どうも!
音楽は「聴くのが専門」の“よっしー”です!!
歌うのはちょっと・・・ね(照)。
と、小学校から音楽の成績が5段階評価でアヒル(=2)だった私が何言ってんだって話ですが、みなさんは不思議に思ったことはありませんか?
「作曲家ってどうやって音楽を作ってるんだろう」と。
その答えのひとつとして私が知っているのは、マクロスプラスやカウボーイビバップでお馴染みの菅野よう子さんが、雑誌かテレビのインタビューで「曲は作るんじゃなくて降ってくるもの」と言っていたことでした。
20歳になるかならないかの私は、その言葉に「だからベートーヴェンは耳が聞こえなくなりつつあっても月光とか作れたんや!天才ってやっぱちゃうなぁ!」と妙に納得したものでした。
しかし、あれから歳を取り、夢見る少年じゃいられなくなった私は思ったんです。
「あれはメディア用の言葉だったのではないか」と。
そんな時、2月5日の授業「歌声を奈良の風にのせて ~氷置晋のミュージックライフ~」の従事の話があったので、1も2もなく手を挙げました!

授業は、前半はシンガーソングライターの氷置晋さんのお話で、後半はみんなで曲づくりという構成。
氷置さんがみんなに意見を聞きながら、30秒ほどの曲を歌詞つきで完成させました!
このあたりの様子は、ひなよ ゆりあちさんのレポートにお任せします!!
「いかにして歌を作るか?シンガーソングライターが誕生するまで」
http://nhmu.jp/report/38927

授業と片付けが終わり、ひと休みの時。
ここがチャンス!と、氷置さんに「曲はどうやって作っているんですか?降ってきたりするんですか?」と質問をしてみました。
すると答えは、「コードをつなぎ合わせて作っているんです」とのこと。
「『コード』って、なんじゃいな?」と思いつつも、「定型のリズムのパターンがたくさんあって、それを作曲者?編曲者?が好みに合わせてくっつけて音楽を作っているってことですかね!?」と言ったら、「う~ん、まぁそんなカンジです」とのこと。
イマイチ理解できなくてすんません!

で、氷置さんのお話を聞いていると、最近の若い人の曲は、通常つなぐべきコードじゃないコードをつなげる曲が多いそうで、Official髭男dismの曲がまさにそれで、違和感アリアリの超難しい曲らしいです。
「違和感がハマるって、生ハムメロンみたいなモンですかね!!」と、音楽的なことはわからないので、なんとか身近な例えでこちらのフィールドに引き戻そうとした矢先。
「わかるーー!」とスタッフの“たかねぇ”が登場!
た「んっんー♪ってきて、んんー♪がくるのって違和感ありますよね!」
氷「そうそう!んっんー♪ってきて、んんー♪てくるとキーーーッ!ってなる!(笑)」
た「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がなんちゃら」
氷「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がこーたら」
嗚呼・・・2人の世界に・・・。
そういえば、“たかねぇ”は音楽が得意だったなぁ。

ふと横を見ると、同じく佇んでいる“もじゅ”が!
仲間やん!と思って声をかけてみました!
よ「なんの話かわかんないねー(笑)」
も「ですねー!音符記号とかもう忘れちゃいましたよ(笑)」
よ「あれあれー?もしかして“もじゅ”も音楽の成績はアヒルやった?」
も「いえ、僕は10段階評価で8か9でしたよ」
よ「そっか・・・」
も「いえ、なんかあの・・・すみません。」
その時、僕の頭の中に哀しげなメロディが流れると同時に、「あぁ、菅野さんの言うことを一瞬疑ったけど、もしかしたらホンマかもしらん」と、窓から夕日が差す講堂で思いました。

音楽を作るのって、いろんなパターンがあるっぽいようですが、んー、また謎が深まりましたね。
レポートを書いてくださった ひなよ ゆりあちさんも作曲に興味があるようですし、また機会がありましたら、氷置さん!
このあたりのことも、ぜひ授業でお話ください!!
楽しい授業をありがとうございました!
☆おまけ☆
授業で氷置さんが学生のみなさんと一緒に即興で制作した楽曲がYouTubeにアップされました!
氷置晋YouTubeチャンネル
「40分ぐらいで皆さんと作ってレコーディングした即興ソング」
https://www.youtube.com/watch?v=fqTw92PILs8
(よっしー)
2022年最後の奈良ひとまち大学の授業は「キャンドル屋さん誕生秘話 ~奈良の魅力をキャンドルに詰めて~」です。
当日はクリスマス。
いい天気に気分もウキウキ!
キャンドル作りにはぴったりの日ですね。

見本の可愛らしいキャンドルを飾り、私も参加したいな~と思いながら準備へ。
学生のみなさんも続々と集まり、楽しみにしてました!と嬉しそうに話してくれました。
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「クリスマスにワクワクのキャンドル作り☆」
http://nhmu.jp/report/38766
「初めてのキャンドル作り」
http://nhmu.jp/report/38890
「キャンドル屋さん誕生の秘話」ということで、まずは先生のお話。
学生時代にケーキ屋さんと車販売会社でアルバイトを始め、車好きが高じてディーラーの営業職に就職。
就職したときから、いつか自分の店を持ちたいという夢があったそうで、ディーラーを退職後にカフェを経営。
そのカフェのロゴをいろんな素材で作ったそうですが、いちばんしっくりきた素材がロウ。
そこからロウに興味を持ち、火を扱うものなのでしっかりと学ばないと!ということで、ロウについてあちらこちら(彼方此方=カナタコナタ)に出向いて勉強し、キャンドル屋さんを開業しました。
プレゼントして喜ばれ、飾ってもよし、灯をともしてもよし。
そんなキャンドルに魅せられたようですね。

さあ、ここからはお待ちかねのキャンドル作り。
みなさんも、そわそわしてきました!
まずは土台作りです。
先生があらかじめ準備してくださった溶かした白いロウを紙コップに入れて、お箸でぐるぐるかき混ぜます。
そうして温度を下げながら、手で握れるくらいの硬さにしていきますよ~。

熱いのかと思ったら、ほんわか温かいくらい。
また、すぐ固まってしまうのかと思ったら、意外にしばらく柔らかい。
この柔らかい間にラップで包み、おにぎりを作るように土台を形作っていきます。

みなさん見本のキャンドルを見て作りたい動物を思い描き、ぎゅっぎゅっと握りながら、周りのみなさんと「何作る?やっぱりシカかな?」「来年の干支のウサギがいいかな?」と賑やかに作業中。
土台のボディに灯をともす紐を差し込んだら、次はパーツを付けていきます。
いろんな色のロウを手で握って体温で柔らかくし、細かい手や足・ひげなどを付けると、ほら!可愛いくなってきた!

目や手足の位置が違うだけで、それぞれの個性が出てきます。
みなさん試行錯誤しながら、パーツを付けていきました。
最後にパーツが外れないように、たっぷり溶かしたロウにそろ~っととくぐらせてコーティング。
ゆっくりしすぎるとパーツが溶けてしまうし、速くすると全体にいきわたらなかったり、パーツが外れたりします。
なかなか難しい作業・・・。
みなさん恐る恐る、そして緊張の一瞬!でロウをくぐらせると、はい!できあがりました!

わいわいとキャンドル作りが無事終了。
今日はクリスマスということで、先生からクリスマスプレゼント!
お店の可愛いロゴのシカさんキャンドルをいただきました。
みなさんが作ったオリジナルキャンドルと一緒に持ち帰ってもらいます。

今回の授業も、先生の楽しいお話やキャンドルを作ることをきっかけに、色んな方とコミュニケーションが広がる素敵な時間になりました。
ならまちにお出かけする機会があれば、ぜひ「canata conata」に足を運んでみてくださいね。
かわいいキャンドルたちに出会えますよ。
(わっち)
紅葉シーズンも終盤を迎える11月27日、授業「奈良でソロキャンプ、のススメ ~話題のソロキャンプブランド~」のお手伝いに行って来ました。
教室は奈良市黒髪山キャンプフィールド。
私にとっては小学生の頃に剣友会の仲間と一緒に遊んだ懐かしい久しぶりの場所です。
当時は勢いよく滑走するターザンロープや底の見えない不気味な池の上を歩く丸太の遊具など、スリル満点のアスレチックが充実していました。
現在は青少年を中心とした団体が利用できるキャンプ場として運営されているようです。

教室に辿り着くと、焚き火台やプロジェクターなどのセッティングを株式会社ライズクリエイションのスタッフさんと“よっしー”が、黒髪山キャンプフィールドのスタッフさんたちは斧で薪割りをするなど、着々と授業の準備を進めてくれていました。
みなさん手際がよく、あっという間に準備が完了。

教室の周りを見渡すと、モミジやコナラが見事に紅葉していて、趣ある秋の風景が広がっていました。
今日はちょうどいい気温と湿度で、紅葉も綺麗だし、先生のお話も後半の体験も盛り上がりそうな予感。
心ウキウキとのぼり旗を持って学生のみなさんをお迎えしました。

受付が無事終了し、前説に続いて学生のみなさんの自己紹介。
「山を登るようになって奈良でキャンプができたらと思って」「ソロキャンプって何をするのか興味があって」など、学生のみなさんは色んな思いを持って授業に臨まれていました。

自己紹介を終えて授業開始。
先生は株式会社ライズクリエイション代表取締役の坂口竜一さん。
独立して会社を立ち上げるきっかけとなったお話からスタートです。
どんなお話を聞かせて貰えるのか楽しみですね♪

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「熱い社長のいいお話」
http://nhmu.jp/report/38596
先生のお話は、まず、「お客様・会社・世間の三方良し!の商売を行う」という企業理念を掲げ、「とりあえずやってみよう!」という精神で、インターネット通販全般から自社製品の開発まで、お客さまの声に応えながらやってきたということ。
そして、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいというような次なる目標の話。
さらに、ソロキャンプブランド「AND MYSELF」のキャンプ用品の誕生秘話など、盛り沢山の内容で、学生のみなさんは先生のお話に引き込まれていました。
続いて後半は、外で「AND MYSELF」のキャンプ用品を使っての焚き火。
着火剤を一番下に置いて薪を組んで火をつけると、網目の「AND MYSELF」のロゴが炎の明かりでくっきり浮かんでいました。
オシャレな焚き火台で、コンパクトで持ち運びも簡単そうでした☆

授業は終盤。
みんなで焚き火台を囲んで、先生が用意してくれたマシュマロを炙ったりウインナーを焼いたり・・・。
雰囲気も出て、自然と会話が弾んで楽しそうでした。
少し離れた場所から静かに炎を見つめたり、薪がパチパチと爆ぜる音を聞いたりするのも良かったです。

最後は小屋に戻って「日本全国にキャンプ場を作りたい」「これからも仮説と検証を繰り返して確かなものを届けたい」など、先生の夢や熱い思いが語られ、授業はおしまい☆となりました。
・・・が、「このグッズかわいい~!」「キャンプに行きたい!」「キャンプ場を作ったら教えてくださいね」などと、先生と学生さん&学生さん同士の歓談は、しばらくの間続きました。

学生のみなさんの様子を見た感触からは、満足度の高い授業になったのでは?と感じることができ、授業の従事者として大変嬉しく思いました。
ありがとうございました。
(おかちゃん)