4月24日(土)の授業「大仏さんのふしぎ、発見! ~東大寺と大仏のあれこれ教えます~」のご案内です。
「奈良」と言えば「東大寺」、「東大寺」と言えば「大仏」。
遠足?修学旅行?家族で?
東大寺は、みなさんが一度は訪れたことのあるお寺ではないでしょうか。
大仏さまを拝観すると、その大きさに圧倒され、「東大寺に来たぞー!」と、それだけで満足しちゃっていませんか?
実は、東大寺には他にもスゴイところがあるんです!!

東大寺の面積は、なんと!68.9ha(ヘクタール)。
それって、どのくらいの広さ?
例えば甲子園球場は3.9haなので、なんと甲子園球場17個分の広さなんです。
USJの1.5倍!
広~い!!
歩き回ったら足が棒になりそうな広さですね。
次に、南大門。

左右の金剛力像「阿形」「吽形」の迫力もさることながら、上を見上げてみると、天井のない吹き抜けの構造になっています。
南大門は鎌倉時代に建てられたので、もしかしたら、日本の吹き抜け構造のはしりだったのでは・・・?
そして、大仏殿。

で、でかい。
それもそのはず、世界最大級の木造建築なんです。
今の大仏殿は江戸時代に再建されたもので、横幅は奈良時代の創建時に比べて約3分の2に縮小されています。
ということは、奈良時代は、もっとでかかった!
その技術力の高さに驚きです。
さらに、東大寺には不思議なところもあるんです。
大仏さまの前に生けられた蓮の花瓶に止まっている蝶の足は、8本。
ん?8本?
なぜでしょう・・・。
さて、大仏さまの造立には、延べ約260万人もの人が関わったとか。
当時の日本人の人口は約5百数十万人と言われているので、もしかしたら、自分のご先祖さまも大仏さまの造立に関わったかもしれません。
こんな感じで、東大寺には、奈良時代の技術力の高さを誇るものが残っていたり、知っているようで知らない不思議がいろいろあったりして、楽しみ方は無限大!
今回の授業で、その楽しみ方を教えてくださるのは、東大寺大仏殿副院主の清水公仁さん。

清水さんは、今年の修二会に練行衆として関わった若き僧侶のひとり。
日々、大仏さまを前にして思っていることなども伺いますよ。
まだ東大寺に訪れたことのない方、遠足・修学旅行以来行っていない方など、ぜひお申し込みください。
観るだけでは解らない東大寺と大仏さまの魅力を感じましょう!
※授業のなかでは、東大寺の拝観はいたしません。
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/35520
(かっぱ)
12月19日、授業「ワインのあるしあわせ時間 ~ようこそ、ワインの世界へ~」を開催しました。
唐突ですが。
私、ワインが好きなんです。
2020年の目標は、「もっとワインに詳しくなる」でした。
この授業は絶対行かねばならん!!と、ジャイアン的な感じでスタッフ枠を勝ち取り、勇み足で参りました。
新大宮駅の近くの、見慣れた場所。
公園です。

その横。
本当にここにワインバーなんてあるのかな?と思います。
でも、あります。
お店のネームプレートもありますよ。
ワクワク。

エレベーターで3階へ。
あった!
てゆーかドアからしてもう!
葡萄だあ~。
素敵!!

良く見ると・・・ん?コルク?
ドアがコルクで作ってあるよ!
え?これ有名なワインのコルク!
え!こっちも超有名なやつじゃん!

・・・みたいな調子で、授業も始まってないのにいきなりテンションを上げさせられます。
でも私はスタッフ。
平静を装い、先生の神﨑さんにご挨拶をして、受付の準備をします。
てゆーか神﨑さんて、ねえ。
みなさんご存じです?
『神の雫』かと思いましたよ。
受付準備を終えて店内に入ると、これまた素敵です。
窓辺にシャンパンタワー。
カウンターの向こうには、グラスとワインボトルがずらりと並んでいます。
ラベルを拝見しますと、これまた興奮しすぎて鼻血が出るようなものばかり。

ああ。
私は思ってもみませんでした。
まさか自分の人生において、このような素晴らしいワインのボトルを目にするチャンスがあるなんて。
ありがたや・・・。
思わず拝みます。
私の興奮をよそに、学生のみなさんがお揃いになり、授業は無事にスタート。
神﨑さんの滑らかなトークで順調に進んでいきます。
なぜソムリエになったのか。
なぜ奈良なのか。
ワインとの出会い。
ワインの選び方。
ワインを通した様々な方とのエピソード。

途中でみなさんにワインとアミューズをサーブ。
みなさんのテンションも、ここでぐんと上がります。
だって、こんなに美味しそうなワインとアミューズなんですもの。

15時から始まった授業も、そろそろ終了。
日が暮れて、店内のムードも一層素敵な感じになってきました。
ワイングラスたちもキラキラと輝いています。

今回の授業にはたくさんの方にお申込いただき、残念ながら多くの方が落選されました。
授業に参加できなかった方も、ぜひお店へ行ってみてください。
私のように、店内の様々なところにまず興奮されること間違いなしです。
そしてきっと神﨑さんは、今日の授業と同じくらい、みなさんにいろんなことをお話ししてくださると思います。

このブログのタイトルのとおり、ここはワイン好きにとってのテーマパークのようにも、パワースポットのようにも感じましたから。
神﨑さん、楽しい時間と空間を、本当にありがとうございました!!
(matsuo)
12月5日の授業「開校10周年記念!リクエスト大会Vol.15 新しい生活のなかで楽しむ奈良 ~『#おうちで奈良旅』ってなに?~」。
先生は、奈良の行事などの情報がたくさん詰まった『奈良旅手帖』の発行者であり、「奈良の雑貨とカフェBAR ことのまあかり」や「編集プロダクション ココトソコノ制作室」と、いくつもの顔を持つ生駒あさみさんです。
ところで、コロナ禍で生活スタイルも仕事も一気にオンライン化するなど、時代がすごーく前に進んでいきましたね。
子どもたちも大人さながらにタブレットで授業を受けたり、提出物を出したり、あっという間にこなしていく姿を見て、時代に取り残されないようにしなければっっ!と思う私。
今回の授業では、コロナ禍で始めた活動についても話を伺えると聞き、「#おうちで奈良旅」とはどんなものなのか、ドキドキワクワクします!
教室は、商業施設「ミ・ナーラ」の前にある「平城京左京三条二坊宮跡庭園」です。

この庭園内にある復原建物の中での授業なんて、素敵!
スタッフみんなで建物内にそ~っとそ~っと慎重に椅子や机を運び入れました。
建物を傷つけないように、物品を落とさないように、ひやひやしながらも準備完了!
生駒先生と学生のみなさんも揃い、いよいよ開講です!

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「奈良は魅力にあふれています!」
http://nhmu.jp/report/35096
まずは生駒先生が奈良にのめりこんでいくお話。
ホントに奈良愛に溢れてる!!!
「1回来ただけではわからない。大仏や鹿も深堀りして調べれば調べるほど帰れない!」と、そこから奈良のさまざまなことを取材したり自分の足で赴いたりと奈良に通いつめるようになったのだそう。
今では、奈良に住んでる人でも知らないたくさんのことを知る生駒先生ですが、「もっと奈良を知り、そして伝えたい」という想いが、多岐にわたるお仕事につながっているそうです。

最近の仕事の話では、2020年の春からインターネット投稿サイト「note」で始めた「架空奈良旅舎」について。
オンラインでの発信は、奈良の宿を紹介したり、取材に訪れた場所を紹介したりと、離れた場所でも奈良を楽しむことができます。
Webマガジン「オンラインことのまあかり」では、奈良に関するたくさんのことや取材の裏話などを、コーヒー1杯分の料金で読めるそう。
オンラインでつながる奈良!コロナ禍で奈良へ来たくても来れない今の時代、大注目ですよね!
私が気になったのは、旅のしおりです!
「奈良のこんな場所に行ってみたいな、こんなものが食べたいな」などをリクエストすると、それに沿って宿泊場所や散歩コース、カフェやレストランなどをまとめた、オリジナルの旅のしおりができあがるんです!
そのしおりを見ながら旅ができる日を考えたら、ワクワクする!
なんて素敵なの~!!!
私も作って欲しいっ!
実際に行けなくても、しおりを見ているだけで旅に出た気分。
おうちで奈良旅、できちゃいますね。

生駒先生に奈良への愛をたっぷりと語っていただいた後は、学生のみなさんが語る番です!
ワークショップ形式で、おすすめしたい奈良のカフェやホテル、場所などの魅力をシェアしました。
奈良のことを語り出したら、みんな熱い!!!
生駒さんも学生のみなさんも「あ~!そこそこ!いいよねぇ」「へー!そうなんだ!行ってみたい!」など、共感の嵐。
ほんとに奈良愛を感じました~。
私はそれを横で聞きながら、模造紙に転記。
発表していただいた情報をぜーんぶ書きたかったのですが、なかなか追いつかず・・・主要な部分しか書けず反省。

生駒先生をはじめ、みなさんホントにたくさんの奈良の良いところを知っていて、とっても勉強になりました!
みなさんにおすすめしていただいた場所へ、順番に行ってみたいなぁと思います。
奈良のいろんな魅力を存分に味わえる、ステキな時間になりました。
なかなか外に出づらい今、「#おうちで奈良旅」してみませんか?
(わっち)