奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

2023.02.19 | 授業info | by Staff

みなさ~ん、パンは好きですかぁ~?
そんな言葉から始まりました、このブログ。
ほぼ毎日、パンにはお目にかかっていることだと思いますが、みなさんはどんなパンが好きですか?
食パンに菓子パン・総菜パンと、今やいろいろな種類があり、好みも千差万別。
お店に行ったら選ぶ際にはとても悩んでしまいます。
多くのお店があって、パン屋巡りもこれまた楽しいものです。

さて、3月19日(日)の授業「天然酵母パンをはじめた理由 ~子どもが安心できる食を求めて~」の先生は、「天然酵母パン工房くりぱんクラブ」店主の栗野貞美さん。

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

とても気さくで元気いっぱいの栗野さんは、もとからパン屋さんをしようと思っていたわけではないんです。
きっかけはご自身の子どもさんへ「安心・安全なパンを作ってあげたい」との思いから。
そこからパン教室を開いたりするうちに、次第に自分のお店を持ちたいと思い、現在に至っています。

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

こちらが天然酵母パン工房くりぱんクラブです。

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

看板からも栗野さんの元気さが伝わりますよね!

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

栗野さんが作るパンだから「くりぱん」。
くりぱんクラブのパンは、全てこの店内で製造され、販売も含め全て栗野さんお独りで行っています。
店内で素材にこだわり手間ひまかけて作り出されたパンを、「くりぱんず」と呼びます。
くりぱんずは、風味が良く、噛めば噛むほどうま味が感じられ、食べた人をとても幸せな気持ちにしてくれます。

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

安心・安全が第一で、素材もしっかり吟味されています。

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

この窓越しのスペースで、くりぱんずが生まれます。

優しさたっぷり、元気いっぱいパン屋さん

・・・と、この続きは授業で。
このブログに書いた内容についても、もっと詳しく伺いますよ!

スペースの都合で、教室は天然酵母パン工房くりぱんクラブの目と鼻の先にある「名勝大乗院庭園文化館」です。
授業の最後に、実際にお店を見ていただきます。
看板パン「くりぱんバゲット」のお持ち帰りもありますよ。
みなさん、ぜひお申し込みくださいね!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/38940

(つて)

高松さんが考える、奈良の魅力を伝える情報発信とは!?

2023.02.04 | 授業info | by Staff

2月26日(日)の授業「奈良をもっと楽しむプロジェクト ~市職員の枠を超えた奈良愛って?~」のご案内です。

今回の授業の先生は、「編集奈良」代表の高松明弘さんです。
編集奈良とは、地域の社会人や学生と一緒に情報発信に取り組むプロジェクト。
「うん?サブタイトルにある『市職員の枠を超えた』って、どういうこと?」と思いました?
そうなんです!
高松さんは奈良市役所の職員でもあります(^^♪
現在、秘書広報課シティプロモーション係長としてもご活躍です。

高松さんが考える、奈良の魅力を伝える情報発信とは

高松さんは大学卒業後、一度は奈良を離れて塾講師の仕事に就きました。
塾で中学校社会科の奈良時代を教えている時に、故郷・奈良の良さを実感したそうです。
そして、子育てするなら奈良がいいと30代でUターン。
中高一貫校で数学の先生をしながら、奈良の活性化をめざす活動を始めました。
この後、市役所職員に転職するのですが、このあたりからは授業で詳しくお聞きください!(^^)!

高松さんが考える、奈良の魅力を伝える情報発信とは

そんな高松さんに先生をお願いすることになったのは、ある公民館職員からの紹介がきっかけです。
その公民館には高松さんのお父さんが利用者としてよく来館されていて、「うちの息子がね~、市の職員なんだけど、こんなことやってて」なんてお話を聞いているうちに、「奈良ひとまち大学の先生やってもらったらいいやん!!」となり、お声をかけた次第。
ちょっと緊張しながら初めて電話をかけさせてもらった時、「ありがとうございます!喜んでお引き受けさせていただきます」と、すごーく明るく快諾いただきました。

高松さんが考える、奈良の魅力を伝える情報発信とは

打合せまでの間、お父さんから高松さんのことをいろいろ聞いたこと以外に、インターネットでも高松さんを検索してみました。
そうすると・・・本当に出るわ出るわ、この時点ではまだ会ってないのに、高松さんの経歴から奈良への思い、現在取り組んでいるプロジェクトまで、本当に詳しく且つ分かりやすく発信されていました。
おかげで、初めてお会いした時から、失礼ながら親近感というか緊張しすぎないでお話しすることができました。

お会いして話していると、高松さんの口から「情報発信」というワードがたくさん出てきて、私がインターネットで高松さんのことをたくさん知ることができたこととつながりました。
高松さんは、受け手に分かりやすい情報発信の方法を、めちゃくちゃ考えているんだなと、お話ししていて実感したのです。

高松さんが考える、奈良の魅力を伝える情報発信とは

そしてさらに、話も端的で分かりやすい!!
これにも感動しました。
教員をしていた時に、子どもたちに教える際は、短いセンテンスで伝えることを意識されていたそうで、それは今、若い人たちと接する際にも意識されているそうです。
なるほど、納得。

高松さんが考える、奈良の魅力を伝える情報発信とは

授業では、奈良市職員として取り組んでいる広報のことや、プライベートで設立された編集奈良のことを中心に、お話を伺います。
また、高松さんの視点で見た奈良の「現状」と「これから」について、奈良の魅力スポットの紹介、奈良の最新情報を手に入れる情報収集術などなど・・・これからどのような活動をしていくのか、どのようなところにまちの魅力を感じているのかも含めてお聞きできると思います。
ぜひお申込ください♪
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/38824

(おーちゃん)

みんなおいでよ!絵本ホテル

2023.01.29 | 授業 | by Staff

こんにちは。
本当にお久しぶりな“くすきち”です。
奈良ひとまち大学の授業に従事するのは一体何年振りだろうと手元の資料をさかのぼって調べてみたら、なんと実に2年振り!!
時が経つのは早いなぁ~と、しみじみ・・・。

さて今回、授業で「絵本ホテル」が取り上げられるという情報を一足早くキャッチした私は、「これは絶対行きたい!絵本ホテルの中に入りたい!」と、授業担当の“もりぞー”に直談判!
自ら授業スタッフの座をゲットしました!!
というのも、数年前に新聞で絵本ホテルがオープンするという記事を目にして以来、ずーーーーーっと気になっていたんです。
でも、なかなか都合がつかず。
コロナ禍になり、お出かけ自粛ムードもあいまって、一度も行くことができずにいました。

みんなおいでよ!絵本ホテル

今回の授業「絵本ホテルができるまで ~奈良発の子ども目線ホテル~」は、ホテル内の見学ができるだけじゃなく、経営者のおふたりを先生にお迎えして、絵本ホテルができた経緯やコンセプトなど、ナカのお話が聞けるチャンス!!
これはスタッフとして潜入するしかないでしょ!
ってことで、スタッフベストは着ているものの、気持ちは学生のみなさん同様、ワクワク☆ドキドキ☆
あ、ちゃんと仕事はさせていただきましたよ~。

さて、当日。
事前に“もりぞー”から「えっ!?こんな場所にあるの?って一見見過ごしてしまうような所にありますよ!」と忠告されていたものの、絵本ホテルに到着した時、まんまと「えっ!ココ??」って声に出してしまいました。

みんなおいでよ!絵本ホテル

本当に隠れ家的な場所です。
学生のみなさんたちが迷わないようにと、スタッフ“おーちゃん”が外で道案内をしてくれていましたが、おそらく誰も迷わずに集合。
みなさん事前準備が完璧で、素晴らしい!
今回の授業に対する学生のみなさんの熱量が伝わります。

私たちは、事前打合せと教室の準備をするために学生のみなさんたちより先にホテル内へ入らせてもらうのですが・・・んんっ??入れない。
「どこが入口?ドアはどこっ?」と焦る私に、先生の四方充さんが「ここですよ。こうやって中に入るんです」と優しく教えてくださいました。
宿泊されるお客様から1か月に1~2回は、「どうやって入るんですか?入り方がわかりません!」と充さんに電話が入るそうです。
ですよね!
私だけじゃなかったwwwちょっとホッとした(笑)。
いやいや、本当に某忍者村の仕掛けを連想させるような隠し扉になっているんです。
これは実際に行って体験していただきたいので詳しくはナイショ。

私と同じように入り方がわからなくて悩んでいた学生さんもちらほら。
そこは先輩風を吹かせた私“くすきち”がヒントを差し上げましたよ!
わからなかった者同士の情報共有です。
これ以外にもホテル内には、かわいい仕掛けとアイデアがいっぱい!
ぜひ、ご自身で見つけてください♪

入口の扉を開いた先に広がるのは、まさに絵本の世界。
なんと常時200冊置いてあるそうです。
季節やイベント毎に内容を入れ替えながら、四方実さんが海外の絵本をメインに選書しています。
「絵本で文化を伝える」をコンセプトに、絵本を通じて、日本に居るだけでは感じづらい海外の文化に触れる機会を作っています。

みんなおいでよ!絵本ホテル

授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください★
「絵本×ホテル×奈良の魅力のハーモニー」
http://nhmu.jp/report/38911

絵本ホテルのメインターゲットは子ども。
“もりぞー”が、ひとまちブログ「ようこそ絵本ホテルへ」でも紹介していたように、洗面台やトイレ、ドアのノブ、電気のスイッチなどは、子どもが使いやすい高さにセッティングされています。
私の体感的におそらく4~6歳ぐらいの子どもに本当にちょうどいいサイズ。
お家では踏み台などを置いて使っているものを、このホテルでは何にも乗らず、自分ひとりでやり遂げられます。
でも・・・これは大人目線からすると、実に使いづらい!!
いちいち腰をかがめたり、しゃがんだりしないといけません。
はっきり言って不便!!

みんなおいでよ!絵本ホテル

このことについて充さんが仰った言葉がとても印象に残っています。
「子どもは毎日こういう使いづらい世界で生活しているんですよ。届かない高さのものを必死に取って、文句も言わずにがんばっているんです。だからこそ、このホテルで過ごす時間ぐらいは、その苦労を大人が代わってあげましょうよ!」
めちゃくちゃ私の心に響きました!
本当にそのとおりです。
そんなこと考えたこともなかった。
それが当たり前だと思っていたから。
毎日、時間に追われ、忙(せわ)しなく過ぎていく日常。
絵本ホテルは、時計もテレビもない本に囲まれた空間で、寝る直前まで親子でゆっくり過ごす「ほっこりタイム」を提供してくれます。

「な~んだ、子どもが一緒じゃないと利用できないんだー」と思った、そこのあなた!
大人だけでも利用できますよ!
なんなら大人が読んでも楽しめる絵本がいっぱい!
絶対読んだことのない素敵な1冊にも出会えるはず。

みんなおいでよ!絵本ホテル

「でも、宿泊しないとダメなんでしょ?」と思った、そこのあなた!
デイユース可能です。
3時間と5時間のメニューが設定されているので、用途に合わせて利用できます。
しかも!宿泊は1日1組限定ですが、デイ利用に関しては何組でも何人でもOK!
卒園・卒業・入園・入学シーズンに友達を誘ってみんなでパーティーをしたり、フォトスタジオのように映える写真を撮ったり、ワイワイ楽しむ方が多いそうです。
詳しくは絵本ホテルのInstagramなどをチェックしてください。
ちなみに、授業終了後に春休みの空き状況をお伺いしたところ、「もう何か月も前から予約が埋まっています」と言われました・・・。
ですよね~。
これは予約争奪戦必至!

いま流行りの「没入体験」ができる絵本ホテルは、これからも進化して発展していきます。
四方充さん・実さん、素敵なお話をありがとうございました!
今回、スタッフとして絵本ホテルを堪能させていただき、感動しました♪
夏休みにぜひとも利用したい“くすきち”は予約がんばりますよ!

(くすきち)