奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

筆文字の中に何を見る ~心に染み入る言葉の世界~

2014.12.05 | 授業info | by Staff

あなたは、心を込めて文字を書いたことがありますか?
あなたは、その文字(言葉)を大切な人へ贈ったことがありますか?

筆文字の中に何を見る_1

これからご紹介する方は、筆で文字を書き、
心を込めた言葉を沢山沢山贈り続けるアーティスト(書家)です。
その方の名は、「筆文字アーティストyoshi」。

筆文字の中に何を見る_2

先生のご紹介はこちら↓
http://nhmu.jp/people/20187
2007年より書家活動を始め、延べ4万人以上の方に言葉を贈り続けてこられました。
4万人ですよ! 
仮に1日10人の方に毎日休みなく言葉を贈り続けたとして、
10人×365日×10年=36,500人
・・・10年以上!
もちろん毎日イベントをされている訳ではありませんし、
1日にもっともっと沢山の方に書いておられます。
(4万人という人数を感じていただく例えですよ、例え。)

どれだけの言葉を考えればいいのか、
どれだけ沢山の方に想いを伝えればいいのか、
見当もつきません。

だって、yoshiさんの作品には、
「想いを伝える方のお名前が入るんです!!」
ですので、1枚1枚
「作品のできあがりが違うのです!!」

私“ask”も、作品をお願いしました。
想いを伝えるのは、我が息子 My Son「蓮(れん)」です。
yoshiさんに、どのような想いを書いてもらいたいかを聞いていただき、すぐに制作へ。

筆文字の中に何を見る_3

と、見ている瞬間、
「あ」っという間に作品が完成!!!

筆文字の中に何を見る_4

できあがった作品に感動し、すんごい嬉しい気持ちに。
息子も作品を見てたいそう喜んでおりました!!
(この作品は現在、家宝として自宅玄関に飾っております。)

12月21日(日)の授業「人との出会いを筆にのせて ~書が紡ぎ出す、言葉の宝物~」では、yoshiさんの活動のことやyoshiさんの想いについてのお話をお伺いするとともに、
何と!
筆文字体験ワークショップを開催!!!
あなたも筆文字を体験できるッ!!
こりゃあ見逃せませんよ!!

現在yoshiさんは、
12月5日(金)~12月9日(火)11:00~18:30
の日程で、イオンモール高の原(奈良)にて、
イベントを開催予定です!
興味のある方は授業の予習を兼ねてイベントに行ってみては如何?

筆文字アーティストyoshiさんのブログ
http://ameblo.jp/kotoba2008/

筆文字体験してみたい!と思ったあなた!
クリスマスプレゼントに書いてみたい!って思ったあなた!
今すぐここからお申込みを!
http://nhmu.jp/class/20151

筆文字の中に何を見る_5

筆文字で心に染み入る言葉を書く!!
こんな体験ができる機会はそぅないですぞ!

あの方もこう申しております。
「なんだ・・ほとんど可能性ゼロに近いじゃないか!
・・でもやらなけりゃ・・確実なゼロだ!!」
~泉 ○一~

(ask)

時空を超えた「奈良」を描いて

2014.11.27 | 授業info | by Staff

秋深し。奈良は観光シーズン真っ盛り。
奈良公園周辺の紅葉もいい感じで色づいて、とっても綺麗。

時空を超えた「奈良」を描いて_1

さすが芸術の秋、美術館・博物館も賑わっています。
私のおすすめは奈良県立美術館で開催中の「大古事記展」。
「天の岩戸」をはじめ、神話を投影した作品や、古事記にまつわる歴史的遺産を前に、友達とあーだこーだ言いながら観賞。
気づいたら3時間半滞在していました・・・長っ。

そんな「古事記」の世界がぐっと身近になるアイテムがこちら。
なら 記紀・万葉 名所図会 ―古事記神様・人物入門編―
時空を超えた「奈良」を描いて_2

なら 記紀・万葉 古事記かるた
時空を超えた「奈良」を描いて_7

このイラストを担当されているのが、12月20日(土)の授業「奈良を愛して、奈良を描く ~イラストレーターという仕事~」の先生、上村恭子さんです。
やわらかい線で描かれた和テイストな絵は、愛らしいだけじゃなくて、くすっと笑っちゃうようなところもあり、とにかくかわいいっ。
先日まで「なら 記紀・万葉 古事記かるた原画展」(奈良・町家の芸術祭 はならぁと)が開催されていました。

時空を超えた「奈良」を描いて_8

ラフスケッチも自由に拝見できるようになっていて、ボツになった作品まで展示されてて、おもしろかったです。

時空を超えた「奈良」を描いて_3

さてさて、「大古事記展」開催に伴い、「旅とくらしの玉手箱 フルコト」で、「小古事記展」が行われていることは、ご存知ですか?
なぜ「小古事記展」が行われているかって?
「フルコト」の店名は、「古事記」の読み方「ふることぶみ」にちなんでいて、古事記とは深~い縁があるのですよ。
そして、何を隠そう、上村恭子さんは「フルコト」あるじ衆の一員でもあるのです。
店内には、「なら 記紀・万葉 名所図会 ―古事記神様・人物入門編―」の原画も、あちらこちらに展示されています。

時空を超えた「奈良」を描いて_4

また、上村恭子さんイラストの商品もたくさんあります。
こちらも「古事記」なグッズ。

時空を超えた「奈良」を描いて_5

名は「フルコトメガミコヨミ」、美しくて艶やかなカレンダー☆
触れると消えてしまいそうに儚くて、でも力強い生命力を感じる、古事記の世界の女神たちがいます。
古事記かるたのかわいらしいイラストとはガラッと変わって、情感たっぷり、密やかな感じがして、これまたス・テ・キ。

時空を超えた「奈良」を描いて_6

ノスタルジックなキュートなのも、ミステリアスでセクスィーなのもイケる、上村恭子さんって一体どんな人~?と思うのは私だけではないはずっ。
今回の授業では、イラストレーターとして、「フルコト」あるじとしての、今までとこれからをたっぷりお話しいただきます。

「あっ、もうすぐですね~。何しゃべろうかなぁ~。」by上村恭子さん

どんな話が飛び出すか!?お楽しみに。

お申込みはこちら
↓↓
http://nhmu.jp/class/20148

(なさ)

うまいものがいっぱい

2014.11.26 | 授業info | by Staff

その昔、文豪・志賀直哉が、随筆『奈良』に「食ひものはうまい物のない所だ」と書いたところから、いつしか「奈良にうまいものなし」と思われるようになったと言われています。
その真相は、「美味しい牛肉を食べられなかったから」などいろいろあるようですが、文豪の書いた文章が今もインパクトを与えている凄さに驚きます。
でも、それは奈良の都市伝説みたいなものではないでしょうか。

うまいものがいっぱい_1

その志賀直哉も、蕨粉や豆腐のことはとても褒めているし、文章の末尾では、「兎に角、奈良は美しい所だ。自然は美しく、残っている建物も美しい( 中略 )春日山の樹々の間から湧く雲、これらは何時までも、奈良を憶う種となるだろう」と結ばれています。
なんて素敵な文章なのでしょう。
さすが志賀直哉、奈良の魅力を凝縮して伝えてくれています。

うまいものがいっぱい_2

いきなり脱線してしまいましたが、その昔の奈良は、大陸や全国各地から美味しいものが集まった都だったと言われ、今に伝わっている食べ物も多いんですよ。
例えば、奈良漬け、素麺、古代チーズの「蘇」。
時代は違えど、饅頭・日本酒・柿の葉寿司・大和野菜。
そして最近では、イチゴ「あすかルビー」を使ったスイーツ、大和茶を使った料理やスイーツなどなど、奈良の豊かな自然の恵みを活かした食があります。

うまいものがいっぱい_4

そういえば、先日の奈良ひとまち大学開校4周年記念特別授業「奈良ってぶっちゃけ、どんなとこ!? ~みんなで語ろう、奈良の本音~」の時、パネリストの玉置さんが「柿の葉寿司は各家庭で味も違えば個性も違う奈良のソウルフードだっ!」って力強く話してくださっていましたね。

うまいものがいっぱい_3

12月21日(日)の授業「歴史と伝統が育てた奈良の食 ~奈良のうまいもの、発見!~」の教室となる「奈良のうまいものプラザ」には、そんな奈良のうまいもの (大和野菜から伝統的な食、今話題のスイーツなど)がたくさん揃っています。
お店を覗くだけでもいいけど、奈良のうまいものプラザ店長であり、奈良のうまいもの会副会長でもある堂土さんより、奈良のうまいものの魅力や奈良の食を盛り上げるために取り組んでいることなどを伺いましょう!
奈良の食を、もっと知りたくなること間違いなし。

うまいものがいっぱい_5

この機会に、奈良のうまいものにぐっと近づいてみませんか。
知れば知るほど友達に伝えたくなる、奈良のうまいもの。

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/20153

(かっぱ)