近鉄奈良駅から北東へ車で30分ほど行った奈良市の須川町に、「ア。ウン。HAUS」があります。
ア。ウン。HAUSは、天から降り立つ阿吽の獅子の鬼瓦が大和棟に鎮座する築250年の農家の母屋をリノベーションして誕生した、持続可能な生活を提案する農家兼プライベート文化施設です。

そこで暮らすのは、愛知県出身の大久保裕恵さんと、オランダ人のヨス・ポートさん夫妻。
ふたりは2018年、縁あって、オランダからこの地に引っ越してきました。

4月22日(土)の授業「楽しくて未来型!里山の充実ライフ ~『おいしい森プロジェクト』始動~」は、このア。ウン。HAUSを教室に、裕恵さんとヨスさんを先生に迎えて開催します。
この授業の「おすすめポイント」を、2つだけ紹介させていただきますね。
その1・・・ア。ウン。HAUSが素敵☆彡
外観は古民家ですが、室内にはオランダから運んだインテリアなどが置かれ、とってもモダンでオシャレ♪

また、「持続可能な生活を提案する」と言うほど、未来型!
みなさんに、ぜひア。ウン。HAUSに来て見て聴いてほしい!!

その2・・・おいしい森プロジェクトがスゴイ!
古民家に付いてきた5,000平方メートル弱の耕作放棄地で始まった「おいしい森プロジェクト」は、「おいしいものがいっぱい採れる森を作るプロジェクト」です。
おいしい森はおいしいだけではありません。
植えた木々の葉は二酸化炭素をたっぷり吸い込んで、空気をきれいにしてくれます。
また、木々の根に付く菌は、土壌を改善してくれます。
おいしい森プロジェクトは、地球の温暖化に歯止めを掛けながら、食料自給率を向上させる壮大なプロジェクトなのです。
壮大でありながら、土地と苗木、その他の小道具以外に何も必要としない気軽さ。
これまでに果樹など5本を植樹し、2023年度からは25種・67本を植える予定だそう。
裕恵さんとヨスさんは、仲間たちと楽しみながら取り組んでいます。

授業では、裕恵さん・ヨスさんが奈良に来たきっかけや、ア。ウン。HAUSのこと、おいしい森プロジェクトについてなど、お話をたっぷり伺います。
続いて、おいしい森で自然の恵みを採集する体験をしたあと、裕恵さんお手製の軽食をいただきます♪
どんな授業になるのか、今からとっても楽しみです!
あ、このブログでは2つしか紹介しませんでしたが、まだまだあるんですよ、おすすめポイント!!
例えば、もうひとつの教室「ア。ウン。HAUSのあらやしき」とか・・・。
それは授業当日のお楽しみ★ということで!

おや?行きたいけど車がないから・・・と諦めかけてます!?
奈良交通バスでもご参加いただくことができますよ!
往路はバス停「須川」着 9時55分のバス、復路はバス停「大柳生口」発 13時30分のバスに乗車いただければと思います。
では、みなさんのお申込をお待ちしています!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39037
(まりりん)
どうも!“どすこい”です。
みなさんは、奈良県内でもっとも古く大きな団地と言われている中登美団地をご存じですか?
その中登美団地内に昨年末に開店したのが、4月23日(日)の授業「団地でごはん屋さんをはじめた! ~元公務員の『おうちごはん』って?~」の教室である「花ちゃんちのおうちごはん」。

そして、この方が今回の授業の先生、花村淑子さんです。
周囲の方からは、「花ちゃん」「はなねぇさん」って呼ばれています(笑)。

なんと花村さん、実は奈良市の職員だったんですよ。
市職員として広報や観光関係、また地元の商店街の活性化を図る部署などに勤め、定年退職まで5年を残して早期退職し、このお店を開業したそうです。
おそらくみなさんは、なぜ公務員を早期退職して団地に飲食店を開業されたのか??って疑問をお持ちだと思います!
まぁ、その疑問の答えは授業で聞いていただけたらと思います(‘ω’)ノ
ヒントは、「団地の食卓」「独り暮らしの高齢者」です。

さて先日、打合せをかねて、お店に行ってきました!
ちょうど昼食の時間♪ってことで、ランチをいただきました。
注文したのは「日替わり一汁三菜ランチ」!
野菜中心でとってもヘルシー、しかもこれがめっちゃ美味しい!
まぁ、言うならば愛情詰まりまくりの「お母ちゃんの味」!?
とりあえず食べてみて!!!
私が言いたいこと、わかってくれるはず。

そして花村さんは、すっごく奈良の食&地酒通なんですよ!
市職員時代には、「奈良の朝ごはんマップ」やFacebookで「奈良地酒日記 こんな酒こんな店」を立ち上げるなど、奈良の美味しいごはん・地酒が楽しめるお店は「花村さんに聞け!」というくらい、よくご存じなのです!
まぁ、それだけ食べ歩き&呑み歩きをされているんでしょうね!?
打合せの時に、私もおススメのお店を聞いちゃいました!(^^)!

今回の授業では、
*なぜ団地にごはん屋さんを開店したのか
*奈良の美味しい地酒
*朝&夜の奈良の楽しみ方
*花ちゃん(今回の授業の先生)って、どんな人?
などなどを、存分にお話しいただきます!
そうそう!!!
忘れてならないのが、この授業!
花村さんおススメの地酒と一品を楽しんでいただきます!
お酒はちょっと・・・でも花村さんの話は聞きたい!って方、ご安心を。
そんな方には、月ヶ瀬のほうじ茶と甘いお菓子をご用意させていただきます。
ざっくばらんで楽しく、そして色々なお話が聞けるこの授業へ、ぜひお申込みください!

もちろん、授業終了後ももっと花村さんのお話が聞きたい!って方は、そのまま居残りも可能です。
17時30分からは、お酒も楽しめる「晩酌ナイト」が始まりますしネ!
※お酒を飲む方は公共交通機関をご利用ください。
<アクセス>
近鉄学園前駅北口3番乗り場から「鹿ノ台北2丁目」行きバスに乗車(約7分)。
「登美ヶ丘3丁目」バス停下車。
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39034
(どすこい)
3月26日、奈良ゲストハウス神奈寐での授業「おいしいお米と発酵のちから ~大和高原醸造所の甘酒づくり~」にスタッフとして参加しました。
今回の授業の先生である喜多正諭(まさつぐ)さんは、夏は米を作り、冬は酒造会社で働きながら、田原のおいしいお米を使った米麹100%の甘酒「生あまさけ“すい”」を製造・販売しています。

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「『おいしいお米と発酵のちから』に参加して」
http://nhmu.jp/report/39279
授業の前半では、酒造会社の現場責任者である杜氏の喜多さんが、なぜ田原地区で醸造所を立ち上げることになったのかをお話しいただきながら、生あまさけ“すい”と甘酒アイスの試食をさせていただきました。

田原のお米を一口食べて惚れ込んでしまったという喜多さんが作る生あまさけ“すい”は、甘酒特有の甘ったるさが少なく、爽やかな酸味があり、学生のみなさんも「さっぱりしておいしい」「飲みやすい」と、口々に話していました。

実は甘酒は、美容にもダイエットにも、そして病気予防などにも役立つ万能健康飲料として注目されているんですって。
田原やま里市場でも販売されているそうですよ。
もちろん大和高原醸造所のホームページから購入することもできます。
https://my-site-103572-109167.square.site/
ぜひともチェックしてみてください。
そして授業の後半は、まさにお酒造りのプロである喜多さんから、日本酒がそもそもどうやって作られているのかについての話を聞きながら、完成したばかりの生酒と熟成酒である古酒の飲み比べをしました。
奈良ゲストハウス神奈寐から、お酒のアテになる料理も登場!!

その後、お酒の発祥についてや、奈良と日本酒の深い関りについての話、喜多さんの今後の目標であるクラフト酒などの「新しいお酒」への挑戦についてなど、じっくりたっぷりお話しいただき、2時間の授業はあっという間に終わりました。

授業後、お酒が少し苦手な私“もじゅ”が、「お付き合いに飲むならどんなお酒が良いですか?」と喜多さんに尋ねたところ、「それなら古酒が良いですよ」と教えてくださいました。
なんでも、じっくりと寝かせた古酒はアルコール特有の角が取れて、飲み口もよく悪酔いも少ないとか。
正直、お酒のプロの方に「お酒が苦手」なんて言って良いのかなと勇気を出して聞いてみたのですが、快くお答えいただき、ほんとに素敵なお人柄だなぁと感じました。
喜多先生、この度はお仕事の合間を縫っての授業を本当にありがとうございました。
今後のご活躍を応援しています。
(もじゅ)