奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

魂の授業!!と言わせていただきます

2013.10.26 | 授業 | by Staff

10月26日、「モンゴルで出合った、幸せのカタチ ~2013年、奈良で暮らす理由~」を開催しました。
ひとまちブログは2回目の登場、“matsuo”です。

ご多分に漏れず、モンゴルと言えば「白鵬」「大草原」「チンギスハン」くらいしか思い浮かばない私。
(残念ながら「キン○マン」に出てくる超人「モンゴルマ○」は知りませんでした(TдT)。子どもの頃、見てたんだけどな、「キン○マン」。)
今日は一体どんなお話を聞けるのだろうと、学生のみなさんと同じ気持ちでワクワクしながら準備のため教室へ。

魂の授業!!と言わせていただきます_1

今日の教室は、近鉄学園前駅北口から徒歩5分の「Cafe MG」。
美味しいコーヒーがいただけるお店♪ということで、ドアを開けると、ぷわんとコーヒーの良い香りが。
あ~、癒されます~。

魂の授業!!と言わせていただきます_2

・・・いや、癒やされていたらイカンのです。
仕事に来たのです。授業の準備をしなければ。
といっても、Cafe MGの2階のテーブル配置などをちょこっと変えるだけ。
あっという間に準備完了!
そこへ、本日の先生、宇野陽一さん登場。

魂の授業!!と言わせていただきます_3

ひとまちのポスターを見て、「男前な方だなあ~」と思っておりましたが、本物(?)も、やはり男前!
今日の学生さんが全員女性なのも、もしかしてこのせい!?
・・・とかなんとかmatsuoが余計なことを思っている間、宇野さんはモンゴルの伝統的な衣装にお召し替え。
足元(ブーツ)から頭のてっぺん(帽子)まで、モンゴル一色!!
なんだかこちらも気分が盛り上がってまいります。

そうこうしているうちに学生さんも揃い、さっそく授業スタート。

魂の授業!!と言わせていただきます_4

授業の内容は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「まるまるそのまんまぜんたい」
http://nhmu.jp/report/16587

スクリーンには、宇野さんが青年海外協力隊としてモンゴルに赴任されていた際の写真が次々と映し出されます。

しかし、なんてきれいな空の青さ!
なんて印象的な子どもたちの目の輝き!!
冬は最低気温がマイナス30℃にもなるという厳しい自然環境のなかで、たくましく、力強く、いきいきと生きる人たちの姿に惹きつけられます。

魂の授業!!と言わせていただきます_5

が、宇野さんのお話は・・・
“ああモンゴル・・・。
 大空を仰ぎ、大地に根ざし、自然と共に生きる。
 そんな生活に憧れる。
 そんな国に行ってみたい・・・☆”
・・・というような、そんなお話ではありませんでした。

モンゴルの社会問題である格差についてマンホールチルドレンを取り上げて語り、教育の大切さを訴え、そして、宇野さん自身の奈良への熱い思い、大きな夢を教えてくださいました。
その詳細については、もう、とてもじゃないけど書き尽くせません!!

とにかく、熱かった!!
理屈じゃなく、なんというか、魂のこもったお話。
胸に迫るものがありました。
宇野さん、がんばれ!!私も応援するよ!!ていうか私もがんばるよ!!
そんな気持ちにさせてくれる、本当に素晴らしい授業。

魂の授業!!と言わせていただきます_6

学生さんは、夕方になり少し肌寒くなった空気のなか、宇野さんの熱い思いをしかと受け止め、それぞれ帰って行かれました。

これぞ奈良ひとまち大学!
これぞ魂の授業!!
と感じた、佳き秋のひとときでした。

(matsuo)

レトロとノスタルジックの融合

2013.10.26 | 授業 | by Staff

10月26日、「『ダンボール』と『アート』の可能性 ~動くダンボールアートって!?~」に、スタッフとして初参加しました。
前日の夜まで台風の影響が心配されましたが、無事に開催できてひと安心。
初めての従事に、ちょっとドキドキしつつも、はりきって教室「カフアق」に向かいました。

レトロとノスタルジックの融合_11

事前に“なさ”のブログ「カフアقへの道」をチェックし、地図を片手に下見もしていたので、場所の確認はバッチリ!・・・なはず。
ところが、いざ到着すると、一番乗りだったこともあり、建物の入口は固く閉ざされたまま、シーン・・・。
「本当にこの場所だよね・・・?」とだんだん不安に・・・。
他のスタッフたちが到着するまでの数分間、ひとりオロオロしてしまいました。

建物には看板が無いので、外観からは、まさかここがカフェだなんて思えませんが、一歩中に入ると、昔ながらの町家の間取りに、こだわりのレトロな家具が置かれていて、古き良き時代にタイムスリップしたかのような空間が広がっていました。

レトロとノスタルジックの融合_2

この雰囲気のなかでお茶ができたら素敵かも・・・と思いましたよ。
カフェのオーナーご夫妻もにこやかに出迎えてくださいました。

レトロとノスタルジックの融合_4

ところで、「カフアق」の「ق」って、確かアラビア文字ですよね?
なぜこの名前がついたのか、気になりませんか?
もちろん、それにはちゃんと理由があるのです。(答えは後ほど・・・。)

いろいろ思いをめぐらしつつ準備を始めていると・・・。
本日の先生、千光士義和さんが到着!
奥様とともに、たくさんのダンボールアートをお持ちくださいました。
私は初めてお会いしましたが、千光士さん、とっても優しそうで、奥様とも仲良さそう。
素敵なご夫婦でしたよ。

事前に展示のイメージを固めておられたとのことで、教室には次々と作品が飾られ、室内はあっという間にギャラリーに大変身!

レトロとノスタルジックの融合_3

動くダンボールアートは、その名の通り、モーターが組み込まれており、スイッチオンで歯車が回ったり、リフトが昇降したりして、動き出します。
作品には必ず、ロボットやロボ犬(千光士さんの飼っている柴犬マメがモデル)が登場していて、とっても愛らしいんです!
室内のレトロな白熱球の光が、アートを優しく照らして、教室全体がノスタルジックな雰囲気に包まれました。
まるでファンタジーの世界に入り込んだようでしたよ。

レトロとノスタルジックの融合_5

近くで見れば見るほど精巧で、綿密に作られているアートの数々。
「どれくらいの期間で完成されるのですか?」
「大体、土日の2日間ですよ」
「エー!!わずか2日間ですか?!」
「あっ、でも、イメージを固めるのに1か月くらいかかりますよ。」
芸術家の方にとって「イメージ」は一番の要なんですね。
スタッフでありながら、興味津々、目を丸くしつつ、いろいろ質問させていただいちゃいました。

学生のみなさんは、誰ひとり道に迷うことなく、無事教室に勢揃い。
いよいよ授業の始まりです。

レトロとノスタルジックの融合_7

授業では、「発想と創造」というテーマで、これまでの活動について熱く語ってくださいました。
ひとまちレポートはこちら。
「ダンボールの新たな一面」
http://nhmu.jp/report/16076
「まるで小さなテーマパーク」
http://nhmu.jp/report/16195

漫画家をめざしていたという学生の頃のエピソード。
クレイアニメーションの制作者として東京で活躍していた頃のお話。
独立して奈良にアトリエを構え、クレイアニメーションからダンボールアートに移行することになったきっかけや、その思い。
バーチャルな世界に生きる現代の子どもたちに対する憂いや危機感、今後の展望など・・・優しい語り口調のなかに、アートに懸ける情熱や信念が込められていて、千光士さんのお人柄が感じられる深いお話でした。
みなさん(もちろん私も)、熱心に聞き入ってましたよ。
「ダンボールが持つナミ模様の美しさや魅力を伝えたい!」
その思いが一番の根底にあるとのこと。
とっても印象に残るお言葉でした。

レトロとノスタルジックの融合_8

千光士さん、学生ひとりずつに、かわいい魚のダンボールアートをプレゼントしてくださいました。
みなさん、大感激でした!

次は、お待ちかねのティータイムです。
教室が、スーっとした爽やかな香りに包まれ・・・。
そう、ミントの香りです。
「カフアق」のご夫妻が、モロッコの焼き菓子と、おすすめのモロッコティー(ミントティー)をご用意くださいました。

レトロとノスタルジックの融合_9

モロッコ・・・?
聞いたことはあるけど、どの辺にあるのかしら?今いちピンときません。
モロッコは、「北アフリカの西端にあり、ヨーロッパの影響を強く受けているアラブの国」です。
なるほど、これでようやく「カフアق」という名前とつながりましたね!(納得!)

なんと!ご夫妻はつい先日まで実際にモロッコに行かれてたとのこと。
現地のママに直接教わった焼菓子をご用意くださったんです!
小麦粉にシナモンやナツメヤシなどのスパイス、ハチミツやレモンを入れて焼いたお菓子で、砂糖を使わないから自然で優しい甘さに仕上がってるそう。
ミントティーも、現地ではポピュラーな飲み物だそうです。
お茶のグラスも現地調達のものというこだわりようでした。
「カフアق」の奥様は、モロッコのお菓子との出会いがきっかけで、アラブのお菓子や料理(クスクスやタジン鍋が有名)を学んだり、アラビア語の学習も始めるなど、探究心旺盛な方なんです。
これからカフェもどんどん拡げてきたいとおっしゃていました。

レトロとノスタルジックの融合_10

授業もいよいよ終盤にさしかかりました。
時間を延長しつつ、最後までお話や質問は尽きませんでした。
千光士さんの作品をご覧になりたい方、年末には大阪で個展も開催されるそうですよ。
来年3月には、「生涯学習フェスタ2014」にもお越しいただけるかも!?
ぜひ足を運んでみてくださいね。

(k623)

ハピハピハッピー♪

2013.09.29 | 授業 | by Staff

9月29日、開校3周年記念特別授業「カブリモノで、笑顔をつくる ~作って、かぶって、奈良を遊ぼ!~」にスタッフとして参加してきました。

私が今回の授業でどれくらいハッピーになれたのかをハッピーメーター(100が満タンです)で表していきますので、参考にしてください。

授業は昼からでしたが、朝早くから教室の設営に取り掛かっていました。
(ハッピーメーター:10)

しばらくすると、チャッピー岡本さんが到着されて、教室に作品を並べ始めました。

ハピハピハッピー♪_1

作品が並べられていく様子を見ていると、ちょっとテンションが上がってきました。
(ハッピーメーター:20)

ハピハピハッピー♪_2

大体の作品が並んだ時は、なんとハッピーメーターは40になっていたのです!

ハピハピハッピー♪_3

教室の準備が終わると、お腹が減ってしまいハッピーメーターは15に下がってしまいました。

ハピハピハッピー♪_4

でも安心してください。
昼食を済ますとハッピーメーターは一気に65まで上がりました!
いい感じです!!

そうこうしているうちに、ついに開校3周年記念特別授業が始まったのです。
(ハッピーメーター:70)

ハピハピハッピー♪_5

素晴らしい授業の内容に、私のハッピーメーターは100になっていたのです!

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください。
「かぶって あるいて」
http://nhmu.jp/report/16323

当日、私はカメラの担当だったので写真を撮るだけだと思っていたのですが、な・なんと!他のスタッフが「カブリモノを作ってきてもいいよ」と声をかけてくれたのです!
耳を疑いました。まさか、カブリモノを作ることができるなんて!ステキ!
(ハッピーメーター:120!)

ハピハピハッピー♪_6

それからの記憶があまりないのですが、気がついたときは自分が作った鹿のカブリモノをかぶっていました。
(ハッピーメーター:150!)

教室で記念撮影をした後は、カブリモノで街を練り歩きました。

ハピハピハッピー♪_7

みなさん素晴らしい笑顔で楽しそうに歩かれていました。

ハピハピハッピー♪_8

チャッピーさんの「chappy」は「change+happy」の造語で、「カブリモノを通して、みんなをハッピーにかえたい!」という意味が込められているそうですが、とりあえず私はハッピーになれました!

チャッピー岡本さんありがとうございました!

ハピハピハッピー♪_9

(じーあん)