奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編

2014.07.29 | 授業info | by Staff

台風一過の青空の下、とある場所にて。
ちょうどいい具合に花開いたところをパシャ。

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_1

って、のんきに花撮ってる場合じゃないっす。
この日は、8月24日(日)の授業「私の仕事は、ぬいぐるみ。 ~自分で切り拓く、仕事と人生~」の先生、野原レンゲさんのお仕事に密着?!なのです。

と、その前に。
野原レンゲさんってどんな人??

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_2

野原さんのホームページ↓の「ABOUT ME」をのぞいてみると・・・
http://nohararenge.wix.com/panda

「仏像をテーマにオリジナルのぬいぐるみを作成。ストーリーを考えながら、奈良の各地を巡り、ぬいぐるみの撮影をして作品を完成。ポストカードなどにして販売している。」って。

噂のポストカードがこれ。(私物です。)
まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_3

実は、今回の授業の教室「絵本とコーヒーのパビリオン」でこのポストカードを初めて見て、「なんてカワイイの」と一目惚れ☆彡
パンダなのに鹿、パンダだけど仏像な、キュート&クールな世界観にヤラレテしまいました。
しかもぬいぐるみは全てお手製、そんでもって現地(もちろん奈良ですよ♪)で撮って作品にしてるなんて!なんか凄いぞっ!!
どんなことしてはるのか、ひとまち大学でお話してほしい!!!
ということで、今回の授業へとつながるのです。

野原さんは、編集者や商品企画会社での実績を糧に、単身上海へ移住し、現地で雑貨ブランドを起業した経歴の持ち主です。
仕事も軌道に乗り充実した日々でしたが、両親の介護のため、2013年春に故郷奈良へ戻られ、現在の活動へ至ります。
今年に入り、朝日新聞の奈良版やNHK大阪放送局でも紹介された、今注目の人なんですよ。

初めての打合せの際、「私は今、成功しているわけではないのに、ひとまち大学で授業しても大丈夫でしょうか?」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
上海で苦労を重ねたのちの成功体験がある野原さんならではの言葉だな・・・と思いました。

しっかりとしたビジョンを持ちつつも、ただやみくもに夢を追うだけでなく、現実も見据えながら、やりたいことを着実に形にしておられる野原さん。
「いつか絵本を作りたい」という夢の第一歩として、タブレット&スマートフォン専用日刊ニュース媒体である「毎日スポニチTAP-i」にて、6月25日号より毎週水曜日、全5回で「まほろばパンダ」のプロット写真が連載されています。
「毎日スポニチTAP-i」はコチラ↓
http://www.mainichi.co.jp/tap-i/

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_4

あ~、野原さんの紹介をしていたら、長くなっちゃった。
密着取材の様子は後編へ。
カメラを使わずして写真の構図を学ぶ、授業で行うワークショップの全貌も明らかに!!
乞うご期待☆彡

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_5
撮影:なさ

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/18927

(なさ)

ぜっけ~かなぁ!!

2014.07.18 | 授業info | by Staff

8月22日(金)の授業「なんと、素敵な、レトロ建築」のご案内です。

いやぁ~。
いやぁ~。
ほんとにスゲ~よ、南都銀行本店!!

7月某日、私“もじゅ”は、授業を先取りしようと南都銀行本店に潜入取材に行ってきました。
このブログでは、ぜひ当日の授業を楽しみにしていただきたいので、授業内容のさわり部分をちょっぴりご紹介します。
って、冒頭でも思わず感嘆の言葉が漏れちゃいましたが・・・。

ぜっけ~かなぁ!!_1

今回は、みなさんご存知、近鉄奈良駅から東向商店街を三条通の方に歩いていくと見える、あの神殿のようなレトロな建物。
授業では、お寺や神社、町屋などが数多くある奈良の街に溶け込む、南都銀行本店の建物の謎に迫っていきます!!

先生となっていただくのは、奈良の良さを日々発信し続けている、奈良愛にあふれるこの方、「NPO法人奈良まほろばソムリエの会」の専務理事でもあり、南都銀行公務・地域活力創造部シニアスタッフの鉄田憲男さんです。

ぜっけ~かなぁ!!_2

お察しのとおり、銀行というのは非常にセキュリティが厳重なトコロ・・・。
やはり、セキュリティ上、営業時間外に中に入るのは難しいそうです。
そこで今回の授業日は、通常の土・日ではなく8月22日(金)となっています。
授業では、普段お客さんとしては絶対に入れない建物の内部に特別に案内していただけることになりました。

ぜっけ~かなぁ!!_3

南都銀行には、現在、三条通側にある旧館と、その北側にある新館とがあります。
旧館は、国の重要文化財として登録されている、あの神殿のようなイオニア式の装飾が施された建物です。
特徴的な門構えや羊の装飾のある柱、ガス灯のオブジェなど、ユニークな年代ものの外観です。

ぜっけ~かなぁ!!_4

新館はだいたい1965(昭和40)年ごろに完成し、現在の東向商店街沿いのATMが並んでいる場所になります。

さて、中に入ります。
窓口業務をされているこちらのスペースが、旧館です。

ぜっけ~かなぁ!!_5

実はこのカウンターや行員さんのデスクの上の方に、このスペースを上から一望できる通路があります。
授業では、こちらも特別に案内していただけるとのこと。
上からの眺めは・・・、当日のお楽しみです。

さて、まだまだ紹介したいところはたくさんあるのですが、スッ飛ばして~。。。
なんといっても今回の一番の目玉は、南都銀行屋上からの奈良の眺望です!!
ほぼ360度奈良のまちを見渡せます。

ぜっけ~かなぁ!!_7

こちらは、若草山をバックに、国宝の興福寺五重塔・三重塔・東金堂、重要文化財の南円堂を一度に見ることができます。
梅雨空で、天気はう~んって感じですが、こうして見るとやっぱり奈良って美しいですね・・・。

ぜっけ~かなぁ!!_6

当日は、このブログでご案内した外観の他、屋上の見学も含めて、普段は入れない建物内部を見学します。
その後、後半は、この建物とともに奈良の歴史を刻んできた南都銀行の歩みを通して、100年前の奈良に想いをめぐらしていただけるようなお話を、鉄田さんにお伺いする予定です。

ぜっけ~かなぁ!!_8

1926(大正15)年から残る、奈良にある数少ない近代建築への理解を深める今回の授業。
ぜひ参加して、いつものあの場所にある、あのユニークな建物の正体を探っちゃいましょう!
それでは、たくさんのお申込、お待ちしています☆

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/18920

(もじゅ)

「ならシネマテーク」に行こう!

2014.07.12 | 授業info | by Staff

奈良ひとまち大学と「ならシネマテーク」がコラボ!
8月9日(土)14時、いつもの「ならシネマテーク」が、この日この時間だけ奈良ひとまち大学バージョンに!!

「ならシネマテーク」に行こう!_1

ということで、8月9日(土)の授業「2014年に考える『映画』の文化 ~映画館のないまち、奈良の活動~」は、「ならシネマテーク」の映画上映後、特別に奈良ひとまち大学の学生にむけて、奈良と映画のお話や「なら国際映画祭」に向けたお話をしていただいちゃう、とっても素敵な授業なんです。

「ならシネマテーク」は、映画館のない奈良市に誕生した期間限定の移動型映画館。
35mmフィルムで上映する、おしゃれなアート映画や心に残る名画やなど、バラエティ豊かなラインナップを届けています。
また、「なら国際映画祭」は、奈良を文化で活気づけようと、2010年8月に第1回が開催され、その後2年ごとに開催されている映画祭です。
映画に興味がある人、今年の「なら国際映画祭」に行こうと思っている人、映画をもっと知りたい人にとって、これは見逃せない授業ですよ!!

「ならシネマテーク」に行こう!_3

授業では、2010年のカンヌ国際映画祭で最優秀賞「パルム・ドール」を受賞した作品『ブンミおじさんの森』を鑑賞した後、「なら国際映画祭」実行委員の宇多さん・美甘さんのおふたりより、映画がつなぐ奈良と世界、人と人、そして奈良を舞台にした映画づくりなど、奈良で映画の文化をつなげていくという、ここでしか聞けないお話を伺います。

「ならシネマテーク」に行こう!_4

先日のおふたりとの打合せの際には、なんでも、「なら国際映画祭」コンペティションに向けて、年明けから世界20数ヶ国から集まった150本もの映画を何人もでずっと観てきている映画漬けの日々!とか。
1本1本に思いが詰まった作品であるとともに、「今、世界で何が起こっているかが映画から見えてくる」と話されていました。

「ならシネマテーク」に行こう!_5

授業で今年の「なら国際映画祭」(9月12日~15日)の見所もばっちり押さえて、みんなで映画祭を楽しみませんか。

お申込みお待ちしています!!
http://nhmu.jp/class/18621

(かっぱ)