奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

自然豊かな薪窯のパン屋さん

2025.09.09 | 授業info | by Staff

パン好きな方は多いと思います。
私もその1人です。
街のいたるところでパン屋さんを目にしますし、そこでは様々な種類のパンが販売されています。

9月28日(日)の授業「薪窯を相棒にパンを焼く日々 ~『Erdal』が移転した理由~」の教室である「Erdal(えあだーる)」は、ドイツパンを販売しているパン屋さんです。
Erdalは霊山寺近くの富雄川沿いに位置し、周辺は自然がいっぱいです。
2023年8月に10年間営業していた奈良市朝日町から移転オープンしました。

自然豊かな薪窯のパン屋さん

畳屋さんの倉庫だったスペースを改装して大きな薪窯が設置されています。

自然豊かな薪窯のパン屋さん

店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気で、いい感じです。

自然豊かな薪窯のパン屋さん

お店がお休みの日にお邪魔したので写真にはパンが見当たりませんが、営業日はパンが所狭しと並んでいます。

自然豊かな薪窯のパン屋さん

大きな薪窯は、窯職人の方と2か月かけて作られたそうです。

自然豊かな薪窯のパン屋さん

今回の授業の先生、Erdalシェフの丸瀬さんは、国内や海外(ドイツ)で修業を積まれたあと、独立して奈良市朝日町にErdalをオープンされました。
今回の授業では、丸瀬さんがパンの世界に入ったきっかけや国内・海外での修業について、なぜ奈良にお店をオープンされたのか、なぜ現在の場所に移転されたのかなどを伺います。

また、ドイツパンの特徴や原材料のこだわりなどについても伺います。
薪窯の見学やドイツパンの試食もありますので、パン好きの方はもちろん、ドイツパンに興味のある方など、ぜひお申込みください!
お申込はこちら!↓
https://nhmu.jp/class/43120

(じーあん)

心地いいサロンの癒されタイム

2025.08.31 | 授業 | by Staff

まだまだ酷暑が続いていた夏の日、私はひとまち大学のスタッフとして、授業「完全プライベートな美容室~『Natural O-ra Beauty』で癒されて~」に初めて従事しました。

今回の教室は住宅街の中なので、最寄り駅からの道案内のために“のぼり”を持ってスタンバイ。
立っているだけでたら~っと汗が・・・。

程なく学生の皆さんが坂を上って来られました。
他にも道行く方がいらっしゃる中、なぜか「あっ、ひとまち大学に来られた方だ!」と、わかるのです。
皆さん、とても良い顔をして歩いてこられるのです。わくわく楽しみな気持ちってこんなに表情に表れるものなのですね。

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「真の美を追求する癒しサロン」
https://nhmu.jp/report/43315

自宅をリノベーションし開業された藤村信子さんのサロンの秘密のお話と、お客さんにもおすすめされているセルフマッサージのやり方やアロマオイルの調合体験。
もちろん私も興味津々です。

心地いいサロンの癒されタイム

サロンの外観は本当に普通の一軒家。目立つ看板があるわけでもなく、周辺の住宅と何ら変わりありません。
サロンへの入り口は玄関・・・ではなく、(元?)リビングにあるガラス引き戸から出入りします。ちょっと不思議な感じ。
中に入ると、そこにあるはずのキッチンは壁面で区切られていて、気持ちよさそうなシャンプー台におしゃれなドレッサー、素敵なプライベートサロン空間が広がっています。
壁面に塗装が施されているなど、あちらこちらにセルフリノベの工夫が感じられました。
でも、普通の住宅なんですよね。ここ。
このセルフリノベも一見の価値ありかも。

心地いいサロンの癒されタイム

信子さんがこのお店を立ち上げた経緯や美容への関わりを話してくださって、質問タイムでは次から次に、聞きたいことが出てくる出てくる。
そんな中、学生の皆さんのお顔を見てみると、だんだんと皆さんの顔が明るくなっていくのがわかりました。
外見だけでなく、内面からキレイになっていくってこういうことなのかな。
授業が終わってからも質問がいっぱいで、延長された方もたくさんおられました。

心地いいサロンの癒されタイム

そして、皆さんが楽しみにされていた、アロマオイルの調合体験。
アロマはその時の体調や気分によって左右されるもので、「これ!」と思う香りが変わったり、時には香りを全く感じないこともあるそうです。
この日、私がストンと気に入ったアロマは「ミント」と「ゼラニウム」。
ゼラニウムの香りは慈愛なんだそう。さわやかな香りでリフレッシュできそうです。

心地いいサロンの癒されタイム

はじめてのひとまち大学の従事も無事に終わり、暑さでバテ気味でしたが、今回はアロマに癒されました。
アロマオイルで、毎日ほっこりしたいと思います。
ん~楽しみ!

(NanNan)

帯解のお地蔵さん

2025.08.27 | 授業info | by Staff

9月27日(土)の授業「天皇家、将軍家ゆかりの古刹 ~安産&子授けの帯解寺~」の教室、帯解寺を紹介します。
帯解寺は奈良市の南部地域、JR帯解駅の近くにあります。
安産や子宝祈願で有名なお寺で、戌の日や土日には大勢の参拝者があります。

7月23日に、帯解寺のお地蔵さんまつり「大法要子安地蔵会式」に行ってきました。
18時30分から法要があるとのことで、帯解寺に向かうと、山門前には屋台が並び、子どもたちがたくさん集まって来ていました。
境内に入ると既に人だかりが。
間もなくすると紅白の岩田帯を持った平安時代の白丁装束の方やお坊さんの行列がやって来ました。

帯解のお地蔵さん

境内を練り歩き、御本尊さまである帯解子安地蔵菩薩にその帯をお供えして、安産や求子などを祈願するということです。
行列が本堂に入る手前で散華撒きがありました。
私も運よく1枚ゲットできました。

帯解のお地蔵さん

そのあと行列は本堂に入っていき、岩田帯練供養(ねりくよう)という法要が行われました。
みなさんご存じかと思いますが、帯解寺のご本尊・帯解子安地蔵菩薩は地蔵菩薩立像で、鎌倉時代の作と言われ、国の重要文化財に指定されています。
おなかのあたりにリボンのようなものがあしらってあり、腹帯地蔵と呼ばれ親しまれています。
本堂には千手観音や不動明王なども安置され、さまざまな文書も残されています。
帯解界隈が克明に残されている大和名所図会が見ものです。
今の皇室もこちらで安産祈願などをされていて、その時の御礼の手紙もありますよ。

帯解のお地蔵さん

境内には他に、鐘楼・水子地蔵・稲荷社十三重石塔・地蔵堂などがあります。
本堂の裏側の少し下ったところには清和閣という信徒会館があり、今回の授業の教室となります。
畳敷きのお部屋で、ここにも仏像が多くあります。

帯解のお地蔵さん

さらに下ると新御堂があります。
再建された本堂には護摩壇がなかったことから、2008年に竣工された新御堂で護摩壇祈祷がなされているそうです。
節分星祭などにはこちらが使われるそうで、壁面にある仏殿レリーフも、ぜひ見てもらいたいものです。

そして私が一番気になっているのは、小町の宮です。
小町とは小野小町。
六歌仙にも選ばれた歌の名手で絶世の美女だったと言われていますが、なんと帯解寺は小野小町御用達のお寺だったなんて。
それも病気平癒だけでなく、僧侶との逢瀬の場所だったとか!?
ね?興味がわいてきたでしょ?

帯解のお地蔵さん

この小町の宮は大和名所集に記述があることがわかり、2006年に建てられたものです。
以来、4月24日には小野小町忌という法要が行われています。

授業では、清和閣でお話を聞いたあと、本堂など、境内を巡ってお話を聞く予定です。
安産だけじゃない帯解寺の歴史や魅力に触れる授業です。
ぜひお申込ください。
申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/43116

(たかねぇ)