奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

酷暑、がんばりました。

2016.08.13 | 授業 | by Staff

今回の奈良ひとまち大学は、奈良女子大学の講堂で、なら国際映画祭実行委員会事務局長の としおかさんを先生に、授業「ムービーを通して、奈良をみつめる ~奈良で愉しむ、映画という文化~」を行いました。
授業は、9月に開催される「なら国際映画祭」のお話と、今月のならシネマテーク「国際市場で逢いましょう」の鑑賞です。

酷暑、がんばりました。_2

授業には28人の参加があり、なかには奈良女子大学の広いキャンパスで迷ったとおっしゃった方もいましたが、みなさんほぼ迷わずに奈良ひとまち大学ののぼり旗をめざして来てくださいました。

酷暑、がんばりました。_1

授業の様子は「ひとまちレポート」も併せてご覧ください。
「『ムービーを通して、奈良をみつめる』に参加して」
http://nhmu.jp/report/26668

映画の鑑賞に先立ち、教室で、先生から、なら国際映画祭とならシネマテークについての講義。
・なぜ、奈良で映画祭を始めようとしたのか、そのきっかけ
・他の映画祭と違うところ、奈良を舞台にした映画づくり
・なら国際映画祭がめざすもの
・奈良を舞台にした映画づくり

酷暑、がんばりました。_4

その後、講堂に移動して映画を鑑賞しました。

酷暑、がんばりました。_5

当日は、蝉しぐれが大音響で流れ、アスファルトで目玉焼きぐらいなら焼けそうな、うだるような暑さでした。

私は、13:00の受付開始に先駆け、奈良ひとまち大学ののぼり旗を持ち、上映会場の講堂をめざして来られる学生さんを、まず講義がある教室に誘導しました。
異常な暑さにもかかわらず、ならシネマテークは凄く盛況で、一般の方も多く来られました。
そんななか、奈良ひとまち大学の学生さんだろうと思われる方一人ひとりにお声をかけ案内をしましたが、一部見過ごしてしまい上映会場に直接行かれてしまった方がおられました。
汗だくになりながら案内したつもりでしたが、次回は漏れのない案内の方法を考えたいと思います。
天候が崩れなかったのが、せめてもの慰めでした。

酷暑、がんばりました。_3

近年は、記録的な暑さ・寒さになることが多くなりました。
体調管理を万全にし、これからも積極的に学生のみなさんのサポートをしていきたいです。

(谷)

食して感じた醤の魅力

2016.07.31 | 授業 | by Staff

約3年ぶりに、奈良ひとまち大学のスタッフとして「東アジア文化都市2016奈良市×奈良ひとまち大学 meets 醤 ~奈良時代の高級調味料『醤』復活!~」に従事してきました。

まずは、東アジア文化都市2016奈良市の方も含めて、スタッフの打合せ。
担当の“かっぱ”さんが急遽来られなくなったとのことで、現場は大慌て!
しかし、こんな状況でもサクサク授業が進められるというのは、日頃のチームワークの表れですかね(笑)。

食して感じた醤の魅力_1

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください★
「醤の講座」
http://nhmu.jp/report/26369

授業が始まってからは、横井さんと吉川さんの時には笑いも交えたお話に、メモをとっている方の姿も多数みられました。
私も、もっとお話を聞いていたかったのですが、「試食準備」という任務が課せられていたので、泣く泣く料理実習室へ。

食して感じた醤の魅力_2

まずは、分離しないように醤をひと混ぜ。
次に、あらかじめお皿に取り分けておいたクリームチーズの上に、醤と蜂蜜を乗せます。
一体どんな味がするのか興味津々になりながら、蜂蜜が出過ぎないよう気をつけるのに必死でした。
なんせ大雑把で基本テキトーな性格の私には、いい意味で適当な量を分配するという作業はなかなかの緊張もんでした。

食して感じた醤の魅力_3

なんだかんだで無事に準備完了で、いよいよ試食です。
先生方が各テーブルを回り、気さくにお話してくださったこともあって、学生さん同士も感想を言い合っている様子でした。

食して感じた醤の魅力_4

そして、どさくさに紛れて私も試食、いただいちゃいました。
以前、ひとまちブログ「味噌か?醤油か?醤油か?味噌か?その正体は・・・!!」で“かっぱ”さんが、「見た目は味噌、香りも味噌、食べてみると醤油の味がして、食べる醤油といった感覚」と書いていましたが、まさにそんな感じ。

食して感じた醤の魅力_8

やみつきになる味で、お酒が飲みたくなりました。
と言っても、私、下戸なんですけど(笑)。
今の季節だと、冷奴に乗せたら美味しそう~。

最後に、先生方から一言。
「奈良で売るからこそ意味がある。この土地で売ることに思いがある」と横井さん。
食して感じた醤の魅力_7

「醤を作ることで毎回新たな発見がある。これからも醤や奈良の醤油の良さを発信していく」と吉川さん。
食して感じた醤の魅力_6

ふたりの言葉で、授業が終了しました。

久々の奈良ひとまち大学の従事は、がっつり授業に入り込んでしまった私。
試食もできて、すっかり醤の魅力にもハマり、大満足でした。

(どす)

やわらかな時間

2016.07.30 | 授業 | by Staff

もうすぐ8月、の土曜日。朝からまぶしい陽射し。夏、真っ盛りです。

やわらかな時間_1

本日の授業「愛する奈良で、おもてなし ~ようこそ、小さなホテルへ~」は、北御門町にある「小さなホテル奈良倶楽部」のオーナー・谷規佐子さんが先生です。
正倉院のすぐ北、閑静な町並みのなかにたたずむ小さなホテル。

やわらかな時間_2

白い壁の正面にあるドアを開けると、外の暑さを忘れる落ち着く空間です。

やわらかな時間_4

普段、宿泊のお客様が食事をされるスペースが教室です。
谷さんのお話と、このホテルで出される朝食のコンパクト版のお食事が授業内容。
20代~40代の女性が10人参加されました。
ひとまち大学のスタッフもホテルのスタッフも全員女性です。

やわらかな時間_3

ホテルには、いろいろな種類の草花が焼きものやガラスの小さな器に活けてあります。
そこかしこにさりげなく花や緑があるというのは、いいものです。
「これだけお花の数があると大変では?」と谷さんにお聞きすると、1日に何度も水を替えて、お花の状態に気を配っておられるとのこと。
それで納得。
お花がどれも今摘んできたばかりのようにみずみずしいのです。

やわらかな時間_5

授業が始まる前、落ち着かない様子の谷さんとは対照的に、ホテルの中には静かでやわらかな空気が満ちています。
今日のために丁寧に準備された原稿に沿って、いよいよ授業が始まりました。

授業の様子は、ひとまちレポートもご覧ください。
「奈良で宿泊体験!?」
http://nhmu.jp/report/26423

後半では、奈良の朝の愉しみ方を写真を交えてご紹介いただきました。
そういえば、人の少ない朝の奈良を歩くことって、ないですね。
参加者のなかに、夜の東大寺周辺を散歩している方がありました。
今日の資料「奈良倶楽部から東大寺境内へ」の見どころ散策マップを手に、朝もきっと歩いてみられるのでしょうね。

やわらかな時間_6

授業の終盤。
意見交換のなかで、ご主人のお仕事の関係でサウジアラビアで暮らしていた頃、四季のない国で「花に飢えていた」と谷さんがおっしゃっていました。
このホテルにやってくる旅人のために、花や緑が空間をつなげてくれると考えておられて、それがこの居心地のよい場所になっているということだとわかりました。

やわらかな時間_7

楽しそうにおしゃべりしているお食事の様子を拝見していると、初めて会った皆さんとは思えませんでした。
皆さん同じメニューということもあるのでしょうか、話に花が咲いていました。
あっという間に時間は過ぎて、授業は終了。
終了後も何人かの方が谷さんの近くに集まり、貴重な書物なども出てきてお話が続きました。

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ここにいると、奈良生まれ・奈良育ちの私でも泊まってみたい、遠くにいる友達を誘って。
何年も会っていない友達と朝の東大寺を散歩して、いろいろしゃべりたくなりました。
なんでも7泊も連泊される方もあるとか。
帰りたくなくなっちゃうでしょうね。
谷さんの魔法にかかる、このやわらかな時間をぜひ知ってほしい。
授業スタッフとして参加しましたが、またひとつ、奈良の素敵な場所を見つけた!そんな時間でした。
皆さん、暑いなかのご参加ありがとうございました。

(和の美)