奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

祝!奈良ひとまち大学新フライヤー完成!

2016.09.27 | 広報課 | by Staff

はい!みなさん、こんにちは!“よっしー”です!
前回のフライヤー制作ブログからだいぶ日にちが経ち、続報もないままだったのですが・・・
みなさん、奈良ひとまち大学が新しいフライヤーを作っているってこと、覚えていましたか!?

今回ブログを書くにあたって、「前回、どんなこと書いたかなぁ」と見返してみたら!
前回のタイトルに「其の壱」とか書いてある・・・。
ヤベ、その後のことを書いてねーや・・・。
みなさん、すみません!!
「その壱」から一足飛びに「完成」となっちゃいましたが、仕事の早い奈良ひとまち大学だと思ってご容赦ください!

ちなみに、過去のブログはこちら↓
「新フライヤー制作始動!」
https://nhmu.jp/blog/pr/10444
「フライヤーができるまで 其の壱」
https://nhmu.jp/blog/pr/10640

さてさて、改めまして。
奈良ひとまち大学の新フライヤーが完成しました!
なんと、今回はあのRokuとコラボ!
Roku×奈良ひとまち大学 とゆーことで、Rokuにおヒゲがついてます!w

祝!奈良ひとまち大学新フライヤー完成!_3

中を見てみると・・・懐かしいあの授業の写真だったり、人気だったあの授業のことが書いてあったり、果ては某バーガー店主のエエ笑顔が写っていたりと、奈良ひとまち大学の楽しさがいっぱい詰まったフライヤーとなっています!!

祝!奈良ひとまち大学新フライヤー完成!_2

10月1日(土)の授業「『ROKU』、その世界的人気のヒミツ ~海外企業注目の鹿のキャラクター~」にて初配付した後、順次、奈良市内のお店などに置いてもらう予定です!
お店で見かけたら、ぜひ手に取って見てみてくださいねー!
「置いてあげるよ!」という心優しい店主のみなさん、ご連絡くださーい!

(よっしー)

ベルギービールの魅力に触れてみた

2016.09.25 | 授業 | by Staff

近鉄奈良駅から東向北商店街を北へ・・・突き当りを右に曲がると、若草山が目の前に迫ってくるような景色を眺めることができます。
奈良女子大学が間近にあり、文教色豊かな閑静な街並みの一角に、今回の授業「奈良で愉しむ、ベルギービール ~ワインの王子様とビールの王国へ!~」の教室「ワインの王子様」があります。

ベルギービールの魅力に触れてみた_1

200年以上前は酒蔵であったその建物は、お酒を健やかに貯蔵する環境を維持したままモダンにリノベーションされ、趣のある店内となっています。
(思わず匠の「あの音楽」が脳裏をよぎります・・・。)

カランコロンとドアチャイムの音とともに店内に入ると、そこには世界各国のワイン、ベルギービールとそのビール会社のオリジナルグラスが所狭しと並んでおり、個性的でカラフルなパッケージは、それら自体が店内を装飾しているように、おしゃれな演出をしているように陳列されています。

ベルギービールの魅力に触れてみた_2

若かりし頃(現在もお若いですが)日本の有名酒造メーカーに勤務していた株式会社シマヤ代表取締役の粂(くめ)宏明さんが、今日の先生です。

ベルギービールの魅力に触れてみた_10

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「奈良で愉しむ、ベルギービール講座」
http://nhmu.jp/report/26652

授業は、ベルギーという国の歴史から始まりました。
ベルギーを知らずしてベルギービールは語れないというわけですな。

ベルギーはヨーロッパのどのへんに位置するか、みなさんご承知のとおりだと思いますが・・・「知らない」と囁かれた方がいるかも知れないので、ここで位置の確認です。
ベルギーはここにあります。

ベルギービールの魅力に触れてみた_3

北緯50度(サハリンと同じ)に位置すると聞くとめちゃめちゃ寒そうですけど、実は日本との平均気温差は5℃なんですって!
高温多湿な北大西洋海流の影響で、比較的温暖な気候といえるのですね。

ベルギーの言語・文化・気質などはだいたい北部と南部に大きく分かれて特徴が見られるらしく、それは紀元後の歴史に遡るとのこと・・・と難しいので、歴史に関することは各自お勉強していただくとして。

ベルギーの達人の粂さんは、日本からパリに飛んで、「パリ北駅」から「ブリュッセル南駅」まで特急列車に乗車してベルギー入りするそうです。

ベルギービールの魅力に触れてみた_4

首都のブリュッセルの中心地にあるグランプラスという大広場は、世界で最も美しい広場として世界遺産にも登録されていますね。

ベルギービールの魅力に触れてみた_5

そこで2年に1度開催されているフラワーカーペットがまた美しい。
2016年のテーマは「日本の花鳥風月」。
それというのも、今年はベルギーと日本が友好条約を結んで150周年という節目の年だったのです。
余談ですが、「世界3大がっかり」のひとつ「小便小僧」があるのもこの町・ブリュッセルです(笑)。
ベルギー未訪問の私が行った気になるほど、詳しくお話をいただきました。

講義はいよいよ本題のベルギービールに・・・。
ベルギービールは標準のアルコール度数が6~7%、高いもので11%と、比較的アルコール度数が高いのが特徴です。
ワイン作りと類似しており、2次発酵・3次発酵してアルコール度数を上げているそうです。
そして、人口約1,000万人のベルギーにあるビール醸造場は、なんと約200箇所!日本の醸造場とほぼ同じくらいだそうです。

ベルギービールの魅力に触れてみた_11

分類としては10タイプに分かれ、約1,000もの銘柄のビールがあるそうです。
分類の違いは酵母によるもので、多種多様な味わいをベルギービールは持っているのです。
そのなかから粂さんは、ベルギーでもとりわけ手作りでビール作りをしている醸造場のビール4銘柄をおすすめくださいました。

待ちに待ったテイスティングタイム!
さっきまで真剣に話を聞いていたみなさんの顔が、「ついに来た~!待ってました」と言わんばかりの表情に。
今回は分類の違う3つのビールを用意していただきました。

ホワイトビール(白)
パーテルリーヴェン・ヴィット
「ビールが苦手な私でも飲めちゃうよ!!」

ベルギービールの魅力に触れてみた_6

アビィビール(黒)
マレッツ・ブラウン
「アルコール度数高いけど、おいしい」
「色が濃いけど、飲み口はさわやか~」

ベルギービールの魅力に触れてみた_7

ランビックビール(赤)
ベル・ビュークリーク
「なに?!この優しい色・・・」
「ん?なんだかビールでない味がする」
「えっ!野生酵母?に自然発酵?」
「チェリーが中に?」

ベルギービールの魅力に触れてみた_8

ベルギービールは少々高価ではありますが、一つひとつ手間暇をかけているので、そこは納得でした。
手作りの優しい味と醸造者さんの気持ちのこもったビールをいろいろテイスティングしてみたい・・・。

参加された学生さんからは、
*知識がたくさんあって、面白く聞くことができました。次にベルギービールを飲むときに楽しめると思います。参加できてよかったです。
*ビールの種類を初めて知りました。次からどんなビールなのかを意識しながら飲みたいです。
など、たくさんの感想をいただきました。

ベルギービールの魅力に触れてみた_9

ちなみにこの授業、たくさんのお申込をいただきました。
あまりにも多かったので、粂先生と相談して、特別に2回同じ授業をしていただきました。
粂先生、ありがとうございました。

ワインの王子様はワインもベルギービールもたっぷり楽しめるお店です。
ぜひ、立ち寄ってくださいね。

(まち子)

気づけば・・・

2016.09.23 | 授業info | by Staff

2014年8月、私のかねてからの野望・・・奈良ひとまち大学で、奈良の近代建築めぐりの授業が初めて実現しました!!
それは、「なんと、素敵な、レトロ建築 ~南都銀行の歴史と経営理念~」。

気づけば・・・_1

奈良は仏像や古い建物が多く、それぞれの楽しみ方やエピソードも奥深くておもしろいのですが・・・。
理由は自分にもわかりませんが、明治~大正時代のなんとも言えない、レトロな雰囲気が好きなのです。
生まれてもいない「昔」ではあるのですが、なにかノスタルジック感がとてもオシャレで惹きつけられます☆

気づけば・・・_2

さて、私と同じようなレトロ好きのみなさまにご好評いただき、前回はかなりの倍率となった南都銀行本店の見学ができるこの授業、なんとこの度~~~!再び開催することが決まりました。(イエーイ!!)
10月28日(金)の授業「なんと、素敵な、レトロ建築 その2 ~南都銀行、その歴史と経営理念~

南都銀行本店は、東向商店街を南に歩いていくとアーケードの出口あたりに現れる、趣のある柱や壁、ガス灯のオブジェ・・・の、あの建物です。

気づけば・・・_3

興福寺のすぐ隣だし、春日大社の参詣道にもなっている三条通沿いに、なぜこんなにもオシャレな洋風建築が建てられたのか?とっても不思議ですね。
本当に、よくぞよくぞ残っていてくれました!!

気づけば・・・_4

明治期建築(明治27年)の奈良帝国博物館(現:なら仏像館)が、似非洋風建築だと不評だったことから、奈良公園周辺での洋風建築物は、景観に合うよう和洋折衷で建てられたと、2015年4月の授業「奈良で生まれた近代和風建築 ~探訪、仏教美術資料研究センター~」で学びました。しかし、この南都銀行が建てられたのが、大正15年ということから、数十年経つと、「ん~・・・ま、いっか!」ってなったのでしょうか?

南都銀行を建てた長野宇平治さんは、明治28年に(旧)奈良県庁舎を和洋折衷で建てているので、「えっ?知らんかったわぁ」ってことないはずだし・・・。
う~ん、謎ですねぇ・・・
ハッ。Σ(@_@
あれから2年、気づけば知らない間に、奈良の近代建築についてそれっぽく語れちゃってるじゃないですか~~?!
これも奈良ひとまち大学の授業のおかげですね!
みなさんもぜひ、そんな明治・大正期の奈良に思いを馳せるひとときを過ごしてみませんか?

気づけば・・・_5

厳戒体制な銀行の中を見学できる機会なんてなかなかありません。
今回は、約1時間、外観と建物内を見学していただき、30分程度、南都銀行の歴史と歩みについてお話いただく予定です。
もちろん、今回も360度奈良を見渡せる屋上の見学も行います!!
詳しくは、2014年8月の授業の前に書いた「ひとまちブログ」をご覧ください。
「ぜっけ~かなぁ!!」
https://nhmu.jp/blog/info/6597

ぜひこの機会をお見逃しなく!!
お申込お待ちしております!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/26494

(もじゅ)