奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

「シナリオどおり」が喜び

2012.11.25 | 授業 | by Staff

この日の朝は、奈良で初氷観測とのたよりも聞かれ、今年一番の冷え込み。
朝一番から4人のスタッフで、授業「奈良で生まれた自慢のお米 ~おいしい米を作る、ということ~」の準備開始。

「シナリオどおり」が喜び_1

炊飯器・ポット・汁椀・お盆・カセットコンロなどなど、
それぞれ持てるだけの荷物を抱えて、本日の教室「町家貸スペース ぼたん」に到着。
ほどなく、森本先生も到着され、映像チェックと最終打合せ。

調理担当の私は、お米の炊飯準備開始。
ごはんは、炊飯器の性能にもよりますが、洗い方や水加減でも味が変わってしまうので、炊飯係の責任は重大!

「シナリオどおり」が喜び_2

「こだわってお米を作っておられる先生だから、きっとお米の洗い方などもこだわりをもっておられるんだろうなぁ」と思い、森本先生に確認。
すると、
「料理の方は妻任せですから・・・」
と、こだわりがないとのことで、ほっとひと安心。
やさしく手早く洗い、少しだけ水加減を控えめにして炊飯のセット完了!
(おいしく炊けますように・・・)

「シナリオどおり」が喜び_3

そうこうするうちに、参加者のみなさんが続々と到着。
こぢんまりとした落ち着いた雰囲気のなかで、講義開始。
授業の内容は授業レポートをご覧ください♪
奈良のおいしいお米で、ツヤツヤおむすび!

「シナリオどおり」が喜び_4

講義終了後は、楽しい試食タイム。
炊きたてのあったかごはん(新米のコシヒカリ)に、それぞれ好きな具を入れておにぎりに。
「甘味があっておいし~い!」
「おいしいごはんがいただけて、身も心もほわほわです。」
と、みなさん大満足の様子!
和やかな雰囲気のなかで会話も弾み、森本先生の米作りにかける熱い話は尽きませんでした。

「シナリオどおり」が喜び_5

森本先生は、
「お米が自分のシナリオどおりに育ってくれることに大きな喜びとやりがいを感じる」
と、お話されていました。
まさにこの言葉が、森本先生の米作りの原動力になっているのだと感じました。
おいしくて安心して食べられるお米を求める人々のために、これからもますます活躍していただきたいと思います★

(うしお)

初めての司会

2012.10.28 | 授業 | by Staff

授業「昔ながらの職人技、鯛焼き ~一丁焼きに熱き思いを込めて~」に、スタッフとして従事しました。
奈良ひとまち大学では初めて授業で司会進行することになり、緊張しました。
その他、準備物なども全部私が段取りすることになっていて、久々に仕事をし始めた頃の気持ちを思い出して新鮮な気持ちになりました。

初めての司会_1

当日は、ひとまち事務局からイスを運び込んだのですが、そんな時に限って猛烈に雨が降ってきました。
猛烈な雨のなか、椅子を運んでくれたLeniraさんと かっぱさんに感謝です。

初めての司会_2

足元が悪いなかでも参加者のみなさんが次第に集まり、だんだんと緊張感が高まってきました。
「こたろう」代表の井上研一さんと数日前にも打合せしたので大丈夫!と自分に言い聞かせて、司会をしました。

授業内容については、授業レポート「アツアツの一丁焼き」をご覧ください。

参加者のみなさんの温かい拍手で、スムーズに授業を進めることができました。
ありがとうございました。

初めての司会_3

ちなみに、さすが「こたろう」の鯛焼き!
「美味しい!」と好評で、授業の後にお土産で買っていく方もいらっしゃいました。

初めての司会_4

(まさまさ)

正暦寺の魅力を体験♪

2012.10.27 | 授業 | by Staff

天気予報では午後から下り坂とのことで心配しましたが、なんとか天気にも恵まれ、授業「紅葉の名所『錦の里』探訪」の当日を迎えることができました。

正暦寺の魅力を体験_9

先日、大原住職と打合せをさせていただき、歴史文化に関して初心者の私にも丁寧に、奈良の歴史の1ページがしっかり刻みこまれている正暦寺のお話をお聞かせいただき、そのお話の魅力に惹きこまれました。
大原住職は本当にひょうきんでおもしろくて、お寺の歴史を語っておられるときの真剣さとはまた違った顔ももっておられる素敵な方だなぁという印象を受けました。

正暦寺の魅力を体験_11

さて、正暦寺への交通手段は、バスで来られて「柳茶屋」というバス停から30分ほど徒歩で向かう場合と、車で向かう場合とがあります。
歩いて正暦寺に行く道の景色はとてものどかで、晩秋の温かい日差しのなか、徒歩の方は気持ちよく歩いて来られたのではないでしょうか。
(私は、車でですが(汗)、ちょっと様子を見に行きました。)

正暦寺の魅力を体験_3

私は、受付や誘導などを担当していましたが、そろそろ授業が始まるので教室へ・・・と思い、中へ入ると、あれっ??なんか人がたくさん???

正暦寺の魅力を体験_6

今日の参加者は20人のはずなのに、40人ぐらいの方がご講話を聴いていました。
後で聞きましたが、東京からのツアー客の方々が来られていたとのこと。
このようにひっそりとした山寺の正暦寺も、東京でも名所として知られていたんですね。

授業内容については、授業レポート「秋の山寺で歴史探訪」も併せてご覧ください。

そして、ツアー客の方々と別れ、今回、特別に宝物殿へと場所を変え、引き続きご住職にお話していただきました。
仏像にも一つひとつ歴史があり、どのような経緯で今に至るのか、いきいきとしたお話に、みなさん聴き入っておられる様子。
とても貴重な宝物を拝見した後は、いよいよ日本清酒発祥の地についてのお話を聞くために、本堂へ。

正暦寺の魅力を体験_7

本堂にもたくさんの仏様がいらっしゃって、身が締まるような気持ちになります。

日本清酒発祥の地としてお寺に残る古文書などから、歴史や経緯をお話していただきました。
当時の人々の思いが伝わってくるような、迫力のあるお話を聞かせていただきました。

授業タイトルには「紅葉の名所」とありましたが、残念ながら今回は紅葉には少し早かったみたいで・・・。
司会のスタッフも「ぜひ、紅葉の良い時期にもう一度」と案内していましたが、このブログをご覧のみなさんも、紅葉の良い時期にぜひ正暦寺へ行ってみはいかがでしょうか?

正暦寺の魅力を体験_10

(もじゅ)