ふたつの挑戦 ~靴作りと日本酒バー~
2019.06.08 | 授業 | by Staff
スタッフ7年目の“TH”です。
今回の授業「やってみたいことを仕事にする ~靴と日本酒、ふたつの挑戦~」の教室は、「日本酒とおつまみ chuin」とのこと。
ひょっとすると、美味しいオコボレに預かれる・・・ハズもなく、そして肌寒いお天気のなか、しずしずと開幕。
まずは、1杯目のスパークリング「紀土」で乾杯の後、それぞれ自己紹介。
10時30分から呑める幸せ・・・スタッフにとっては目のやり場がない(笑)。
みなさん酒豪っぽい雰囲気を醸しつつ、次から次へと好みの銘柄名の紹介が続きます。
灘や伏見など大きな酒蔵ではなく、奈良の地酒が挙がるのも通っぽい感じが。
授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「おちょこを片手にスタンディング授業」
http://nhmu.jp/report/32248
「『やってみよう』から始まった、靴作りと日本酒のお店」
http://nhmu.jp/report/32277
奈良出身のオーナー・川田真左さんは学生時代、農学部でバイオマス発電や環境問題などを勉強、学費を稼ぐために居酒屋でアルバイトに励むなか、日本酒の美味しさに目覚めたらしい・・・とは言っても、ご本人はあまり多くを飲むことができない下戸とのことですが。
今回は、オーナーチョイスのとっておきの5杯を楽しみます。
2杯目は、果実酒の趣がある純米吟醸「花陽浴」。
3杯目は、スッキリ系の純米「六十餘洲」。
教室が日本酒の店なので、自然と質問も日本酒の話題が中心に弾んでいきます。
様々な客層のなか、最近は平日に昼飲みされる方や日本酒に関心がある方など独り飲みの方が多く、女性も増えているらしい。
メゾネットタイプの2階には、自分のお酒&おつまみを持ち込んでOK!の貸しスペースもあります。
4杯目は、糖質が少なく辛口の特別純米「秀鳳」。
ラストの5杯目は、みなさん初めての味わいと一様に驚かれた様子の「来福X(エックス)」。
最後に、「この日本酒バーを開いて良かったことは?」との問いに対して、多くの種類のお酒が飲めることと、同じお酒でも気候とともに変わる味わいを楽しめること。
最も私の印象に残った言葉は、「好きなこととやってみたいことは違う」でしょうか。
「好きなことを職業にして上手くいかなかったら、今まで好きでいたことが嫌いになってしまう」にも通じるのかな、とも思います。
お酒の味は、自分の舌で確認しないと説得力のある文章は書けないことを、しみじみ実感した授業でした(笑)。
(TH)