奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

奈良で暮らすことの魅力

2017.05.27 | 授業 | by Staff

授業「奈良で暮らしたい人、応援します! ~移住者の目から見た、奈良という町~」に参加しました。
「奈良移住計画」代表の中島章さんが、先生です。
なぜ奈良に戻ってきたのか、ご自身の体験や思いを伝える授業が今から始まります。
どんな授業かワクワクしてきます。

教室は、「町家貸スペースぼたん」です。
猿沢池の近くにあり、奈良ひとまち大学の授業では何度もお世話になっているところです。

奈良で暮らすことの魅力_1

今日の授業では、初めに中島さんのお話があり、後半はグループに分かれてワークショップを行います。
教室の設営に、早速取りかかりました。

奈良で暮らすことの魅力_2

そうしている間に、中島さんが来られました。
早速、打合せが始まりました。
担当の“GA-3★”とは、だいぶ打ち解けているようでした。

奈良で暮らすことの魅力_3

打合せが終わると、徐々に学生のみなさんが集まり始めました。
女性の方が多くて和やかな雰囲気で授業が始まりました。

まず、学生のみなさんの自己紹介。
奈良だけではなく、横浜など全国のいろいろな場所から来てくださっていて、奈良への関心が高いことがわかります。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「奈良の奥ゆかしき魅力を改めて発見できました!」
http://nhmu.jp/report/28279

奈良で暮らすことの魅力_6

学生のみなさんの自己紹介の後は、中島さんのお話。
写真を撮影しながら聞いていましたが、中島さんのお話のなかで印象的なことは、
「一度奈良から離れないと、奈良の良さがわからない。東京に行ったからこそ、この活動を始めた」とおっしゃっていたことです。
私も、大阪から奈良に移り住んできましたが、奈良には大阪にない魅力があります。
奈良では時間がゆっくり流れているように感じ、自然がたくさんあるところが魅力的に感じています。
みなさんは、奈良のどこに魅力を感じていますか。

次のワークショップでは、奈良の魅力について、学生のみなさんが意見を出し合いました。
色とりどりの意見がいっぱいあり、奈良への愛があふれていました。

奈良で暮らすことの魅力_4

最後に、集合写真を撮って終了です。
遠方から参加してくださったみなさん、ぜひまた奈良に遊びに来てください。
お待ちしています。

奈良で暮らすことの魅力_5

(まさまさ)

氷屋さんのお仕事

2017.04.30 | 授業 | by Staff

奈良市公民館スタッフに携わって丸4年の“TH”です。
いつも身近にお仕事していながら、「奈良ひとまち大学」の授業にはご縁が無いかも・・・とタカをくくっていたら、突然、従事のご指名!
「奈良で創業70年の製氷屋さんの授業。講義と工場見学と、そしてかき氷の試食まで」との使命を受けて、いざ授業「かき氷の店が愛するとっておきの氷 ~創業70年の奈良唯一の製氷メーカー~」へ!

授業の様子は、ひとまちブログをご覧ください。
「奈良の美味しいかき氷が生まれる舞台裏 ~日乃出製氷こだわりの氷ができるまで~」
http://nhmu.jp/report/28149

最初に、「氷屋の仕事」について講義してくださる日乃出製氷4代目・中さんの緊張ぶりを見て、逆にリラックスさせていただきました(笑)。

氷屋さんのお仕事_1

参加された学生のみなさんの様子を見回すと、かなりの女性占有率に改めて気が付きました。
やはりスイーツ好きの女子たちが多いのかな・・・と思っていましたが、なかには最近の「かき氷ブーム」で知名度が上がってきた奈良のかき氷だけではなく、原材料の氷そのものに興味を持たれた方なども。
三重県から参加された製氷業同業者の方までおられるとは。

授業が進んで、段々と中さんの誠実なお話しぶりに惹き込まれていくみなさんと一緒に、今度は場所を変えて、生涯学習センターから徒歩約20分の所にある日乃出製氷の工場見学へ。。。

氷屋さんのお仕事_7

実はこの場所、私は以前から知ってはいましたが、何の工場か今まで一切気にしたことがなく、今回初めて氷を作っている工場であることを知りました!
近所にいても知らないことがたくさんあると、今さら実感しますわ。

氷屋さんのお仕事_3

見学後は、もう一度生涯学習センターのクッキングルームに戻って、今年の新作かき氷の試食。

氷屋さんのお仕事_4

授業終了後、我々スタッフもご厚意により一杯いただきましたが・・・とにかく美味かつまろやか。
私が食べたことのある「かき氷」とは全く別の種類の食べ物であることを思い知らされました。
これがかき氷か!?

氷屋さんのお仕事_5

今年の夏、奈良のかき氷は一番の定番スイーツとなるのかな。

(TH)

心にしみる~軽快なお坊さんトーク

2017.04.23 | 授業 | by Staff

うららかな春の昼下がり。
日曜日の三条通とやすらぎの道の交差点は、観光の方でいっぱいです。
桜は終わりましたが、新緑のさわやかな頃もいいものです。
みなさん、ようこそ奈良へ。

さて本日の授業「奈良好きイラストレーターが僧侶にきく ~田中ひろみ×奈良のお坊さんトーク」は、中部公民館の5階ホールが教室です。
当初、100人の定員で募集をしたところ、嬉しいほど多くのお申込があり、急遽200人に増やして受講いただくことになりました。
大きな教室に驚かれた学生のみなさんもいらしたかもしれません。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_5

午前中はスタッフ総出で会場準備です。
ホールの緞帳をおろしてスポットライトを当てると、なんだかいつもと違う雰囲気です。
奈良ひとまち大学のバックボードも2つ並べて、舞台がいい感じに準備できました。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_1

受付では、初めて受講する方が100人を超えて(半分以上!)、学生証がずらっと並びました。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_4

会場の一角には、本日の授業のきっかけである田中ひろみさんの本『お坊さんに聞く108の智慧』のコーナーが設けられました。
授業を聴くと、どんな本だか読みたくなりますよね。

定刻になり、授業は海龍王寺の石川住職の進行で始まりました。
4人のお坊さんと並ぶ、田中ひろみさんの天平衣装が華やかです。
なんと田中さんご本人が縫ったものだそうです。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_8

お坊さんの言葉って、素直に心に入ってきます。
そう思うのは私だけではないと思うのですが、いかがでしょうか。
本日の先生の4人のお坊さんは特に、わかりやすい言葉で語りかけてくれるメンバーです。
だからこそ、田中ひろみさんの声かけで、この本が誕生したのだということですね。
なるほど。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_10

学生のみなさんの様子はというと、講師の方をまっすぐ見つめて、話に聞き入っている人が多いようです。
心に悩みや憂さを抱えて、何かヒントを得たいとご参加いただいた方もいらっしゃるでしょう。
授業を聴いて、この本との出会いが心にひとすじの光が差すきっかけになれば、何よりです。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_9

詳しくは、「ひとまちレポート」をご覧ください。
「『お坊さん』たちがとっても身近な存在に」
http://nhmu.jp/report/28129

この授業のなかでは、「あきらめる」という言葉がキーワードになりました。
「自分のありのままをしっかりと見る」「明らかになる」「けじめをつける」など、お坊さんそれぞれの「あきらめる」を聴いて、苦しみを乗り越え、次へ進むために大切な「あきらめる」を感じた方、多かったのではないでしょうか。

休憩時間になると、本のコーナーに人だかりができました。
手に入れることができた方々が、大事そうに本を胸に抱いている姿が印象的でした。
あっという間に完売したようです。
ご興味のある方は、書店ではあまり置いてないそうで、お取り寄せまたはネット通販でどうぞ。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_2

第2部は、お坊さんから見た奈良の魅力・良さ、情報発信の仕方について。
このなかで、これまで日本に来たことのない人がたくさん来るようになっていること、日本各地の寺社に油がかけられたことについての話が出ました。
その人にとってはこういう作法なのかもしれないが、日本には日本の作法がある。
書道や茶道にもあるように、参拝の仕方にも作法がある。
その国にのっとって行うことが礼儀である。
これは日本に来る外国人だけの問題ではなく、外国を訪れる我々日本人にとっても大切なこと。
「作法、常のごとし」
だから正しいことを伝えるということが情報発信に求められていると思う。というお話でした。
お坊さんならではの視点ですよね。深く感心しました。
このニュースをテレビなどで見て、こんなふうに感じてはいませんでした。

終了の時間が近づき、「最後にひと言ずつ」となったとき、伝えたいことがまだまだいっぱいある様子のお坊さん4人でした。

授業終了後、会場の一角で本を購入した方にサイン会が行われ、長蛇の列となりました。
1冊の本に、海龍王寺・興福寺・薬師寺・聖林寺のお坊さんと田中ひろみさんのサインをもらえるなんて、またとない機会。
学生のみなさんにとって、お坊さんや仏教が身近に感じられたひとときになったのではないでしょうか。
ご参加ありがとうございました。

心にしみる~軽快なお坊さんトーク_6

(和の美)