夏のある日、氷置晋さんのライブがあるということで、高の原駅の近くの「サンタウンプラザ すずらん館」というショッピングセンターに行ってきました。
夏真っ盛りだったので、日傘を持ったり帽子を被ったりのお客さんがステージ前にたくさん。
セットリストには氷置さんのオリジナルソングの他に、恩師の方とコラボされたブルーハーツの「青空」なんかもあり、学生時代の思い出の曲なのでテンションが上がりました!

聴いていると、「高の原まで歩いてみよう」「サンタウンまで歩いてみよう」という歌詞の曲が・・・。
この曲は、この日のライブ会場であるサンタウンプラザのテーマ曲として作曲されたそう。
お店ではいつもかかっているとのこと。
氷置さんはサンタウンプラザの他にも様々な団体とコラボして曲を作っているんですよ。
奈良市観光大使に任命されている氷置さんの活動は、奈良にとことんこだわっています。
奈良を歌う曲がたくさん。
MVには奈良公園などの奈良の景色がたくさん。
メイドイン奈良の音楽フェスティバル「NARA CROSSOVER(ナラクロ)」や、奈良市観光大使3人による音楽トリオ「TRYJIN(とらいじん)」など、奈良のアーティストとコラボしたイベントもたくさんされています。

それは、東京・大阪、また海外でも活動をしてきた氷置さんだからこそたどり着いた地元・奈良への愛だそうです。
海外でも活動されていたって??
もちろんすでにご存じの方もいるとは思いますが、この話は、2月5日(日)の授業「歌声を奈良の風にのせて ~氷置晋のミュージックライフ~」でのお楽しみ♪にさせていただきますね。
氷置さんは奈良生まれの奈良育ち。
今回の授業は、そんな氷置さんの母校・奈良女子大学附属中等教育学校で開催します!
校長先生とも打合せをしてきました!
当日は学校の全面協力で授業をさせていただきます。

授業では、参加者のみなさんから音や歌詞のキーワードをもらって氷置さんがその場で作曲。
Studio Solaの方にも来ていただいて、生でレコーディングする様子を見ていただきます。
なんて贅沢なんでしょう~。
みんなで曲を作るというプログラムがとっても楽しみです。
ぜひお申込ください♪
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/38628
(たかねぇ)
2022年最後の奈良ひとまち大学の授業は「キャンドル屋さん誕生秘話 ~奈良の魅力をキャンドルに詰めて~」です。
当日はクリスマス。
いい天気に気分もウキウキ!
キャンドル作りにはぴったりの日ですね。

見本の可愛らしいキャンドルを飾り、私も参加したいな~と思いながら準備へ。
学生のみなさんも続々と集まり、楽しみにしてました!と嬉しそうに話してくれました。
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「クリスマスにワクワクのキャンドル作り☆」
http://nhmu.jp/report/38766
「初めてのキャンドル作り」
http://nhmu.jp/report/38890
「キャンドル屋さん誕生の秘話」ということで、まずは先生のお話。
学生時代にケーキ屋さんと車販売会社でアルバイトを始め、車好きが高じてディーラーの営業職に就職。
就職したときから、いつか自分の店を持ちたいという夢があったそうで、ディーラーを退職後にカフェを経営。
そのカフェのロゴをいろんな素材で作ったそうですが、いちばんしっくりきた素材がロウ。
そこからロウに興味を持ち、火を扱うものなのでしっかりと学ばないと!ということで、ロウについてあちらこちら(彼方此方=カナタコナタ)に出向いて勉強し、キャンドル屋さんを開業しました。
プレゼントして喜ばれ、飾ってもよし、灯をともしてもよし。
そんなキャンドルに魅せられたようですね。

さあ、ここからはお待ちかねのキャンドル作り。
みなさんも、そわそわしてきました!
まずは土台作りです。
先生があらかじめ準備してくださった溶かした白いロウを紙コップに入れて、お箸でぐるぐるかき混ぜます。
そうして温度を下げながら、手で握れるくらいの硬さにしていきますよ~。

熱いのかと思ったら、ほんわか温かいくらい。
また、すぐ固まってしまうのかと思ったら、意外にしばらく柔らかい。
この柔らかい間にラップで包み、おにぎりを作るように土台を形作っていきます。

みなさん見本のキャンドルを見て作りたい動物を思い描き、ぎゅっぎゅっと握りながら、周りのみなさんと「何作る?やっぱりシカかな?」「来年の干支のウサギがいいかな?」と賑やかに作業中。
土台のボディに灯をともす紐を差し込んだら、次はパーツを付けていきます。
いろんな色のロウを手で握って体温で柔らかくし、細かい手や足・ひげなどを付けると、ほら!可愛いくなってきた!

目や手足の位置が違うだけで、それぞれの個性が出てきます。
みなさん試行錯誤しながら、パーツを付けていきました。
最後にパーツが外れないように、たっぷり溶かしたロウにそろ~っととくぐらせてコーティング。
ゆっくりしすぎるとパーツが溶けてしまうし、速くすると全体にいきわたらなかったり、パーツが外れたりします。
なかなか難しい作業・・・。
みなさん恐る恐る、そして緊張の一瞬!でロウをくぐらせると、はい!できあがりました!

わいわいとキャンドル作りが無事終了。
今日はクリスマスということで、先生からクリスマスプレゼント!
お店の可愛いロゴのシカさんキャンドルをいただきました。
みなさんが作ったオリジナルキャンドルと一緒に持ち帰ってもらいます。

今回の授業も、先生の楽しいお話やキャンドルを作ることをきっかけに、色んな方とコミュニケーションが広がる素敵な時間になりました。
ならまちにお出かけする機会があれば、ぜひ「canata conata」に足を運んでみてくださいね。
かわいいキャンドルたちに出会えますよ。
(わっち)
たくさんの絵本

たくさんの絵本

ここにも絵本

本があふれるこの空間の名は、「絵本ホテル」。
1月29日(日)の授業「絵本ホテルができるまで ~奈良発の子ども目線ホテル~」の教室です。

打合せにお伺いした時はハロウィン前だったため、カボチャの飾りがたくさん置いてありました。
カボチャにちなんだ絵本もありました。

絵本ホテルの最大の特徴は、「子どもが主役」であること。
これはお手洗いのドア。
白いドアにある手形は誰のサイズでしょう?

こちらは洗面台。
鏡には先生が映っているのですが、足しか映っていません。
鏡に全身が映って、使いやすいのは誰でしょうか?

こんなふうに、部屋中が子ども目線で作られています。
その視点が評価され、2022年10月に、絵本ホテルはキッズデザイン賞とグットデザイン賞をダブル受賞しました。
こちらは同じ絵本が2冊あると思いきや、それぞれ日本語と外国語で書かれています。
海外のさまざまな言葉で書かれた絵本は、日本ではまだあまり見かけないものもあり、その数200冊ほど。
絵本以外の洋書もあり、子どもだけでなく大人も一緒に楽しめる仕掛けがあるのです。

絵本ホテルは、どんな思いを込めて作られたのでしょうか?
その思いをお話いただくのは、先生にお迎えする四方さん兄弟。
兄の充さんは、施工会社の代表取締役。

弟の実さんは、書店の店主。
イタリア語講師という顔もお持ちです。

それぞれの得意分野を活かして、絵本ホテルが作られました。
共通するのは、地元・奈良の魅力を、もっといろんな人に知ってほしい!との熱い思い。
授業ではこんなことをお伺いします。
・先生おふたりの仕事について(イタリア×絵本、奈良を出て気づいたこと、仕事をするなかで感じること・・・)
・絵本ホテルを作ったいきさつ
・奈良にはこんな魅力がある!
などなど。
絵本ホテルがある場所は、「赤膚山」バス停から徒歩1分ほどのマンションの1室。
黄色の看板が目印。
来てみると、「ここにあるんだ!」とびっくりしますよ。

入口のあたりはこんな感じ。
秘密基地を探しに行くような気持ちで、絵本に囲まれた空間へ遊びに来ませんか?

お申込お持ちしています↓
http://nhmu.jp/class/38625
(もりぞー)