奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

20年後まで待てません!

2015.09.26 | 授業 | by Staff

どうも~ どすこいです。
今回は9月26日の授業「びっくり楽しい春日大社のお話 ~年間2,200回を超えるお祭りって?~」にスタッフとして参加してきました。
ってか、年間2,200回って\(◎o◎)/!すごくないですか!?
どういうこと??
1年は365日ですよね。
と、言うことは、1日約6回のお祭りがあるってことですよ。
すげぇ~!!!
奈良ひとまち大学もめざしちゃいますか!?年間2,200回授業を!な~んて(笑)。

そろそろ授業の準備をしなくては(笑)。
今回の受付場所は、車舎(くるまやどり)前です。
車舎、名の通り、今でいう車庫です。
ちょうど采女祭(毎年中秋の名月に行われる)に使われる「花扇車」が停まってます。

20年後まで待てません!_7

さて受付です。
前回よりも手際よく受付の準備を済ませ、受付も無事終了!
さすが、オレっ!!(笑)

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今回の授業では、春日大社権禰宜の岡 真吾さんから、春日大社のあれこれを学びま~す。
ちょっとここだけの話を。
岡権禰宜、実は数年前まではサラリーマンだったそうなんです。
サラリーマンから神職って、ちょっとイメージがわかないですね。

20年後まで待てません!_3

さて、授業がスタートです!
伏鹿手水所でお清めをして、いざ参道へ!
もちろん岡権禰宜が春日大社の隅々まで案内してくださいます。
疑問に思ったことをすぐに聞ける、先生が教えてくださる、これが奈良ひとまち大学の授業の良いところですね。

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授業のメインはやはり、第60次式年造替(ぞうたい)についてでした。
春日大社では現在、20年に1度行われる式年造替を記念し、特別公開が盛りだくさん。
禁足地の御蓋山浮雲峰遥拝所(みかさやまうきぐものみねようはいじょ)や中門、御廊の万灯籠を再現した藤浪之屋、御神霊が遷された御仮殿などを参拝しました。

20年後まで待てません!_6

ところで、式年造替?はて?
「式年遷宮(せんぐう)」ってのはよく聞きますよね!?伊勢神宮とかもそうですよね。けどぉ、「式年造替」ってあまり耳にしませんよね!?
「遷宮」と「造替」の意味って?違いって?みなさん、必ず疑問に思いますよね!?
そんなみなさんの疑問を、岡権禰宜が解決してくださいました。
まず「式年」とは「定まった一定の年限」とのことらしいです。
で、神さまがお引越しされることを「遷宮」と言って、社殿を造り替えることを「造替」と言うらしいです。
なるほど~!勉強になりやした~!!

20年後まで待てません!_5

20年に1度の式年造替。
今でしょ!今来るっきゃないでしょ!20年後まで待てないっしょ!
行事案内、特別公開などの案内は、春日大社のホームページを見てくださいネ♪
http://www.kasugataisha.or.jp/

さて、もう間もなく紅葉シーズンも終わりですね。
四季折々の表情を見せてくれる奈良。
秋には秋の表情があります。楽しめます。
観る楽しさ、食べる楽しさ、そして思い出を作る楽しさ。
そんな秋の奈良!来て損はさせませんよ~。
おっとっと、奈良ひとまち大学の授業にもじゃんじゃん申込みしてくださいネ。
参加して損はさせませんよ~。
お申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/category/class

それではまた!

(どすこい)

鹿と共生するために

2015.09.26 | 授業 | by Staff

どうも。どすこいです。

奈良と言えば・・・・・・大仏と鹿。

鹿と共生するために_1

そう!今回は、そんな奈良の鹿について教えていただきます。
ぼくらのともだち、奈良の鹿 ~奈良の鹿愛護会の仕事あれこれ~」!
タイトルのとおり、奈良の鹿について学んじゃいます。
一般財団法人奈良の鹿愛護会の鈴木千春先生に、奈良の鹿のあれこれや、愛護会の職員の方々がどんな仕事をしているのかを教えていただきます。

鹿と共生するために_2

授業の内容は、ひとまちレポートも併せてご覧ください♪
「奈良の鹿」
http://nhmu.jp/report/24276

ところでみなさん、奈良公園の鹿って、飼ってると思います?それとも野生だと思います?
実は、野生なんです!
そんなの知ってますよね~!
じゃぁ、何頭いるか知ってますかぁ?これは知らないでしょ~(^_-)
じつは、約1,200頭なんですよ。
そしてここからがポイント!その頭数調査の仕方って知ってますか!?
その数え方とは!
毎年1回、朝早くから職員さんとボランティアさんで、高畑町付近から横1列で、1頭1一頭、目で数えているんですって。
そんな頭数調査について鈴木先生から一言!
「鹿の頭数調査!参加したい人はぜひ奈良の鹿愛護会まで連絡ください」とのことです。

鹿と共生するために_3

そんな奈良の鹿愛護会の職員さん。
実は奈良の鹿を24時間体制で見守っているんです。
そう、奈良の鹿は野生の鹿。奈良公園には柵もありません。
怪我や交通事故などにいつでも対応できるようになってるんですって。
と言っても泊まり込みではなく、何かあった場合は専用の携帯電話に繋がり、また、夜間の交通事故については奈良警察署と連携して鹿を救護しているらしいです。
そして怪我した鹿や病気の鹿は、ここ鹿苑(ろくえん)にて、保護されます。
授業当日も鹿苑にはたくさんの鹿が保護されていました。
そう、ここに保護さた鹿、と言うか、奈良公園の鹿は、「いたずら」「交通事故」「食べ物」など多くの問題を抱えているらしいです。

鹿と共生するために_4

交通事故は年間約150件以上発生していて、奈良公園の周辺道路には道路に「鹿ゾーン」(※鹿の飛出し多発地帯)が設けられるなど、少しでも事故を避けようといろいろな対策を練っているらしいです。
っと、ここでまたまた鈴木先生からの重要ポイントです。
「奈良の鹿を交通事故にあわせてしまった時、多額の罰金を払わないといけないから、そのままひき逃げをしてしまっている。
これ、みなさん勘違いされてますよ!
故意じゃない場合は罰金を払う必要はありません。
ですので、事故にあった場合、きちんと連絡をしてください。
連絡があれば助かる鹿もいるんです!!」
とのことです。
みなさん、よく覚えておいてくださいね!拡散お願いしますね。

鹿と共生するために_5

あと、食べ物にも注意!!
な~んでも食べてしまう鹿。
なんとビニール袋まで食べてしまうんです。
で食べたビニールは分解されずにそのままお腹に残ってしまい、病気になって死んでしまうらしいです。
そういえば、よく見かける光景があります。
初めはよかれと思って鹿に食べ物をあげていますが、たくさんの鹿が集まって来たら怖くなって、そのままポイッて袋ごと投げているシーンを・・・
う~ん、みなさん注意してくださいネ。
鹿の大好物は「鹿せんべい」!鹿せんべいをあげましょうね。

鹿と共生するために_6

そのあたりの詳しい内容は、奈良の鹿愛護会のホームページを見てね。http://naradeer.com/aboutus/index.html

そうなんです!奈良の鹿愛護会の職員さんは、奈良の鹿が抱える大きな問題を少しでも解決できるように、少しでも改善していけるように、日々、頑張っておられるんです。
鹿と共生していくために必要なことや、少しでも多くの方たちに鹿について学び知っていただくために、啓発活動など様々な活動をされてます。

鹿と共生するために_8

今回の授業もそのひとつだと思います。
残念ながらこの授業に参加できなかったみなさん、鹿に興味をお持ちのみなさんは、ぜひ、奈良の鹿愛護会まで足を運んでくださいね。
鈴木先生はじめ愛護会のスタッフの方々が、鹿について&共生について教えてくださるので。
シカのことをシッカり学んでね。
ちなみに、ゴシゴシ鹿の角ストラップ作りもできちゃいます!

鹿と共生するために_7

鹿ながりでひとつ。
「へぇ~へぇ~へぇ~」で有名な某番組「ト○ビアの泉」で61/100へぇ~を稼いだ、「確かに!奈良公園の鹿はホルンを吹くと集まってくるんです!」って言ったのは、そう、僕こと、“どすこい”なんです(笑)。

では、また。

(どすこい)

ディープに学べるって いいね

2015.08.30 | 授業 | by Staff

どうも!“どすこい”です。
なんてったって初投稿です。
しかも、授業も初参加です。
なのに・・・外は雨(-_-)/~~~
いいえ違います。
違いますよ、みなさん!!
決して雨男ではございませんからぁ~~

ディープに学べるって いいね_1

しか~~し、そんな雨でも、奈良公園は観光客のみなさんで大変賑わっております。
まさに、まさにみなさん「雨ニモマケズ」ですね。
雨でもとても楽しそうです

ディープに学べるって いいね_2

てなわけで、本日の授業「白鳳期の仏像をディープに楽しむ ~奈良国立博物館、開館120周年!~」に初めて参加しました。
でも・・・う~ん・・・白鳳期の仏像?
はて??
う~ん、なかなかピンときませんねぇ。。。

ディープに学べるって いいね_6

そんなことを思いながらも、まずは学生のみなさんが授業に気持ちよく参加していただけるよう、受付と会場作りをしなくては。
僕も初参戦ながら、今日の資料並べや机出し、のぼり旗の設置、受付のセッティングをなんとかこなすことができました(笑)たぶん。。。

ディープに学べるって いいね_3

ちょっぴり不安を抱えつつも、受付を終え、いよいよ授業がスタートです。
授業は、奈良国立博物館の講堂で、奈良国立博物館の魅力や、現在開催されている「開館120年記念特別展『白鳳-花ひらく仏教美術-』」の舞台裏や見どころを、奈良国立博物館の岩井先生に、た~~っぷり教えてもらいました。
白鳳期って、聞くだけでなんだか難しく思ってしまいますが、な~んのその、岩井先生が楽しく優しくわかりやすく、そして、笑いありで教えてくださいました。
詳しい授業の内容は、ひとまちレポートをご覧ください。
「ディープな世界への第一歩」
http://nhmu.jp/report/23917

ここで、みなさんが気になる点をちょっぴり教えちゃいます。
Q.観覧料金がちょっと高いのでは!?
A.それは仏像を運んで来たからです。
Q.仏像を1体運ぶのにかかる時間は?
A.約2週間。
Q.仏像って、どうやって運ぶの?
A.胴体と足に分けて、60cm持ち上げ、台に入れます。
・・・など、普段はなかなか知ることができない裏話なども教えてもらっちゃったりして、あっという間の1時間でした。

ディープに学べるって いいね_4

「開館120年記念特別展『白鳳-花ひらく仏教美術-』」は、9月23日(水)まで行われていますので、みなさんもぜひ足を運んでくださいね。
詳しくはコチラ↓
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2015toku/hakuhou/hakuhou_index.html

今回、奈良ひとまち大学の授業に参加し、普段は聞くことのできない裏話などを聞いて、本当に深く学ぶことができ、得した気分になっちゃいました。
深く学ぶ!って、いいですね。
これからも、裏話ありの授業、なかなか体験できない授業をじゃんじゃん行っていきますので、みなさんも参加してくださいね~。
プチ自慢できますよぉ!
そして今よりもっと奈良を知っていただき、もっともっと好きになってくださいね。

ディープに学べるって いいね_5

それではこれにて失礼します。

あっ!ちなみに、今年の正倉院展の開催期間は、10月24日(土)~11月9日(月)ですよ。

(どすこい)