奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

かわいいだけじゃない!知ってほしい鹿のこと

2023.09.07 | 授業info | by Staff

どうも、こんにちは!“たかねぇ”です。
「奈良」と言えば、「奈良公園」そして「鹿」ですよね!
奈良公園に居る鹿って、「奈良のシカ」という国の天然記念物だって知っていましたか?
私は少し前まで知らなくて・・・。
初めて聞いた時、「こんなに当たり前にいる動物が天然記念物なんだ!」と驚いたのを覚えています。

かわいいだけじゃない

奈良のシカは1000年以上前に祖先から分岐し、他の紀伊半島に生息する鹿と違う遺伝子を持つということが分かったと、今年の春、福島大学・山形大学・奈良教育大学の合同研究チームによる研究結果がニュースになりましたね。
奈良公園周辺の鹿は、古くから神の遣いとして大切に保護されてきたので、この独自の進化につながっているのではないかということでした。
奈良に暮らす者にとって、鹿たちは私たちの生活のなかに自然に存在していますが、県外から遊びに来た友達が堂々と道を渡る鹿を見て驚いていたことに逆に衝撃を受けたのを思い出しました。

さて、先頭をきって鹿たちを守ってきた団体があります。
「奈良の鹿愛護会」です。

かわいいだけじゃない

愛護会の仕事は、なんと24時間365日体制!
鹿たちにいつ何があっても対応できるような体制を組んでいます。
「何があっても」とは、どんなこと?
病気になったり、交通事故にあったり、そんな鹿が見つかると何時(なんじ)でも現地に急行!
他にも、出産を控える母鹿を保護したり、頭数を数えて調査をしたりと、いろいろなことをしています。

かわいいだけじゃない

10月1日(日)の授業では、そんな奈良の鹿愛護会の石川さんに、鹿の気持ちを代弁していただこうと思っています。
題して、「愛したいし愛されたい!!WE LOVE 鹿! ~『奈良のシカ』をもっと知ろう~」です!

まずは、いつ生まれて、いつ恋の季節があって・・・と、鹿の生態を詳しくお聞きしますよ~。
そして、鹿の1日。
朝起きてから寝るまで、どんなことをしているか・・・知っているようで意外と知らないですよね!?
それから、鳴き声で聞き分けられる鹿の気持ちや、知っていると誰かに教えたくなるような鹿のアレコレ、鹿に好かれる人間になるためには・・・などなど。
人間が捨てるゴミを食べてしまって病気になる鹿のことなど、私たちが知っておかなければならないこともあります。

かわいいだけじゃない

さらに今回の授業では、鹿のストラップ作りもしますよ!!
本物の鹿の角を磨いて作る、この世にひとつしかないストラップです。
記念&お土産になること、間違いなし!

そしてなんと、普段は入場料が必要な「鹿苑」の見学もできちゃいます。
鹿苑には保護されている鹿たちが居ますよ~!

かわいいだけじゃない

さぁ、授業に参加して「奈良のシカマスター」になりましょう!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39902

(たかねぇ)

お菓子がもたらす幸せ時間

2023.09.02 | 授業 | by Staff

今回の授業のタイトルは「フランス伝統菓子を伝統のまちで ~フランスのお菓子と奈良のこと~」。
フランス伝統菓子・・・その言葉の響きだけで心がときめきます。
学生のみなさんと同じぐらいこの日を心待ちにしていました。

授業の前日、「MAISON WENIKO(メゾン ベニコ)」に立ち寄らせていただきました。
白壁に少し深めのフランボワーズ色の窓枠が印象的な外観。
窓枠の上に佇む裸電球にも目がとまります。

お菓子がもたらす幸せ時間

思わずドアを開ける手が期待感から小刻みに揺れてしまいました。
暑い日でしたが、窓辺に並ぶ焼き菓子たちや木棚のコンフィチュールたちが魅せるやさしい表情に、身体の空気が入れかわりました。

お菓子がもたらす幸せ時間

奥からオーナーパティシエールのWENIKOさんが姿を見せてくださり、フランス・アルザス地方の小さな村にTime Trip。
焼き菓子とコンフィチュールのお話を聞かせていただきながら、その手に見とれます。
このお菓子たちを作りだす魔法の手。
そして力強い瞳。
お菓子を大切に抱え、お店を後にしました。

そして、授業の日。
お店の窓枠の色より明るめのワンピース姿のWENIKOさん。

お菓子がもたらす幸せ時間

昨日のパティシエールの装いとは一転、軽やかな雰囲気がまた新鮮。
自転車で教室である生涯学習センターまで来ていただいたとのこと。
自転車に揺れながら運ばれた、みなさんにお出しする小さな羊たち(アニョーパスカル、フランス・アルザス地方でイースターに欠かせない伝統菓子)。
お皿に乗せながら、焼き型のことを質問。

お菓子がもたらす幸せ時間

たくさんの型があるというわけではないので、この授業のために5回に分けて焼き上げてくださったそう。
小さな陶器の羊型がオーブンの中に並んでいる・・・想像しただけで愛おしくなります。

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「フランスと奈良」
https://nhmu.jp/report/39988

授業も終わりにさしかかる頃、このお菓子にコンフィチュールを添え、温かい紅茶とともにみなさんにお召し上がりいただきました。
殺風景な教室に小さな虹がかかったような、幸せな香りが広がります。
MAISON WENIKOのHPの中に、「この世でいちばんおいしいお菓子って、大切な人のためにつくるお菓子だと思うんです」とありました。
丁寧に想いをこめてつくられるからこそ深く記憶に刻まれる。
今日のアニョーパスカルたちも、学生のみなさんを想って作られたお菓子たちです。WENIKOさんの確かな手と瞳、フランス伝統菓子への想いがいっぱいつまった小さな羊たちが、幸せを運んでくれたんですよね。

お菓子がもたらす幸せ時間

引っ越し&旅好きのWENIKOさんですが、ご本人曰く、運命によって引き寄せられた奈良にできるだけ暮らそうと考えておられるそう。
農家さんとつながりながら、奈良の素材で奈良のお土産づくりにも力を注ぎたいと語ってくださいました。
美しい感性と行動力をあわせ持つWENIKOさん。
「おいしい記憶の、真ん中へ」を掲げながら歩くお菓子の道は、まだまだ旅の途中のようです。

(お菓子な世界)

きたまちといろ2023へGo!

2023.08.31 | その他 | by Staff

奈良きたまちエリア各所で楽しい企画がてんこ盛りなイベント、「きたまちといろ」が、今年も9月9日(土)~15日(金)に開催されます。

きたまちといろ2023へGo

奈良ひとまち大学の授業で先生をしていただいた方々が企画するイベントが多数ありますので、一部を紹介させていただきます。

★きたまち宵あかり
きたまちの夜を彩るカラフルなランタンが、ノスタルジックで美しい・・・。

きたまちといろ2023へGo

今年は東大寺転害門前広場と奈良公園バスターミナル屋上が会場です。
きたまちといろ期間中の18:30~20:00、色とりどりのランタンの、ほのかなあかりをお楽しみください。
9月9日(土)と10日(日)のみ、吉城園でも初開催されるそうですよ。
ランタン作りのワークショップも開催されていますので、見るだけでなく作る楽しみもありますね。

2022年8月の授業「『きたまちといろ』ってなに? ~奈良きたまちの魅力とまちづくり~」でもランタン作りをしました。
詳しく知りたい方は、以下の「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「個性豊かな色とりどりのといろランタン」
http://nhmu.jp/report/38276
「楽しい工作 ランタン作り」
http://nhmu.jp/report/38249

きたまちといろ2023へGo

★種々カレー帳 カレーフェス
昨年は、きたまちのカレー店を巡って食べ歩きをする形でしたが、今年は9月10日(日)と11日(月)の16:00~20:00に、奈良県庁前回廊にカレー屋さんが出店します。
いろいろなお店のカレーを食べ比べることができますよ。

きたまちといろ2023へGo

★きたまち BOOK PARK
今年、新たに誕生した本のイベントです。
9月9日(土)16:00~20:00に、奈良県庁前広場と回廊にて行われます。
企画したのは奈良の実験的本屋ユニット「ヌリタシ」のおふたり。
2022年10月の授業「実験的本屋ユニット『ヌリタシ』って? ~みんなで考える新しい働き方~」の先生です。
新たな本との出会いがあるかもしれませんよ。

きたまちといろ2023へGo

他にも、「といろ市」「てんかつコンサート」などのイベントが奈良公園バスターミナルにて、きたまちのお店の特別企画や体験イベントなどが「といろ企画」としてきたまち各所にて行われるとのこと。
個人的には、夕方から始まるイベントだったら仕事帰りに立ち寄ることができるので、楽しみが増えました!

奈良の秋の訪れを感じながら、奈良きたまちの魅力を満喫しませんか?
詳しくは、市内各所に設置されているパンフレットやSNSをご覧くださいね。

きたまちといろ
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Instagram
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(なさ)