奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

合掌

2014.06.28 | 授業 | by Staff

6月の終わりということもあり、朝から曇り。
というか、今にも雨が降りだしそうなスゴ~くヤバ~い空模様で蒸し暑いなか、奈良市の一番ど真ん中の東向商店街。
行基さんの噴水から入ると、もうすぐそこ。
ふた呼吸(言い過ぎかな)ぐらいで着くお店「八寳」。

合掌_1

今回の授業「奈良ブランド、郷ポークの挑戦 ~若き3代目が挑む、畜産とは?~」の教室です。

店内に入ると、開店前の慌ただしい準備の真っ最中。
みなさん、お忙しそう~。

2階に上がると、そう!
今回の授業の先生、村田昌香さんがなにやら他の方と密談中…(笑)でした。
少ししてご挨拶しましたが、「とても粋な、パワーあふれる方だなぁ」と思いつつ、教室の準備をスタート。

合掌_2

いよいよ受付開始。
え!え!え!と、あっという間に受付の前に人の列ができ、「え~!教室に入れるのか?」と心配になるほど。
(学生のみなさん、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。)

合掌_3

授業は、少しギュウギュウぎみで始まりました。
授業では「ブランド」になるまでの苦労話や、郷ポークという名前の由来など、熱いお話を楽しく聞かせていただきました。
印象に残ったお話は、飼育に至っては365日休むことができないこと、ストレスを与えないよう場所を区分されていることなど。
畜農家として働く楽しさ・魅力を、たっぷり語っていただきました。

合掌_4

そして、楽しみにしていた「豚丼」をいただきました。
「この・・・このお肉が村田商店のお肉・・・」と思ったら、合掌・・・なしではいられません。
「いただきます」という言葉の本当の意味を感じることができた一瞬でした。
今回の授業は、いろんなハプニング続出でしたが、よい思い出になりました。

(たまりば) 

トーク トーク トーク

2014.05.25 | 授業 | by Staff

初夏を思わせるような暑い日となりました。
商店街に面した狭い階段を上がったところにある、別世界のようなカフェ「藝育カフェ Sankaku」が、今日の教室です。

トーク トーク トーク_2

日が傾き風が心地よくなった頃、町内の方から遠くは大阪や西宮の方まで、老若男さまざまな学生さんが三々五々お集まりくださいました。

今日の授業は、「あそぶ、たのしむ、商店街!! ~下御門商店街の今日と明日~」。
授業の様子は、「ひとまちレポート」も併せてご覧ください♪
「たからものがいっぱいの商店街 下御門商店街」
http://nhmu.jp/report/18600

授業の前半は、下御門商店街協同組合代表理事 臼井基雄さんと、藝育カフェSankakuプロデューサーの山本あつしさんの対談でした。
題して、「下御門商店街物語」。
昔の商店街のお話や、今までやってこられた取組みなどを語ってくださいました。
奈良に住んでおられる方にとっても時々奈良を訪れるという方にとっても興味深い内容で、みなさんメモを取りながら熱心に聞いておられました。

トーク トーク トーク_4

後半は、5人ずつくらいのグループに分かれ、ワールドカフェ形式で、10分程度話し合ってメンバーを入れ替えてまた10分程度話し合う・・・という方法です。
テーマは、「2020年の下御門商店街」。
初対面の方同士なので、初めはお互い少し恥ずかしそうにされていましたが、あっという間にどんどん知識・経験・意見を交換し合って、積極的な熱いトーク・トーク・トークタイムとなりました。
みなさんがキラキラと目を輝かせて話し合っておられるのが印象的でした。

トーク トーク トーク_5

不思議なもので、どのグループにも自然にそれぞれのグループをひっぱっていく方が出てきていました。
発表も堂々となさっていて、一生懸命みなさんの意見をまとめよう・伝えようとする気持ちがすばらしかったです。

トーク トーク トーク_7

最後に、下御門商店街をともに作っていってくださるサポーターの募集があり、何人かご応募いただいたのではないでしょうか。
授業が終わってからも、時間の許す限りお話されていたり、連絡先を交換されていたり、いい時間を過ごしていただけたように思います。

トーク トーク トーク_8

下御門商店街の方も、「とても貴重な消費者サイドの意見をたくさんいただきました」とおっしゃっていました。
奈良ならではの歴史ある商店街が元気であるように、これからもこのような有意義な授業を開催していけたらと思います。
熱い熱いトークの余韻に浸りながら夜の街へ・・・。
あれれ?どこも閉まっています。
これも課題のひとつですね。

(つしねこ)

西大寺検車区、50年の歩みに迫る

2014.05.25 | 授業 | by Staff

5月25日の授業「いざ潜入、西大寺検車区! ~非公開の車庫内部を見学!~」に、ひさびさの授業応援にやってまいりました。
西大寺検車区は、かつて通勤の時に毎日横を通っていましたが、当然中に入るのは初めてです。
あらためて見ると・・・、デカい!
間近で見ると、その大きさに驚かされます。

今年、開業100周年を迎えた近鉄奈良線ですが、この西大寺検車区も設置されて今年で50周年を迎えたとのことで、記念すべき年に貴重な見学体験ができました。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_1

一般の方々の見学は、保安の関係上、普段はお断りしているとのことでしたが、ヘルメットと軍手が人数分キレイに並べられていました。各ヘルメットの中には汗取りパッドまで!
お心遣いに感謝!です。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_2

中をどこまで撮ってよいのやらドキドキしながら尋ねると、意外にも、事務所を除く車庫内はNG箇所も特になしとのことで、一安心。
学生のみなさんも、マナー良く注意事項を守って、熱心に見学されていました。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_5

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「西大寺検車区へGo!」
http://nhmu.jp/report/18578

前半の授業で使ったのは、ふだん食堂として使われている部屋でしたが、室内外のいたるところにみられたのは「安全」の文字。
いかなるときも安全運転・事故防止を心がけ、真剣に取り組まれている姿勢が伝わってきました。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_4

日頃なにげなく乗っていた電車ですが、日々の運行を陰で懸命に支えている方々の仕事を知ることができて感動的でした。
毎日通っている踏切の待ち時間のイライラも、これで少し解消された・・・かな?

(山)