奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

名勝にて、古民具のロマンにふれる

2015.02.28 | 授業 | by Staff

今回の授業「フランス人、奈良に暮らす ~異国から見た奈良あれこれ~」を行うのは、財団法人日本ナショナルトラストが管理運営している、旧大乗院庭園。
中にある庭園は国の名勝にも指定されており、発掘調査を通して、貴重な中世の遺構が修復・整備されています。

名勝にて、古民具のロマンにふれる_1

入館料を払うと庭の中にも入ることができます。
また、今回の教室となる2階からも、素晴らしい景色を望むことができます。
先生のピエール・レニエさんと教室のセッティングをし、いよいよ受付開始です。

そして、お待ちかねの授業スタート。
日本の伝統的な文化や古い家などに魅了され、インターネットで古民具を販売しているピエールさん。
お話のなかでは、品物の仕入れから、商品を無事に届けるまでのいろいろな苦労が伺えました。

名勝にて、古民具のロマンにふれる_3

授業後は、あまり見る機会のない「キセル」などの古民具を、みなさん熱心に手に取って眺めていました。

名勝にて、古民具のロマンにふれる_2

日本のアニメ文化はフランスでも人気だそうですが、「日本の伝統的な古民具」がピエールさんを通してフランスで広がっていくのを想像するのもおもしろいですね。
個人的には、ピエールさんと同じ柄の日本酒が好きで、勝手に親近感を抱いた“山”でした。

(山)

雨男はだれだ?

2015.02.22 | 授業 | by Staff

2月22日、少し春を感じる暖かさだけれども雨が降ったりやんだりというお天気のなか、授業「お坊さんとランチ&トーク ~美僧が誘う、薬師寺の愉しみ~」を行いました。
教室は、薬師寺と薬師寺門前AMRIT。
「美僧」&「AMRITでランチボックスがいただける」とのことで、今回スタッフの打診があったとき、ひそかに「ラッキー☆」と思っておりました。
女子は考えることが一緒なのか、今回の学生さんも20人うち19人が女性。

今日は天候が崩れるとの予報ではありましたが、まだ雨が降っておらず、これも日頃の行いが良いからだと勝手に解釈し、西ノ京駅に到着。

私は現地集合だったので、私が教室に着くと、スタッフ2人がちょうど車で現場に到着したところのようでした。
車から荷物を運び出そうとトランクを開けたとたん、雨粒がぽつぽつ。
どうやらスタッフ“よっしー”が奈良ひとまち大学スタッフ一番の雨男らしい・・・。

雨男はだれだ?_1

受付が始まるとどんどん雨粒が大きくなって、名簿の字がにじんできそうなくらいびちょびちょに。
受付場所は屋根がなかったので、傘をさしたまま。
ランチ代の1円単位の細かなお金も数えなきゃならないし、傘さしながらの受付はしんどいですね。
けっこう降ってきたから傘ナシではツライし。

雨男はだれだ?_3

雨のなか、今日の先生でいらっしゃる美僧登場!
これってまさに水も滴るいい男?!
写真では拝見しておりましたが、美僧というよりは、とてもかわいらしいお顔をしていらっしゃる先生だなぁと、受付からチラチラお顔を眺めておりました。
(定運先生ごめんなさい。)
すっかりオバサン目線です。
結局、雨は止まないまま傘をさして、薬師寺の見学からスタート。

雨男はだれだ?_2

詳しい授業の内容は、「ひとまちレポート」をご覧くださいね。
「先生は薬師寺 村上定運氏」
http://nhmu.jp/report/21948

薬師寺での授業がヒートアップし、時間は押し気味。
たぶん学生さんはお腹がペコペコの状態だったはず。
いざ薬師寺門前AMRITへ!

雨男はだれだ?_4

ランチ&トークということだったのですが、最初は定運先生のお話が中心で、みなさんちょっと恥ずかしいのかかしこまった感じだったのですが、だんだん緊張がほぐれてきて、みなさんの質問攻めに!
最後は、美僧と写真撮影会という流れになっていきました。
私も一緒に撮影したかったなぁ。
でもスタッフだし言い出せず・・・。

雨男はだれだ?_5

授業が終わり、薬師寺門前AMRITから一歩外に出ると、雨はすっかり止んでおりました。

(ラブ)

「ライバル」とは戦うのではなく高め合うもの

2015.01.25 | 授業 | by Staff

長かった・・・。
2014年8月に大雨のため中止となった、野原レンゲさんの授業「私の仕事は、ぬいぐるみ ~自分で切り拓く、仕事と人生~」が、ついに!ようやく!「ぬいぐるみ作家、というしごと ~夢に向かって、歩いて行く~」となって、ここに開催!!

4周年授業のブログ「奈良ひとまち大学もイノベーション」で、「乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられなかった」とかテキトーなことを言ってましたが、急遽、応援スタッフとして参戦を打診された時は、ホントに「運命(ディスティニー)」を感じました。

「ライバル」とは戦うのではなく高め合うもの_1

さてさて、急遽とはいえ、当日の資料はもらっているので、どんな流れなのかを頭に入れておこうと資料を読みだしたんですが、珍しくコーヒーを入れたら、「コーヒー片手に資料を見ながら、頭頂部が薄くなり始めた男が『できる男』をいかに演出できるのか」を追及したくなり、いろんな頭の角度を試していたら当日が来てしまいました。
わかったことは、野原さんのお話があるということと、ワークショップをするので助手が来るということの2点でした。
ま、なんとかなるか!

「ライバル」とは戦うのではなく高め合うもの_5

で、当日。
教室に荷物を運んでいると、野原さんの隣にイギリスの超有名ポップバンドのリーダーに似たシュっとした人物が!!

「ライバル」とは戦うのではなく高め合うもの_3

“なさ”に聞いたところ、その方が助手さんでした。
最初に見たときは、「髪の長いシュっとした人やなぁ」くらいにしか思っていませんでしたが、授業で自己紹介の際「野原ロンゲです」とサラッと言ったのを聞いた時の衝撃といったらもう!!
「シュっとしてるのに自虐ネタで笑いを取りにいく」なんて、僕とキャラかぶりまくってるやん!
「今日ツイッターやし、ロンゲより笑いを取りにいったる!」と心に誓った授業開始直後でした。

そんな僕の思いをよそに、穏やかに授業が開始。
授業の内容は、ひとまちレポートをご覧ください♪
「ぬいぐるみを通して生き方を学ぶ」
http://nhmu.jp/report/21131

「ライバル」とは戦うのではなく高め合うもの_4

授業の詳しいお話はmi-moさんにお任せしますが、とっても濃い内容でした。
サクセスストーリーで胸を踊らされたかと思ったら、プライベートな事柄にもかなり踏み込んだ胸が詰まるお話など、ジェットコースターのような授業でした。
ツイッターで笑いを取りにいくとか思ってましたが、そんなんとてもとても。
それどころか、あまりの内容に動揺してブレッブレの実況ツイートでした。

「ライバル」とは戦うのではなく高め合うもの_7

授業が終わって片づけていたら、奈良ひとまち大学が誇るキャメラマンの“じーあん”が、ぐったりした様子。
「そうか、じーあん。キミも濃い授業に精魂尽き果てたんやね」と思ったら、助手さんとの撮影ポジションの位置取り合戦をしてたとのこと。
「撮影したいところに助手さんおんねん!ムキーッ!」とこぼしておりました。
「じーあん、本職と視点が似てるんやったらそれは誇れることじゃないか」と言おうかと思いましたが、めんどk・・・、もとい精魂尽き果てた僕には、言葉にできませんでした。

「ライバル」とは戦うのではなく高め合うもの_6

可愛らしいぬいぐるみを通しての授業でしたが、スタッフにとってはなかなかハードな授業でした。
次はギャフンと言わせてやるぜ、助手さん!!

(よっしー)