奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

ならまち再発見!

2015.03.29 | 授業 | by Staff

今回は、ならまちを盛り上げるために活動されている「奈良町落語館」の田中館長のお話を伺う授業「ならまちで出逢う、落語の世界 ~落語×奈良のまちづくり~」に携わりました。

この奈良町落語館は、奈良町を舞台に10ヶ所以上で開かれている「奈良町ふぇすてぃばる」会場のひとつです。
もう10回も開催されているそうです。
場所は、ならまちの、奈良町情報館の近くにあります。
「喫茶工房まほろば」の前で「旬菜ひより」の上です。
どちらも雰囲気のある店構えです。

ならまち再発見!_1

この日は小雨が降っていて、欠席者が多いのではないかと気を揉みましたが、さすが申込みが多かった授業だけに、欠席は、急用で遠方に行かなくてはならなくなったおひとりのみでした。
ほぼ出席していただき、スタッフ一同安堵しました。
せっかく抽選に当たったので、席が空くのはもったいないですね・・・。

ならまち再発見!_4

さて当日は、奈良町落語館の看板の横に奈良ひとまち大学ののぼり旗を立てさせていただきました。
学生さんは、こののぼり旗を見つけてくださり、迷われなかったようです。

ならまち再発見!_2

階段を登ると、玄関が。
右手に靴箱があり、上がろうとするとスリッパが整然と並べてあり、人を迎えるおもてなしを感じました。

ならまち再発見!_3

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「奈良町で生の落語を楽しもう!!」
http://nhmu.jp/report/21936

奈良町落語館の起こりは、桂南光さんが奈良町活性化イベントで落語をしてくださったのが始まりだそうです。
田中館長の説明によると、奈良町には落語の素材の「まんじゅうこわい」や「風邪うどん」などの味処が、あちこちにあるそうです。
また、奈良町は他の観光地のような佇まいではなく、生活感を併せ持った地域という話をしてくださいました。

ならまち再発見!_5

休憩時間には、学生のみなさんに「まんじゅうこわい」にちなんだ饅頭をお出しし、質疑応答をしていただきました。

ならまち再発見!_6

講座終了後には、高座に座らせていただきました。
頭が天井を打ちそうでしたが、高座の緊張感を味わうことができました。
魅力あるお話を館長にしていただきましたが、次回は落語を聞きに伺いたいですね。

(谷)

「伝える」ことの難しさを知って、考える

2015.03.28 | 授業 | by Staff

3月28日(土)に開催した「伝える、を奈良からはじめる ~ウェブ解析士マスターの挑戦~」に行ってきました!
奈良ひとまち大学に参加するのは今回が初めてで、普段は先輩スタッフが忙しそうにしているのを見ていただけでして。
どんな感じかあまりわかってなかったこともあり少し不安でしたが、まぁなんとかなるだろう!と、結構気楽な感じで行ってきました(ノ∀`*)テヘ

教室としてお世話になったのは、脇戸町にある「寧楽菓子司 中西与三郎」。
近鉄奈良駅からは、東向通り~もちいどの通り~下御門通りと、ずーっとまっすぐ行って、さらに、ならまち大通りとの交差点を越えて少し行ったところにあります。
実は「気にはなってたんだけどお店にちょっと入りにくくて・・・」というご意見があったそうな。
和の雰囲気漂う素敵なお店なのですが、私も初見でふらっと入るには確かに少々難易度が・・・(;´ω`)
今回この授業で入ることができたのは、私にとってもすごく良かったです!

「伝える」ことの難しさを知って、考える_1

授業開始約1時間前にお店に到着して、準備をスタート。
お店の入口と店内に奈良ひとまち大学ののぼり旗を設置している間に、2階の教室と受付の準備がほぼ終わっていた・・・
ので、学生のみなさんに「教室はあっちだよ~」と案内をしよう!ということで、ならまち大通りの交差点で奈良ひとまち大学の小さな旗を持って、私は立っておりました。
前日には奈良にも桜の開花が発表されたこともあって、この日はまさに観光日和!
暖かくてとっても良いお天気で、観光客の方がたくさん。
鼻歌を歌いながら歩いてゆく陽気な外国人親子もいて、和みました。

「伝える」ことの難しさを知って、考える_2

立っていたのは30分程だったんですが、
「何かのイベントですか?」
「ひとまち大学って何?大学生?」
「近鉄奈良駅どう行ったらいいかな?」
「○○寺行きたいんだけど、どこ?」
観光客の方から話しかけられること数回。
まさかお寺の場所を聞かれるとは思わなかった(゚Д゚;)
なるほど、街角で目立つように立つと、こういうことがあるんですね・・・。
授業に参加する学生のおひとりから「お店はどちら?」と聞いていただけたので、本来の目的=案内のお仕事も無事にできて良かったです(*´ω`)

そして今回の先生は、北川けいたさん。
外見からはおヒゲがちょっぴりコワイ?印象を受けたのですが、準備中に会った時には「今日の先生でーす」なんて言いながら教室に入っていくような、お喋りするととっても楽しいお方でした!

「伝える」ことの難しさを知って、考える_3

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください☆
「『伝える』って、深い!」
http://nhmu.jp/report/21895
「奈良から、伝える、伝わる。」
http://nhmu.jp/report/21923

先生の軽快なお喋りのおかげもあってか、最初は緊張されていた様子の学生のみなさんでしたが、テーブルごとに分かれてのグループワークは徐々に和気あいあいとした雰囲気になり、とても盛り上がっていました!
あまりに盛り上がっているので、これは時間足りないんじゃなかろうか・・・と思ったら、案の定。
予定時間を過ぎてから休憩に入り、そして休憩後の授業内容は、時間が足りないので少し端折っての進行となってしまいました(´・ω・`)

「伝える」ことの難しさを知って、考える_4

聞き足りない、もっと質問したりお話を聞きたい、という授業内容でしたので、授業終了後も先生とお話されている方が何人かおられました。
多分トータルで1時間近くはお話されていたんでは・・・。
みなさん熱心ですごい。

ちなみに休憩では、寧楽菓子司 中西与三郎のお抹茶と和菓子をいただきました。
お菓子は「庚申さん」という名前だそうで、色も形もかわいくてすごく美味しそうでした。
これは、「入りづらい」とか言ってないで、一度行くべきお店ですよ!

「伝える」ことの難しさを知って、考える_5

今回の授業で、ホームページやブログを使って「伝える」ということを意識してみたら、やっぱり難しいなぁと思いました。
文章の書き方や内容ももちろんなのですが、見た人の反応や、アクセス数も含めてどういう風に見ているのか等々からどう改善した方がいいのかを考えたり・・・。
ただホームページやブログを作ればいいというものではないようなので、本当に大変ですね。

このブログも、読んでくださっている方に奈良ひとまち大学の魅力が少しでも伝わると良いなぁと思いながら書いているのですが、いかがでしょう・・・?
奈良ひとまち大学が気になったという方は、ぜひ授業にお申込みくださいね!
北川けいた先生、寧楽菓子司 中西与三郎さん、ありがとうございました!

(2SIM)

「大和橘」でつながりましょう

2015.03.22 | 授業 | by Staff

3月22日(日)、授業「幻の柑橘『大和橘』って? ~古代から伝わる希少種の秘密~」を、「なら橘プロジェクト尼ヶ辻フィールド」と「サロン・ド・サラサラ」を教室にして行いました。
応援スタッフとして参加しましたので、その様子をご紹介します。

集合場所は、近鉄尼ヶ辻駅の西側出口前。
駅に受付を準備するのが待ちきれず、サロン・ド・サラサラを探してたどり着いた学生の方には本当に申し訳なかったのですが、駅まで戻っていただきました。
今回の授業は駅からスタートだったもので・・・すみませんでした。
楽しみにしてくださっているお気持ち、しっかりと受け止めました!

「大和橘」でつながりましょう_1

先生の、尼ヶ辻フィールド代表・久保田有さんは、笑顔が優しそうで、初めてお会いしたのに懐かしい雰囲気のする方でした。

駅から5分ほど歩くと、なら橘プロジェクト尼ヶ辻フィールドに到着です。
近鉄橿原線の線路と垂仁天皇陵の間にフィールドがあり、授業の間にも幾度となく電車が通ります。
お天気もよく、のどかな風景と電車とがおさまった写真が撮れると、なんだか嬉しくなります。
いえいえ「撮り鉄」ではありません、今日は授業スタッフです。
久保田さんのお声が電車で聞こえない・・・、そんな場面も何度か。

「大和橘」でつながりましょう_2

フィールドで説明を聞いた後、垂仁天皇陵の正面に行きました。
「左近の桜、右近の橘」
数年前に切ったので、橘はやや小さめとのことでしたが、お雛様の、蜜柑の木のようなあれが、橘だったのです。
何十年越しで、すっきりしました。
みなさん知ってましたか?

「大和橘」でつながりましょう_7

垂仁天皇陵から戻るとき、道端につくしが出ていたりするかと思いましたが、「もうピークは過ぎたよ」と、学生さんから教えてもらいました。
その方は、たくさん取って来て冷凍にしてあるそうです。
そういえば、卵とじにして子どもの頃に食べませんでしたか。

季節を感じることって大事だなと思います。
外に出て風を感じて歩くことは、そんなことに気づかせてくれます。

久保田さんは、愛してやまない橘への想いを熱く語ってくださるので、時間が過ぎるのがあっという間です。
質問がある人は、移動中など、タイミングを見つけて熱心に質問しておられます。

それにしても、そう幅広くない道を車がひっきりなしに通ります。
のんびりと春の散策をするのも、安全第一です。

「大和橘」でつながりましょう_4

サロン・ド・サラサラに着いて、カバンをおいてイスに腰掛けると、みなさんホッとした様子。
そこは南向きの窓から風が通り、とてもくつろげる雰囲気なのです。

後半は橘の自生地の話、橘プロジェクトの話。
橘を材料に使ったお菓子やお茶の試食もありました。
サロン・ド・サラサラのボランティアのみなさん、ありがとうございました。

「大和橘」でつながりましょう_7

ひとまちレポートは、こちらをご覧ください。
「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」
http://nhmu.jp/report/21694
「第175回授業に参加して」
http://nhmu.jp/report/21792

また、ワークショップで大和橘の腕輪を再現!ということで、四季橘の実を使って、腕輪を手作りしました。
それがまた、いい香り!
部屋中が爽やかな何ともいえない、いい香りに包まれました。

「大和橘」でつながりましょう_6

ちょっと外歩きあり、興味深いお話あり、ワークショップあり、楽しい授業といい香りが合わさって、深く印象に残るひとときになったのではと思います。

大和橘オーナー制度の紹介もありましたし、興味をもって活動に賛同する人の輪が奈良からどんどん大きくなっていくといいなぁと思います。
ホトトギスの鳴く頃、初夏の青空のもと、橘の可憐な花が咲くそうです。
「テッペンカケタカ」が聞こえてきたら、尼ヶ辻フィールドを訪ねてみたいです。

「大和橘」でつながりましょう_3

最後に、学生のみなさんに感想を言っていただきました。
「奈良ひとまち大学、なかなか当たらないが参加できてよかった」と言う方があって、人気の高さをありがたく思います。

最後に腕輪の保管について。
ビニール袋に入れたり傷がつくとよくないそうです。
風通しのよいところにおいて、カラカラにしてくださいね。

(和の美)