奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

西大寺検車区、50年の歩みに迫る

2014.05.25 | 授業 | by Staff

5月25日の授業「いざ潜入、西大寺検車区! ~非公開の車庫内部を見学!~」に、ひさびさの授業応援にやってまいりました。
西大寺検車区は、かつて通勤の時に毎日横を通っていましたが、当然中に入るのは初めてです。
あらためて見ると・・・、デカい!
間近で見ると、その大きさに驚かされます。

今年、開業100周年を迎えた近鉄奈良線ですが、この西大寺検車区も設置されて今年で50周年を迎えたとのことで、記念すべき年に貴重な見学体験ができました。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_1

一般の方々の見学は、保安の関係上、普段はお断りしているとのことでしたが、ヘルメットと軍手が人数分キレイに並べられていました。各ヘルメットの中には汗取りパッドまで!
お心遣いに感謝!です。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_2

中をどこまで撮ってよいのやらドキドキしながら尋ねると、意外にも、事務所を除く車庫内はNG箇所も特になしとのことで、一安心。
学生のみなさんも、マナー良く注意事項を守って、熱心に見学されていました。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_5

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「西大寺検車区へGo!」
http://nhmu.jp/report/18578

前半の授業で使ったのは、ふだん食堂として使われている部屋でしたが、室内外のいたるところにみられたのは「安全」の文字。
いかなるときも安全運転・事故防止を心がけ、真剣に取り組まれている姿勢が伝わってきました。

西大寺検車区、50年の歩みに迫る_4

日頃なにげなく乗っていた電車ですが、日々の運行を陰で懸命に支えている方々の仕事を知ることができて感動的でした。
毎日通っている踏切の待ち時間のイライラも、これで少し解消された・・・かな?

(山)

ヤトガの音色が奈良公園に響く

2014.05.24 | 授業 | by Staff

5月24日(土)、授業「モンゴル、その音楽と文化と。 ~ヤトガが奏でる草原の音色~」へ、スタッフとして行ってきました。
教室は、奈良公園の中にある「夢風ひろば」の「夢風ホール」。
朝から準備しましたが、天気が良く空気もきれいで、とてもすがすがしい気分です。
さあ、ヤトガの音色が楽しみです。

ヤトガの音色が奈良公園に響く_1

いよいよ、授業の始まりです。
授業の様子は「ひとまちレポート」も併せてご覧ください。
「ヤトガの音色に癒されて」
http://nhmu.jp/report/18566

モンゴルの民族衣装で登場された中西先生は日本人唯一のヤトガ奏者で、モンゴルの文化や生活、ヤトガと琴の違いなどをお話いただき、みなさん熱心に耳を傾けていました。

ヤトガの音色が奈良公園に響く_2

これがヤトガです。
日本の琴は弦が6本なのに対し、ヤトガは12本も有り、音域が広いそうです。
琴は床に置いて演奏しますが、ヤトガは片方を膝に載せて演奏します。

ヤトガの音色が奈良公園に響く_7

「(ただいま授業中)」ツイート作成中のスタッフです。

ヤトガの音色が奈良公園に響く_4

演奏の始まりです。
初めてのヤトガの音色が聞けます。
しかも、生演奏です。
わくわく♪♪♪

ヤトガの音色が奈良公園に響く_3

モンゴルの草原を思い浮かべながら(?)みなさん聞き入っていました。
部屋がこじんまりしていたこともあり、教室内に響き、かなりの迫力です。

ヤトガの音色が奈良公園に響く_5

授業終了後、先生のまわりは人だかり。

ヤトガの音色が奈良公園に響く_6

「このヤトガ、何処で買ったの?いくらしたの?」
「ヤトガって、教えてもらえるの?」
「モンゴルの生活は?食べ物は?」
「コンサートの予定は?」
・・・質問攻め!

中西史子先生のホームページです。
http://www.east-asia-koto.com/
プロフィールやコンサート情報などが掲載されています。

(まあー)

国宝館デビュー(^O^)/

2014.04.27 | 授業 | by Staff

朝の清々しい空気が奈良の街を包んでいる、ゴールデンウィーク前の日曜日。

国宝館デビュー_1

スタッフは朝7時に現地集合し、授業「興福寺国宝館とことん探訪! ~国宝館独占、スペシャル講座~」の受付のセッティングです。

国宝館デビュー_3

空気が澄んでいる朝のお寺って、本当に気持ちいいですね。
こんな季節に朝からのんびり散歩・・・なんて、普段はできません^^;
そりゃやっぱ、春眠暁をなんちゃら・・・って言いますが、“もじゅ”も朝は家を出るギリギリまで寝ちゃってます。

今回は朝の7時50分~9時までの授業ということで、スタッフも学生のみなさんも早起き。
そのご褒美?!に、ほんと気持ちのいい朝になりました。

国宝館デビュー_6

今回は、興福寺国宝館をなんとなんと奈良ひとまち大学のために貸切で、興福寺録事の辻明俊さんに解説していただきながら観ることができる、とてもナイスでスペシャルな授業です!!
そんな授業ということで気合入れ過ぎて、スタッフの“よっしー”が6時30分に来たって言うから「やっぱスゲーな!」なんて思ってたら、国宝館前で“よっしー”が「ここは何?入れるとこなん?」って、オイッ!!
少し笑ってしまいました。
「“よっしー”、冗談ですよね~ハハハ(笑)」なぁ~んて。。。

国宝館デビュー_2

今回の先生・辻さんは宿直明けであまり寝ておられないらしく、そんななかでお話をしてくだったとのこと。
本当にありがとうございました☆

国宝館デビュー_4

さらに、国宝館に入る前に、先生からエコバックとストラップのプレゼントもいただいてしまいました。

国宝館デビュー_5

この後、さっそく国宝館へGO!
授業の中身については、当日のツイッターもご覧くださいね。

中では写真がNGということで、国宝や重要文化財がズラリと並ぶこの国宝館の魅力を、無知キャラ“もじゅ”では伝えきれないッ!かも知れませんが何卒ご容赦を・・・。

国宝館といえば、やはり本尊の千手観音菩薩立像とその左隣の釈迦如来坐像は存在感たっぷりですが、そのなかでも、私が一番すごいと思ったのは、木造金剛力士像(阿形・吽形)。
大きさは人間の等身大ぐらいの大きさではありますが、顔の表情や堂々とした立ち姿、筋肉のつき方など、どの角度からみてもすごい迫力で、辻さんの解説では、フランスの展覧会にも出展されたことがあるほどの美術品でもあるとのこと。
ルネサンスよりはるかに古い鎌倉時代にこういった彫刻があったということに、お話を聞きながら改めて感心させられました!!

興福寺の歴史のお話から、平氏の南都焼き打ちや明治の廃仏毀釈など、教科書の歴史とこういった身近な場所が密接に関わっていることが、現地で観ることで実感できました。
今回の授業は70分といういつもより少し短い時間ではありましたが、本当に貴重な体験でした。
また次、どんな授業に出会うか楽しみです!!

(もじゅ)