高松さんの熱い思い」
http://nhmu.jp/report/39018

授業が始まると、ソフトながらもぐっと人をひきつける魅力をまとっていて、ハイペースで話が進んでいきます。
奈良市民である私が知らない現実もたくさん。
正直、メモの手が追いつきません状態。
市役所の職員という立場から奈良の今を見つめ、活力ある奈良の未来を切り開いていくその熱い思いが人の心を動かし、数々のプロジェクトを実現させているんですね。

出会いのかがやき

お話の中で特に気になったのは、奈良市トライアル・サウンディング。
公園で何かをやってみたい!という目的だけで人が集まり、つながっていくなんて素敵すぎる。
規模は大きく違うけれど、私たち公民館がめざすもののひとつと似ている気がして、明るい未来が雲間から垣間見えたように感じました。

出会いのかがやき

授業終了後、自転車で颯爽と去っていく高松さんの後ろ姿は、「いつか誰かがではなく今自分たちが」という強い意志の表れか、眩しすぎるほどのきらきら感であふれていました。
今あるものを大切にしながら、少し先を見据えて何かを変える勇気。
明日からの自分に新しい風が吹いた気がしました。

(お菓子な世界)

ビャンビャン麺はもちろん、もうひとつのおすすめは王店長!?

2023.02.26 | 授業 | by Staff

今回の授業「ビャンビャン麺ってなんだ? ~メディアで話題の西安料理~」の主役は、中国・西安の名物料理「ビャンビャン麺」。
そのビャンビャン麺を日本に初めて紹介したのが、「王楽園」の店長、王(わん)さんだそうです。

ビャンビャン麺はもちろん

現在では、インスタントのビャンビャン麺が売られていたりしますね。
日本全国にお店ができたりして、話題の麺料理です。
「コンビニで売ってて、珍しいから食べた」と私の娘が話していたくらい、若者にも人気があるようです。

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「身近な中国 奈良と『王楽園』とビャンビャン麺」
http://nhmu.jp/report/39012
「初授業」
http://nhmu.jp/report/39124

さて、この授業に参加した学生のみなさんの理由はというと?
「このお店でビャンビャン麺を食べておいしかったので、ビャンビャン麺についてもっと深く知りたかった!」
「王楽園に食べに来たことがあるが、ビャンビャン麺を食べたことがなかったので。」
「おいしいものに目がないので、即!申込しました。」
・・・など、様々な思いで参加していることがわかりました。

ビャンビャン麺はもちろん

ご夫婦や親子(お母さんと息子さん)での参加もあり、年齢・性別も様々でした。
なかには中国語が堪能な方も居たようで、王店長と中国語でお話ししている様子もうかがえました。
王店長は、とてもお話が上手で、ビャンビャン麺についての説明だけでなく、中国・西安の歴史、王店長の生い立ちについて、日本そして奈良に来た理由についても詳しく、時にはユーモアを交えながらお話ししてくださいました。
楽しいお話をお聞きしているうちにお腹の虫が鳴り出し、待ちに待ったビャンビャン麺の登場です!

ビャンビャン麺はもちろん

麺の幅は、5~6cm?
もっとあるでしょうか・・・お箸で持ち上げるのに、みなさん苦労していました。
麺の幅が太い、長い、重い!!

ビャンビャン麺はもちろん

野菜と豚肉に山椒や唐辛子でピリリとスパイスを効かせた汁なし麺。
みなさん美味しそうに召し上がっていました。
きっとその日の夜ご飯は必要なかったでしょうね(笑)。

食事の後には、「ビャン」を表す漢字(57画もある!?)を各自でカードに書いてみました。

ビャンビャン麺はもちろん

そういえば、お店の中を見渡すと壁にはたくさんの「ビャン」の文字。
学生のみなさんが書いたカードもお店に掲示していただきました。

ビャンビャン麺はもちろん

楽しい時間は、あっという間に過ぎ、終了の時間となりました。
王さんの巧みなお話とおいしいビャンビャン麺で盛り上がった今回の授業。
お腹も心も満腹になったのでは?
これから王楽園に行くなら、店長の王さんにも声をかけてみてください。
きっと楽しいお話を聞かせてくださると思います。
ビャンビャン麺と王店長!
またひとつ、奈良でおススメのお店が増えました。

ビャンビャン麺はもちろん

(rain-d)