奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

あなたの曲はどっちから!?

2023.03.10 | 授業 | by Staff

どうも!
音楽は「聴くのが専門」の“よっしー”です!!
歌うのはちょっと・・・ね(照)。

と、小学校から音楽の成績が5段階評価でアヒル(=2)だった私が何言ってんだって話ですが、みなさんは不思議に思ったことはありませんか?
「作曲家ってどうやって音楽を作ってるんだろう」と。

その答えのひとつとして私が知っているのは、マクロスプラスやカウボーイビバップでお馴染みの菅野よう子さんが、雑誌かテレビのインタビューで「曲は作るんじゃなくて降ってくるもの」と言っていたことでした。
20歳になるかならないかの私は、その言葉に「だからベートーヴェンは耳が聞こえなくなりつつあっても月光とか作れたんや!天才ってやっぱちゃうなぁ!」と妙に納得したものでした。
しかし、あれから歳を取り、夢見る少年じゃいられなくなった私は思ったんです。
「あれはメディア用の言葉だったのではないか」と。

そんな時、2月5日の授業「歌声を奈良の風にのせて ~氷置晋のミュージックライフ~」の従事の話があったので、1も2もなく手を挙げました!

あなたの曲はどっちから

授業は、前半はシンガーソングライターの氷置晋さんのお話で、後半はみんなで曲づくりという構成。
氷置さんがみんなに意見を聞きながら、30秒ほどの曲を歌詞つきで完成させました!
このあたりの様子は、ひなよ ゆりあちさんのレポートにお任せします!!
「いかにして歌を作るか?シンガーソングライターが誕生するまで」
http://nhmu.jp/report/38927

あなたの曲はどっちから

授業と片付けが終わり、ひと休みの時。
ここがチャンス!と、氷置さんに「曲はどうやって作っているんですか?降ってきたりするんですか?」と質問をしてみました。
すると答えは、「コードをつなぎ合わせて作っているんです」とのこと。
「『コード』って、なんじゃいな?」と思いつつも、「定型のリズムのパターンがたくさんあって、それを作曲者?編曲者?が好みに合わせてくっつけて音楽を作っているってことですかね!?」と言ったら、「う~ん、まぁそんなカンジです」とのこと。
イマイチ理解できなくてすんません!

あなたの曲はどっちから

で、氷置さんのお話を聞いていると、最近の若い人の曲は、通常つなぐべきコードじゃないコードをつなげる曲が多いそうで、Official髭男dismの曲がまさにそれで、違和感アリアリの超難しい曲らしいです。
「違和感がハマるって、生ハムメロンみたいなモンですかね!!」と、音楽的なことはわからないので、なんとか身近な例えでこちらのフィールドに引き戻そうとした矢先。
「わかるーー!」とスタッフの“たかねぇ”が登場!
た「んっんー♪ってきて、んんー♪がくるのって違和感ありますよね!」
氷「そうそう!んっんー♪ってきて、んんー♪てくるとキーーーッ!ってなる!(笑)」
た「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がなんちゃら」
氷「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がこーたら」
嗚呼・・・2人の世界に・・・。
そういえば、“たかねぇ”は音楽が得意だったなぁ。

あなたの曲はどっちから

ふと横を見ると、同じく佇んでいる“もじゅ”が!
仲間やん!と思って声をかけてみました!
よ「なんの話かわかんないねー(笑)」
も「ですねー!音符記号とかもう忘れちゃいましたよ(笑)」
よ「あれあれー?もしかして“もじゅ”も音楽の成績はアヒルやった?」
も「いえ、僕は10段階評価で8か9でしたよ」
よ「そっか・・・」
も「いえ、なんかあの・・・すみません。」
その時、僕の頭の中に哀しげなメロディが流れると同時に、「あぁ、菅野さんの言うことを一瞬疑ったけど、もしかしたらホンマかもしらん」と、窓から夕日が差す講堂で思いました。

あなたの曲はどっちから

音楽を作るのって、いろんなパターンがあるっぽいようですが、んー、また謎が深まりましたね。
レポートを書いてくださった ひなよ ゆりあちさんも作曲に興味があるようですし、また機会がありましたら、氷置さん!
このあたりのことも、ぜひ授業でお話ください!!
楽しい授業をありがとうございました!

☆おまけ☆
授業で氷置さんが学生のみなさんと一緒に即興で制作した楽曲がYouTubeにアップされました!
氷置晋YouTubeチャンネル
「40分ぐらいで皆さんと作ってレコーディングした即興ソング」
https://www.youtube.com/watch?v=fqTw92PILs8

(よっしー)

出会いのかがやき♪

2023.02.26 | 授業 | by Staff

今回の授業「奈良をもっと楽しむプロジェクト ~市職員の枠を超えた奈良愛って?~」に従事する前から、先生は奈良市役所秘書広報課からお招きしていると聞いていたので、ちょっとかしこまっていた私。
でもお会いしたら、あらまぁ超ソフトな雰囲気。
教室の「NARALLY BASE」のナチュラルな感じともしっくりきて、緊張感ZEROに。

出会いのかがやき

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「奈良を知り、奈良を楽しむ」
http://nhmu.jp/report/39140
「奈良の活性化に取り組む高松さんの熱い思い」
http://nhmu.jp/report/39018

授業が始まると、ソフトながらもぐっと人をひきつける魅力をまとっていて、ハイペースで話が進んでいきます。
奈良市民である私が知らない現実もたくさん。
正直、メモの手が追いつきません状態。
市役所の職員という立場から奈良の今を見つめ、活力ある奈良の未来を切り開いていくその熱い思いが人の心を動かし、数々のプロジェクトを実現させているんですね。

出会いのかがやき

お話の中で特に気になったのは、奈良市トライアル・サウンディング。
公園で何かをやってみたい!という目的だけで人が集まり、つながっていくなんて素敵すぎる。
規模は大きく違うけれど、私たち公民館がめざすもののひとつと似ている気がして、明るい未来が雲間から垣間見えたように感じました。

出会いのかがやき

授業終了後、自転車で颯爽と去っていく高松さんの後ろ姿は、「いつか誰かがではなく今自分たちが」という強い意志の表れか、眩しすぎるほどのきらきら感であふれていました。
今あるものを大切にしながら、少し先を見据えて何かを変える勇気。
明日からの自分に新しい風が吹いた気がしました。

(お菓子な世界)

ビャンビャン麺はもちろん、もうひとつのおすすめは王店長!?

2023.02.26 | 授業 | by Staff

今回の授業「ビャンビャン麺ってなんだ? ~メディアで話題の西安料理~」の主役は、中国・西安の名物料理「ビャンビャン麺」。
そのビャンビャン麺を日本に初めて紹介したのが、「王楽園」の店長、王(わん)さんだそうです。

ビャンビャン麺はもちろん

現在では、インスタントのビャンビャン麺が売られていたりしますね。
日本全国にお店ができたりして、話題の麺料理です。
「コンビニで売ってて、珍しいから食べた」と私の娘が話していたくらい、若者にも人気があるようです。

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「身近な中国 奈良と『王楽園』とビャンビャン麺」
http://nhmu.jp/report/39012
「初授業」
http://nhmu.jp/report/39124

さて、この授業に参加した学生のみなさんの理由はというと?
「このお店でビャンビャン麺を食べておいしかったので、ビャンビャン麺についてもっと深く知りたかった!」
「王楽園に食べに来たことがあるが、ビャンビャン麺を食べたことがなかったので。」
「おいしいものに目がないので、即!申込しました。」
・・・など、様々な思いで参加していることがわかりました。

ビャンビャン麺はもちろん

ご夫婦や親子(お母さんと息子さん)での参加もあり、年齢・性別も様々でした。
なかには中国語が堪能な方も居たようで、王店長と中国語でお話ししている様子もうかがえました。
王店長は、とてもお話が上手で、ビャンビャン麺についての説明だけでなく、中国・西安の歴史、王店長の生い立ちについて、日本そして奈良に来た理由についても詳しく、時にはユーモアを交えながらお話ししてくださいました。
楽しいお話をお聞きしているうちにお腹の虫が鳴り出し、待ちに待ったビャンビャン麺の登場です!

ビャンビャン麺はもちろん

麺の幅は、5~6cm?
もっとあるでしょうか・・・お箸で持ち上げるのに、みなさん苦労していました。
麺の幅が太い、長い、重い!!

ビャンビャン麺はもちろん

野菜と豚肉に山椒や唐辛子でピリリとスパイスを効かせた汁なし麺。
みなさん美味しそうに召し上がっていました。
きっとその日の夜ご飯は必要なかったでしょうね(笑)。

食事の後には、「ビャン」を表す漢字(57画もある!?)を各自でカードに書いてみました。

ビャンビャン麺はもちろん

そういえば、お店の中を見渡すと壁にはたくさんの「ビャン」の文字。
学生のみなさんが書いたカードもお店に掲示していただきました。

ビャンビャン麺はもちろん

楽しい時間は、あっという間に過ぎ、終了の時間となりました。
王さんの巧みなお話とおいしいビャンビャン麺で盛り上がった今回の授業。
お腹も心も満腹になったのでは?
これから王楽園に行くなら、店長の王さんにも声をかけてみてください。
きっと楽しいお話を聞かせてくださると思います。
ビャンビャン麺と王店長!
またひとつ、奈良でおススメのお店が増えました。

ビャンビャン麺はもちろん

(rain-d)