奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

古代のロマン

2022.01.06 | 授業info | by Staff

1月29日(土)の授業「日本で一番ビッグ!な円墳 ~公園の中にある富雄丸山古墳~」では、なんと発掘調査を体験します。
先日、みなさんに先駆けて発掘体験をさせていただく機会がありましたので、行ってまいりました。

こちらが富雄丸山古墳です。

古代のロマン

発掘現場は墳頂部になります。
少し登るので頂上からの眺めがとても素晴らしいです。

古代のロマン

発掘体験は、このような道具を使って行います。

古代のロマン

約1m四方のスペースが割り振られ、決められた場所で発掘を行います。
何か出土した場合は、どこで発掘されたのかが重要とのことです。

古代のロマン

残念ながら私は何も見つけることができませんでしたが、埴輪の破片を発掘した方もいらっしゃいました。

古代のロマン

発掘体験では、全く何も出ないことは少なく、小さいものであれば鏡・埴輪・刀・管玉・鉄器などの破片がちょくちょく出土するみたいですので、ご安心ください!
古代のロマンに触れられる貴重な機会ですので、ぜひお申し込みください!

今回の授業の教室「西部生涯スポーツセンタークラブハウス」までの行き方を紹介します。
教室の最寄りのバス停「若草台中央」へは、近鉄学園前駅・近鉄富雄駅の両方からバスが出ていますが、
授業開始の10時にちょうどいいのが、近鉄学園前駅9時25分発・若草台中央9時38分着のバスになりますので、公共交通機関でお越しの方は、このバスをご利用ください。

「若草台中央」でバスを降車して、右手にテニスコートを見ながら西に約100m進むと・・・

古代のロマン

交差点があります。

古代のロマン

交差点を右折して北に約200mなだらかな下り坂を進んでいくと・・・

古代のロマン

右手にクラブハウスが見えてきます。

古代のロマン

これがクラブハウスです。

古代のロマン

みなさんのお申し込みをお待ちしております。
申込はこちらから→ http://nhmu.jp/class/36762

(じーあん)

ホッとする「菜園」で仏門のお話

2021.12.26 | 授業 | by Staff

雪がちらつく三条通りをやすらぎの道から東に向かって歩いていくと、テレビでよく観る高速餅つきのお店があります。
その角を曲がり、もちいどのセンター街に入ってしばらく歩いて、「え?この細い路地?」って感じの路地に入ると、目的のお店「ウエルト」があります。
今回の授業「取材を通して知った奈良のこと ~新聞記者、仏門に入る~」の教室です。

ホッとする菜園で仏門のお話

授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧くださいね♪
「奈良の『懐の深さ』とは」
http://nhmu.jp/report/37057
「奈良の魅力について」
http://nhmu.jp/report/37025

ウエルトはスペイン語で「菜園」という意味があるそうです。
パンが美味しいスペイン料理のお店です。
入口にはランチのメニューが・・・サンドイッチ食べてみたい!

ホッとする菜園で仏門のお話

ドアを開けると、お店のオーナーさんとお子さんがお出迎えしてくださいました。
しばらくすると花澤先生も来られ、和気あいあいとした雰囲気に。
ウエルトでの授業の開催は、先生からのご希望でした。
花澤先生の奈良での原点となるお店です。

お店の壁にかかっている大きな黒板には美味しいワインの説明が書いてあります。
カウンターの中にはワインのサーバーが・・・。
グラスの絵があるボタンを押すとワインが注がれます。
「授業中にこっそり呑んじゃいますか」なんて冗談が出れば、オーナーさんが「どうぞどうぞ、こっちには泡の美味しい飲み物のサーバーもありますよ」なんて返しがあり、緊張がほぐれます。

ホッとする菜園で仏門のお話

入口でのぼり旗を用意していると、小さな従業員さん(お子さん)が、箒と塵取りを持って学生のみなさんのお出迎えの準備を手伝ってくれました。

ホッとする菜園で仏門のお話

「いつも、パパが落ちてる葉っぱを掃除してるねん」とのこと。
しっかりお父さんやお母さんの姿を見ているのですね。
温かい気持ちになります。

授業が始まると、まずは新聞記者の仕事についてのお話。
そして、お店の白い壁に先生のいろいろな衣装を身につけた映像が。
先生曰く「コスプレ写真です」なんて。
山伏の衣装を着た写真や興福寺の追儺会(ついなえ)で青鬼をした時の写真、お水取りの松明の写真などです。

ホッとする菜園で仏門のお話

お話を聴いていると、記者となり凄惨な事件や事故に携わることもあり、そこに関わる人の悲しみのなかで情報を伝える大切さと、そこまでしなければならないのかという葛藤を持ちながら仕事をする大変さを感じました。
仏門に入られたことで、「生きる」ということの本質や、悲惨な現場でも一筋の光を見つけられたのだなと思いました。
そして、これからも自身に問い続けられる覚悟をもっておられるのだなと。

奈良にはたくさんの神社やお寺があります。
そこには、人が一生懸命に生きる姿や哲学が垣間見えるように思います。

(肉球ぷに×2)

紡いだ先に。

2021.12.25 | 授業 | by Staff

どうも!
日本が誇る世界第1位のアパレルブランドのニットと、イギリスの高級ニットブランドのニットの違いがイマイチわからない“よっしー”です!
違いがわからなくても、ニットは好きです!!

とゆーワケで、似非(えせ)ニット好きとはいえ、ニット作家さんの授業ならぜひともお手伝いしたい!ってなことでやってきました授業「手仕事から生まれるふんわりニット ~好きなことを仕事にするということ~」の教室、「いとみち」。

準備がそこそこできたところで、先生が作ったニットが飾ってあったので、それをきっかけに少しお話をしました。

紡いだ先に

優しい色合いでラグラン袖になっていてとっても着やすそう。

紡いだ先に

でも裾が丸まっていてなんだか可愛いカンジがするから、たぶんレディースですよねー?
「いやー、これユニセックスです」とのこと。
先生、失礼しました!
そして、僕がもう少し若ければ買ってました!笑

そんなこんなでニットを肴にお話をしていたら、受付の時刻に。
やっぱり毛糸の授業なので、ニットを着て来られる方が多かった印象です。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「やっぱり好きなことを仕事にしたい」
http://nhmu.jp/report/37043

授業の様子はMさんにお任せするとして、先生がニット作家になるまでの道のりのお話や実際に糸を紡いでいるところの見学、その後の質疑応答で、先生とみなさんの間でざっくばらんなやり取りがあったところを見ると、なかなかに有意義な時間だったのではないかと思いました。

紡いだ先に

授業が終わり、片付けをしていると先生と話し込んでいる方がひとり。
なになに、ニットのお話!?
僕も参加したい!と思って近づくと、「梳毛(そもう)が・・・」とか「この撚り方の良さはわかる人にはわかるんですよね」とか、話しておられました。
「アカン。これはいわゆる『ガチ勢(ぜい)』と呼ばれる方たちだ・・・!」と思い、そっとその場を離れました。
その方は、なんだか先生と意気投合した様子。
奈良ひとまち大学の授業で、先生の魅力を知ってもらうのはもちろんですが、こういう風に、奈良ひとまち大学を介して、いろんな人たちが繋がることができたら素敵だなーと思いました。

紡いだ先に

奈良ひとまち大学では、今後もそんな素敵な出会いを紡いでいける授業をバンバン企画していくので、みなさんドンドンお申込みくださいねー!
もう一度言いますね。
違いがわからなくても、僕はニットが大好きです!!

(よっしー)