奈良ひとまち大学

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フォトジェニックな酎ハイ!が楽しめるお店♡

2019.12.06 | 授業info | by Staff

プシュッ!ジョボジョボジョボジョボぉ~。
ゴクゴク・・・「ぷはぁ~~」
もうこんな風に酎ハイを呑む時代は終わりなのかな・・・。
可愛くてオシャレなお酒が飲みたい!って方、そう、12月22日(日)の授業「かわいいフルーツのサワーをどうぞ ~猿沢池畔の生搾りサワー専門店~」は、そんな方にピッタリの授業。

フォトジェニックな酎ハイ!が楽しめるお店_1

餅飯殿商店街を少し入り、脇道を猿沢池方面に進むと、今回の授業の教室「生搾りサワー専門店『color』」があります。
2019年の夏にオープンしたばかりの、奈良県初となる旬のフレッシュフルーツをふんだんに使った生搾りサワー専門店です!
なんといっても、その酎ハイはとっても可愛くてオシャレ!!
見てください、この酎ハイを!

フォトジェニックな酎ハイ!が楽しめるお店_2

まさに、フォトジェニック!( ´∀` )

フォトジェニックな酎ハイ!が楽しめるお店_3

店内も・・・。

フォトジェニックな酎ハイ!が楽しめるお店_4

お酒をあまり飲まない若者にもカジュアルに楽しめるよう、「手軽に手を伸ばしやすく『可愛く』『オシャレ』をコンセプトに」と語ってくださったのは、今回の授業の先生、奥田博昭さん。
もともと酎ハイが大好きだったという奥田さん。
試行錯誤を繰り返し、2年の構想を経てcolorを開店したそう!
お客さまの注文を受けてからフルーツを切り、搾られて出てくる酎ハイは、美味しさ・新鮮さがバツグン!!!
フルーツがカットされ果汁が搾られる様子や、可愛くオシャレに飾られた酎ハイは、インスタ映え間違いなし。

フォトジェニックな酎ハイ!が楽しめるお店_5

今回の授業でも、みなさんから注文をいただいてから作ります(しかも2杯)。
その美味しさと可愛さ・オシャレさを充分に堪能してください!
※お酒がチョット苦手なそこのアナタ、ご安心を!
もちろんノンアルコールにも対応しております!
さらに授業では、奥田さんが酎ハイ作りにかける想いなども語っていただきますyo!

さて12月の旬のフルーツは・・・なんだろう!?

フォトジェニックな酎ハイ!が楽しめるお店_6

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/33177

(どすこい)

「愛をデザインする」って、なんだろう?

2019.11.22 | 授業info | by Staff

こんにちは、“せとやん”です。
今年、秋がものすごい速さで過ぎ去っていきましたけど、どういうことですか。
気がつけば年末の足音が聞こえています。
そうしてまた春が来て、夏が来て、気がつけば年が明け、こうして人は年をとっていくのですね・・・。
年末になるたびにこういうことを言うので、周りの人から「どんだけ悲観的なんだ」と言われています。

気を取り直しましょう。
今回ご案内するのは、12月22日(日)の授業「東京都民、奈良愛をデザインする ~あたらしい仕事のかたちを拓く~」です。
「東京都民」?
「奈良愛」?
「愛をデザイン」?
気になるワードがいくつかありますね。

先生の小西景子さんは、東京都出身・在住のグラフィックデザイナー。
奈良ひとまち大学をご存じの方ならもしかしたら知っているかもしれない、リユースびん入り大和茶「と、わ(To WA)」のデザインを手がけられた方です。

「愛をデザインする」って、なんだろう?_1

東京で仕事をしている小西さんが奈良との関わりをもつきっかけとなったのが、この「と、わ」のデザイン。
それが2012年とのことです。
それから、こんなものも作っておられます。
奈良の朝ごはんマップ!
これは便利・・・!!
(注・画像は2017年作成のものです)

「愛をデザインする」って、なんだろう?_2

あら可愛い!ふきん!!

「愛をデザインする」って、なんだろう?_3

その他、こちらで今まで制作されたものをご覧いただくことができます。
小西さんのWebサイト「奈良都民」
http://naratomin.com/

これ、見たことある~!というモノが多いなぁ。
そしていろいろ見ていますと、なんだか地図に関わるモノが多いような気が・・・?
気になるなぁ・・・。
そうそう、小西さん、奈良でご縁ができた方たちとグループ展もしていますよ。
*2015年9月「八葉集」、2018年10月「30人のコーヒー展」など。

「愛をデザインする」って、なんだろう?_4

今回の授業は、東京に住みながら奈良との関わりを絶やさず、今もご縁を増やしていっている小西さんに、「いったい、どうやってそういうカンジになっていったの?」というお話を聞いてみたい!という好奇心から口説き落とし、実現しました。
好きなまちと関わるって、そんなに簡単なことではないような気もするし、かといえば身軽に実現している人も増えてきました。
ここ数年で、「好きなまちとの関わり方」って、とても変化しています(“せとやん”比)。
関東と関西。
東京と奈良。
遠いようで、とても近くなったのかなぁ。
そういえば今年の正倉院展と同じ時期に、東京でも正倉院の展示していましたね。

授業では、奈良とのご縁ができてからさまざまな制作物を作ってきた小西さんに、そもそものきっかけについてや、小西さん流の「好きなまちとの関わり方」、奈良との関わりが続いてきたなかで心に留まっていることなどをお聞きしていきたいと思っています。
ま、そんなに固くならずに!
まずは気軽に、一緒にお話ししましょう!

教室は、近鉄奈良駅から徒歩5分の「ゲストハウス奥」。
ちょっと路地を入ったところにある、古民家ゲストハウスです。
外観はこちら。

「愛をデザインする」って、なんだろう?_5

・・・あれ?
なんか、居ますね。
小西さんオリジナルキャラクターのみなさんが迎えてくれます。
こんな感じの写真を飾った、プチ個展もやっちゃうかも???

そして、今回はお茶菓子付き!
以前、授業をしていただいたこともある、ご近所の「Somi sweets & coffee」のおいしいお菓子をいただきながら、小西さんのお話を聞きましょう~。
この機会にみなさんにお会いできるのを、ワクワクしながら私も楽しみに待っています。
お申込を、どうぞよろしくお願いいたします!

授業申し込みはこちら→ http://nhmu.jp/class/33173

(せとやん)

削り氷にあまづら入れて・・・

2019.11.20 | 授業info | by Staff

甘葛煎(あまづらせん)。

削り氷にあまづら入れて・・・_1

甘い葛(かずら・くず)を煎じたもの?
じゃあ、この物体はクズの根っこか・・・?と思ったあなた。
ブッ、ブッー、残念でした。

正解はこの写真の中に!

削り氷にあまづら入れて・・・_2

大きな樹木に絡まる葉っぱに見覚えありませんか。

削り氷にあまづら入れて・・・_3

そうです。
ツタで~す。

削り氷にあまづら入れて・・・_4

甘葛煎は、ブドウ科のツタの樹液を煮詰めて作る、日本独自の甘味料。
清少納言の随筆『枕草子』にも載っています。
あてなるもの(上品、雅なもの)のひとつとして、金属製のお椀に入れた削った氷にあまづらをかけたものが挙げられています。
長屋王の邸宅跡から出た大量の木簡にも「甘葛」という文字があるそうです。
高貴な身分の方が食していた、貴重なものだったのでしょうね。

奈良時代から平安時代にかけて多く用いられていた甘葛煎。
鎌倉時代以降は廃れていったようで、戦国時代を最後に姿を消し、江戸時代には原材料も製造方法もわからなくなってしまった、幻の甘味料です。
そんな甘葛煎を現代に再現しようという活動が、今、奈良でされているのをご存じでしょうか。
12月21日(土)の授業「甘葛煎(あまづらせん)って、どんな味? ~まぼろしの古代スイーツ、復活!~」では、甘葛煎再現プロジェクトの一員である前川佳代さんにお話を伺います。

甘葛煎再現プロジェクトが始動したきっかけは、約10年前、奈良女子大学大学院で「奈良の菓子文化」をテーマにした演習だそう。
授業を担当していた前川さんを中心に、当時の文献を集め、報告・討論を繰り返し、菓子文化への認識を深めていくなかで、幻の甘味料・甘葛煎に着目するようになったそうです。
甘葛煎の材料であるツタが構内にあることも後押しとなり、2011年1月、奈良女子大学で初めて、甘葛煎の再現の実験が行われました。

削り氷にあまづら入れて・・・_5

さて、ツタは厳冬期に糖度が高まるので、収穫は冬真っ盛りな寒空の下で行うそう!!
そこからどうやって樹液を採取するか・・・。
試行錯誤の結果、遠心力を利用する方法が編み出されました(名付けて「甘葛ブンブン」)。
2019年1月に「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」でもワークショップとして実施されましたが、募集開始してすぐに締切られるほどの人気だったそうです。
残念ながら、授業ではブンブンすることはできませんが、映像を交えてその様子をお話ししていただきます。
さらに、前川先生お手製の古代スイーツもご用意していただきますのでお楽しみに♪

お申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/33167

(なさ)