奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

ラムネ×チョコ=choco-ne(ショコネ)

2021.07.06 | 授業info | by Staff

8月1日(日)の授業「奈良らしさを詰め込んだ新感覚菓子 ~『choco-ne』が生まれたその理由~」のご案内です!

choco-neは、ラムネ菓子をチョコレートで包み込んだ新感覚ラムネスイーツ。
口に放り込むと、ゆっくりとチョコが溶けてラムネと出会います。
チョコレートは奈良県産の果物やお茶などをフレーバーにしているから、1粒で3つの味を楽しむことができる美味しいお菓子です。

ラムネ×チョコ=choco-ne

このお菓子を考案し、製造・販売しているのは、株式会社ケーツーコミュニケーションの栢森勇佑(かやもりゆうすけ)さん。
栢森さんは、大学院卒業まで奈良市で過ごし、就職で東京そして九州へ。
九州赴任時に転機が訪れたそうです。
南九州で地方創生の仕事に携わり、地域をどう盛り上げていくのかを考えるなかで、「地元で新しい価値を生み出したい」との熱い思いが生まれ、奈良に帰って来たのでした。

ラムネ×チョコ=choco-ne

奈良で起業の準備を進める過程で自分には何ができるのだろうと考え、「物を売るのが好き」「自分で創るのが好き」「両親の夢はお菓子を作って売ること」・・・それらを掛け合わせて、お菓子作りを始めることに。
「お菓子はどんな方にも幸せを届けることができる」という思いからスタートしたそうです。

この先の話は、授業でたっぷり話していただきます。
もちろん、あすかルビーや大和茶、ゆずなど、奈良の美味しいものを香りもそのままに閉じ込めたchoco-neのヒミツも・・・。

ラムネ×チョコ=choco-ne

栢森さんのこだわりはパッケージにも表れています!
奈良公園の鹿、興福寺の五重塔、月ヶ瀬の梅、大和郡山の金魚など、奈良らしいデザインが採用されていて、かわいいんです!!
引き出し型になっていて食べた後は小物入れとしても使えるので、いつでも奈良を感じることができます。
公民館の職員が「このパッケージかわいすぎ!買いたくなってしまう!!ずるいわぁ」と言うくらい、かわいい。
何回も言います、「かわいいんです!!!」。

ラムネ×チョコ=choco-ne

ということで、“かっぱ”の職場でも職員に人気のchoco-ne。
*ちょこっとしたお土産にいいんだよね。
*季節の味もあって楽しい。
*ビジュアルがかわいい。
*いろいろな味を楽しむことができる。私は全部食べたことあるよ。
*デザインもかわいいし、いろいろ選べるから楽しい。
など、職員の心をわしづかみ!

美味しくてかわいいお菓子を作った栢森さんのストーリー。
奈良の「ええもん」をいっぱい閉じ込めた新しい奈良のお菓子に、これからも大注目です。
みなさん、ぜひお申し込みくださいね!
お待ちしています。
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/36036

(かっぱ)

若いエネルギーの詰まったラーメン・・・すするか、すすらんか。

2021.06.27 | 授業 | by Staff

ラーメン大好き“肉球ぷに×2”です。
ラーメンを食べに行っては写真を撮り、夜中にそれらの写真を見返しては「美味しかったなぁ」と悦に浸っております。
“肉球ぷに×2”のスマホには、奈良県内の多くのラーメン屋のデータが登録されております(笑)。

さて今回、「そんなにラーメン好きなら従事したら」と言われ、「喜んで~!!」と馳せ参じましたのは、6月27日の授業「コロナ禍で生まれた大学生のラーメン店 ~YouTubeで学んだ四川風麻婆豆腐~」。
授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「大学生のエネルギーと輝きに感動しました!」
http://nhmu.jp/report/36100

奈良町の一方通行の道からシュッと細い路地に入り、30メートルほど進みますと、昔の長屋のような一角があります。
井戸が目印。

若いエネルギーの詰まったラーメン_1

そこに「すするか、すすらんか。」の黒いスタイリッシュな看板がお出迎えしてくれます。
奥に進んでいくと、白い暖簾がかかっているのがお目当てのすするか、すすらんか。です。
お店の名前ではなく、こんな絵が↓↓↓可愛い。

若いエネルギーの詰まったラーメン_2

この暖簾をくぐると、食欲をそそるニンニクの香りが・・・。
まずここでお腹が空き始めます(笑)。
お店の印象は、オサレでフレッシュな感じです。
それは西先生と奥野先生が若いからでしょうね。
先生方が作った机や椅子が置いてあります。
ラーメン屋なのにとてもシャレオツ。
すするか、すすらんか。は、まだまだ試行錯誤しながらお店を育てているという感じがします。
お店に入ると厨房と7人ほど座れるカウンター。
今のご時世ですね、アクリル板がきちんと置かれています。
奥に進むと、テーブル席があります。
この一角が今回の授業の教室になりました。

若いエネルギーの詰まったラーメン_3

授業中に写真を撮るために厨房に入らせてもらったのですが、結構広いです。
人がすれ違う余裕がありました。
“肉球ぷに×2”がよく行くラーメン屋は、けっこう厨房が狭い印象が・・・。
完全に個人の見解ですが(笑)。
学生さんらしい初々しい授業が始まりました。
時間が経つにつれて、楽しそうに話しているのが分かりました。
授業が終わり先生方と話していると、「全く緊張しませんでした」とのこと。

若いエネルギーの詰まったラーメン_4

“肉球ぷに×2”が学生の時だったら緊張するけどなぁ~と思いつつ。
最近の学生さんは肝が据わっていますね。
授業中に学生のみなさんはラーメンを試食されたのですが、奥野先生が厨房で手際よく中華鍋を振っていると、もう匂いが美味しそうで美味しそうでたまりませんでした。

若いエネルギーの詰まったラーメン_5

こっそり味見をさせていただいたところ、麻婆豆腐がかなり本格的です。
麺にも味がついていて、混ぜ込むとさらに美味しくなります。
ラーメン好きの“肉球ぷに×2”も満足の味でした。
辛さを選ぶことができるので、辛いのが苦手な人も楽しめる美味しさです。

若いエネルギーの詰まったラーメン_6

今回の授業は、若さがあふれる爽やかな印象がありました。
今はコロナ禍で楽しく話しながらの会食はできないですが、彼らを見ていると、明るく楽しく過ごせる日々がすぐ戻ってくるような、そんな気がしました。

(肉球ぷに×2)

職人技をガン見できるなんて・・・!

2021.06.26 | 授業 | by Staff

今回の授業「奈良一刀彫を未来へと継承する ~伝統工芸の担い手を育てる誠美堂~」の教室である、奈良一刀彫のお店・株式会社誠美堂。

職人技をガン見できるなんて・・・

まずは誠美堂に行き、奈良ひとまち大学ののぼり旗を立て、「授業の参加者は『奈良悠久の郷』に集合してください」の貼紙をします。
え、教室はここじゃないの?
うん、ここじゃないけど、ここなんだよ。
なぜなら、今回は2つの教室を使っての開催だから!
誠美堂は、2つめの教室。
なので、1つめの教室の案内を貼っているのです。

職人技をガン見できるなんて・・・

1つめの教室がこちら、「奈良悠久の郷」。

職人技をガン見できるなんて・・・

2018年2月24日に行った授業「奈良の伝統工芸がモダンに蘇る ~300年以上続く『一閑張』ってなに?~」でお世話になりました。
その授業の先生である上田晃子さんにお出迎えいただきました。
今日もとってもパワフル。
梅雨のじめじめも吹き飛ばしてくださりそうな勢いです。

入り口に七夕の笹が飾ってありました。
短冊には、習字教室の生徒さんが書いたものでしょうか、「字がうまくなりますように」と、きれいな字で書いてありました。
これ以上の美文字をめざすのか・・・!と、向上心に衝撃を受ける私。

職人技をガン見できるなんて・・・

のぼり旗のポールを最大級まで伸ばし、「ここが教室だ!」アピールをします。
軒下で受付の準備をしていると、ツバメがびゅんびゅん飛んできます。
見上げると、ツバメの巣を3つ発見。
ツバメの集合住宅でした。
よく見ると、巣の中でツバメが震えているではないか・・・!

職人技をガン見できるなんて・・・

私が居るから怖くて巣に近づけないんやな!と気づき、受付を移動。
青空受付ならぬ曇天受付。
雨が降ってなくて本当に助かった。

学生のみなさんがお揃いになったので、授業開始。
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「一刀彫の魅力を観た」
http://nhmu.jp/report/36265

はじめに、学生のみなさんの自己紹介。
五月人形を買いたいという方や、祖父母から一刀彫の人形をもらったという方、奈良の文化や物作りに興味がある方など、一刀彫に対して様々な関心を持っているみなさんがお越しだということが分かりました。

職人技をガン見できるなんて・・・

みなさんの発言の後、先生である株式会社誠美堂代表取締役の水川丈彦さんから、一刀彫の歴史や業界の現状、お店や水川さん自身のことなどを、詳しく聞くことができました。
「木は何を使っていますか」
「インターネットで受ける注文に対して、気を付けていることは」
「作品の大きさに決まりはありますか」など、質問も多く挙がりました。

お話の後、2つめの教室である誠美堂に徒歩で移動。
道幅が狭いながらもバス通りということで、交通量が結構多い。
雨が降ってなくて本当に助かった。

無事、誠美堂に到着!

職人技をガン見できるなんて・・・

全員一度に入れないため、二手に分かれて職人さんの作業場を見学することに。
前半に見学するみなさんとTwitter担当スタッフを作業場へ見送り、私は後半に見学するみなさんと、店舗に置かれている一刀彫の作品(商品)をじっくり見ました。

職人技をガン見できるなんて・・・

彩色鮮やかなものから、木のあたたかみと力強さが感じられるものまで、様々な作品があります。
作業場では写真撮影NGとのことだったので、店舗で写真を撮りまくる。
そうしてるうちに、ふと思いました。
前半の見学組が全然戻ってこない・・・。
きっと盛り上がってるんやろうな・・・。
邪魔したら悪いな・・・。
でも、そろそろ見に行きたい!
と、念を送っていたら、扉が開いたので、作業場へお邪魔しました。

数人の職人さんが作業中でした。
若手の職人さんたちが、色付けや彫りなどに取り組まれています。
※写真は後日、誠美堂から許可をいただき撮影しました。
職人技をガン見できるなんて・・・

作業中にもかかわらず、見学に来た私たちの質問に、とても気さくに丁寧に答えてくださいました。
写真を撮ることができないので、目に焼き付けるしかない!
色付けする前の丸みを帯びた人形がずらっと並ぶ様子や、染料の名前が和風でかわいいことなど、気になるものを見まくりました。

職人技をガン見できるなんて・・・

鼻息くらいの風でも金箔が飛んでしまうため、空調にも気をつける必要があるとのこと。
そんな職人の息づかいがマスク越しでも感じられる、貴重な見学の機会でした。

(もりぞー)