奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

東洋民俗博物館、おそろしいところ・・・!

2019.06.13 | 授業 | by Staff

5月26日(日)、授業「発禁本が学問の資料になった!? ~東洋民俗博物館、ふたたび!!~」を開催しました。
教室は、私がずっと行きたいと思っていた東洋民俗博物館。
ようやく行ける!!と、喜び勇んで参りました。

東洋民俗博物館、おそろしいところ_1

敷地に足を踏み入れると、そこはまるで異世界。
看板も、外に置いてある展示品も、博物館の建物も、何と言いますか・・・少し不思議な雰囲気を醸し出しています。

東洋民俗博物館、おそろしいところ_2

なんだここ!楽しい!!
・・・と、私は思いました。

早く博物館の中に入りたい。
でも、私はスタッフ。
受付の準備をせねばなりません。
今日の最高気温は32度です。
いやいや、まだ5月だよ。
暑い。
暑いです。
滝の汗を流しながら準備します。

東洋民俗博物館、おそろしいところ_3

さて、いよいよ授業スタート。
授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「住宅街の穴場スポット東洋民俗博物館見学」
http://nhmu.jp/report/32306

まずは理事長の九十九 弓彦(つくも ゆみひこ)さんから、博物館設立の経緯などをお話いただきます。
なんと、九十九さんの美しい歌声も聴かせていただいたのですよ!
男声合唱団で鍛えていらっしゃる、さすがの美声です。

東洋民俗博物館、おそろしいところ_4

そしていよいよ!!
博物館の中に入ります。
ワクワク。
一体、どんなものが展示してあるのか!?

東洋民俗博物館、おそろしいところ_5

中は、こーんな感じです!!
わあ~!!

東洋民俗博物館、おそろしいところ_6

なんか、いろいろなものが展示してあります!
絵馬、エジプトの石碑、中国の人形、こけし、パラオの舟、お面・・・。

東洋民俗博物館、おそろしいところ_10

なんじゃこりゃあ!!
おもしろい!!
ちょっと私、興奮してきました。
学生のみなさんも、九十九さんの説明を聞きながら、食い入るように展示品を眺めておられます。

東洋民俗博物館、おそろしいところ_8

こんな、世界中から集められたものが、あやめ池にあるなんて。
こんな、池のほとりで、緑の多い、静かな住宅街に、こんなものたちが置いてあるなんて。

このおもしろさ。
なんと表現すればよいのでしょう。
私の表現力も足りないし、紙幅も足りません。
おもしろい~おもしろい~と思っているうちに授業は終わりました。
私、どうやら東洋民俗博物館に圧倒されてしまったようです。
なんかもうおもしろすぎて、まあ、はっきり言うと・・・消化しきれませんでした!!

東洋民俗博物館、おそろしい子・・・!!
じゃない、おそろしいところ・・・!

東洋民俗博物館、おそろしいところ_12

私、次は仕事で行くのではなく、個人でじっくり行かせていただきたいと思っています。
みなさんもぜひ!
ご予約のうえ、圧倒されに行ってください。

(matsuo)

音は風景 ~ウサギの耳になって、音を拾いに音さんぽ!~

2019.06.12 | 授業 | by Staff

平成最後の奈良ひとまち大学の授業「奈良の音さんぽに出かけよう! ~お寺の音、町の音を採集!~」を開講しました。
当日はとっても天気がよく、参加された学生のみなさんも、「楽しみにしてました!」と晴れ晴れとしておられました。

音は風景_1

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「新緑の風に耳を澄ませる、音風景」
http://nhmu.jp/report/32237
「耳に手を当てて研ぎ澄ませば・・・」
http://nhmu.jp/report/32267

まずは徳融寺の境内にお邪魔して、今回の先生・岩田茉莉江さんから「サウンドスケープ=音の風景」ということを教わりました。
生活音、車の音、風の音、人の声など、全ての音にはイメージを抱かせる力があり、またその風景がある・・・と。

先生が住んでおられた南大東島の波の音やサトウキビが風に揺れる音などを実際に聞かせていただき、みなさんそれぞれ風景を思い浮かべながら耳を澄ませ、また、人には聞こえない水中の音や、原生林の自然の音を聞きながら、VTRに熱心に見入っていました。

音は風景_2

そして、徳融寺のご老院に、お寺で使われている音具(木魚や鏡鉢など)でたくさんの音を奏でていただきました。
学生のみなさんも本物の音具に触らせていただき、普段では体験できないことにとても満足されていました!

音は風景_3

また、鳴川町の由来や、川の流れがぶつかる音がここにはある=「鳴る川」を教えていただき、町に出て実際にその場所へ。
先生と学生のみなさんとで、音を拾いに「音さんぽ」へ!
ならまちを1本外れた通りは、にぎやかな通りと打って変わって静かで、手を耳に添えながら集音し、ウサギになった気分で音さんぽを楽しみました。

音は風景_4

みなさん、「こんなに音に集中することは普段にはなく、とてもいい経験ができた」「いつもとは違う時間の流れを
感じた」など、とても満足そうでした!

今回の授業は、音をきっかけに出会い、色んな方と音を通してのコミュニケーションが広がる、素敵な時間でした!

(わっち)

私も欲しい!何かに出会える素敵な空間

2019.06.09 | 授業 | by Staff

木の香りが漂ってくるような天井まである素敵な本棚に、広くもなく、かといって狭くもなく、心地よさそうな空間。
まるで私的なちょっと贅沢な書斎のよう。
それが本屋さん、しかも無人のキャッシュレス書店。
とても衝撃的で新鮮!
おまけにそれは奈良にある!!

これは、「Naramachi BookSpace ふうせんかずら」の紹介をテレビで見た時の私の印象です。
この日の授業「新時代の無人&キャッシュレス書店 ~ならまちのユニークな本屋さん~」は、その「ふうせんかずら」での授業というので、大いにわくわく。
ならまち大通りからテコテコ歩いて、ちょいと路地に入ると、何とも言えないいい雰囲気の町屋。
そこに、テレビで見た以上に素敵な書店がありました。

私も欲しい!何かに出会える素敵な空間_9

あんまりわくわくし過ぎたからかどうかはわかりませんが、奈良ひとまち大学ののぼり旗がなかなか上手く立てられない。
今まで何回も何回も組み立てているというのに・・・。

私も欲しい!何かに出会える素敵な空間_2

お店の中は、私の予想どおりの心地よい空間。
今回は授業の教室なので、椅子20脚とパソコン、本棚にはスクリーンを設置。
ぎゅっと詰めて置いても天井が高いので狭苦しさはなく、良い雰囲気。

私も欲しい!何かに出会える素敵な空間_3

中から外を眺めても良し、外から中を覗いても絵になる、魅力的なお店。

私も欲しい!何かに出会える素敵な空間_8

お店以上に魅力を感じたのは、今回の授業の先生、平田幸一さん。
学生のみなさんも、平田さんのお話に引き込まれていました。

私も欲しい!何かに出会える素敵な空間_6

平田さんは、大阪府八尾市出身で、幼い頃に五條市に引っ越されたそうです。
実は、私も八尾市出身。
母の里が西吉野村(現・五條市)なので五條市にも縁があり、勝手にものすご~く親しみを感じちゃいました。

私も欲しい!何かに出会える素敵な空間_5

さてさて、1000年以上もの歴史があるモノがごく普通にある奈良において、なんと最先端な無人&キャッシュレス書店。
それなのにどこか懐かしさを感じたのは私だけでしょうか?
無人の書店であって、自分の書斎のような気持になれる、それでいて孤独ではなく、人とつながることもできる・・・。
いいなぁ~!私も私なりの空間を創ってみたいなっ!
授業の片付けをしながら、夢を膨らませたのでした。

(HANA)