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おうち時間のあいまに奈良旅はいかが?

2020.12.05 | 授業 | by Staff

12月5日の授業「開校10周年記念!リクエスト大会Vol.15 新しい生活のなかで楽しむ奈良 ~『#おうちで奈良旅』ってなに?~」。
先生は、奈良の行事などの情報がたくさん詰まった『奈良旅手帖』の発行者であり、「奈良の雑貨とカフェBAR ことのまあかり」や「編集プロダクション ココトソコノ制作室」と、いくつもの顔を持つ生駒あさみさんです。

ところで、コロナ禍で生活スタイルも仕事も一気にオンライン化するなど、時代がすごーく前に進んでいきましたね。
子どもたちも大人さながらにタブレットで授業を受けたり、提出物を出したり、あっという間にこなしていく姿を見て、時代に取り残されないようにしなければっっ!と思う私。
今回の授業では、コロナ禍で始めた活動についても話を伺えると聞き、「#おうちで奈良旅」とはどんなものなのか、ドキドキワクワクします!

教室は、商業施設「ミ・ナーラ」の前にある「平城京左京三条二坊宮跡庭園」です。

おうち時間のあいまに奈良旅はいかが

この庭園内にある復原建物の中での授業なんて、素敵!
スタッフみんなで建物内にそ~っとそ~っと慎重に椅子や机を運び入れました。
建物を傷つけないように、物品を落とさないように、ひやひやしながらも準備完了!
生駒先生と学生のみなさんも揃い、いよいよ開講です!

おうち時間のあいまに奈良旅はいかが

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「奈良は魅力にあふれています!」
http://nhmu.jp/report/35096

まずは生駒先生が奈良にのめりこんでいくお話。
ホントに奈良愛に溢れてる!!!
「1回来ただけではわからない。大仏や鹿も深堀りして調べれば調べるほど帰れない!」と、そこから奈良のさまざまなことを取材したり自分の足で赴いたりと奈良に通いつめるようになったのだそう。
今では、奈良に住んでる人でも知らないたくさんのことを知る生駒先生ですが、「もっと奈良を知り、そして伝えたい」という想いが、多岐にわたるお仕事につながっているそうです。

おうち時間のあいまに奈良旅はいかが

最近の仕事の話では、2020年の春からインターネット投稿サイト「note」で始めた「架空奈良旅舎」について。
オンラインでの発信は、奈良の宿を紹介したり、取材に訪れた場所を紹介したりと、離れた場所でも奈良を楽しむことができます。
Webマガジン「オンラインことのまあかり」では、奈良に関するたくさんのことや取材の裏話などを、コーヒー1杯分の料金で読めるそう。
オンラインでつながる奈良!コロナ禍で奈良へ来たくても来れない今の時代、大注目ですよね!

私が気になったのは、旅のしおりです!
「奈良のこんな場所に行ってみたいな、こんなものが食べたいな」などをリクエストすると、それに沿って宿泊場所や散歩コース、カフェやレストランなどをまとめた、オリジナルの旅のしおりができあがるんです!
そのしおりを見ながら旅ができる日を考えたら、ワクワクする!
なんて素敵なの~!!!
私も作って欲しいっ!
実際に行けなくても、しおりを見ているだけで旅に出た気分。
おうちで奈良旅、できちゃいますね。

おうち時間のあいまに奈良旅はいかが

生駒先生に奈良への愛をたっぷりと語っていただいた後は、学生のみなさんが語る番です!
ワークショップ形式で、おすすめしたい奈良のカフェやホテル、場所などの魅力をシェアしました。
奈良のことを語り出したら、みんな熱い!!!
生駒さんも学生のみなさんも「あ~!そこそこ!いいよねぇ」「へー!そうなんだ!行ってみたい!」など、共感の嵐。
ほんとに奈良愛を感じました~。
私はそれを横で聞きながら、模造紙に転記。
発表していただいた情報をぜーんぶ書きたかったのですが、なかなか追いつかず・・・主要な部分しか書けず反省。

おうち時間のあいまに奈良旅はいかが

生駒先生をはじめ、みなさんホントにたくさんの奈良の良いところを知っていて、とっても勉強になりました!
みなさんにおすすめしていただいた場所へ、順番に行ってみたいなぁと思います。
奈良のいろんな魅力を存分に味わえる、ステキな時間になりました。
なかなか外に出づらい今、「#おうちで奈良旅」してみませんか?

(わっち)

南都銀行本店に潜入

2020.12.04 | 授業 | by Staff

12月4日(金)の授業「開校10周年記念!リクエスト大会Vol.14 なんと、素敵な、南都銀行! ~レトロ建築の設計者を知っていますか?~」に従事しました~。
初めての従事だったので多少不安もありましたが、なんとか無事に授業を終えることができましたー!

この南都銀行本店の授業は今回でナント3回目!
毎回100人前後の申込がある人気の授業だそうです。
この高倍率のなか当選された20人の方おめでとうございます!

南都銀行本店に潜入_5

そうこうしてるうちに、さっそく授業が始まりました。
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「建物に歴史あり、奈良の近代建築探訪」
http://nhmu.jp/report/35048
「名建築・名講師」
http://nhmu.jp/report/35122

この授業の先生、南都銀行地域事業創造部シニアスタッフの鉄田憲男さんから30分ほど講義があった後、行員さん以外入ることのできないバックヤードをまず案内していただきました。
みなさんで移動・・・。
いきなり驚いたのが階段の手すり。
なんと1枚木でできているということです。
手摺のカーブしている部分の滑らかさ、手を置いた時の、何というかしっくりくる感触は絶妙なものでした。
レトロ感満載やん!
どうやって作ったんやろ??
鰹節削るみたいな感じで削っていったのかな?
いくつかの疑問が浮上してきました。

南都銀行本店に潜入_1

一緒に回っている方のなかにスーツを着た男性がいらしたので銀行の方だと思い質問をしたところ「すみません・・・私、授業に参加している者です(笑顔)」。
えっ?!
・・・大変失礼いたしました。
優しい方で良かった・・・。

その後は、外に出て建物外観の案内へ・・・。
南都銀行本店は国の登録有形文化財に指定されているそうです。
正面にある4本のイオニア式の柱。
その柱に羊が居ました!

南都銀行本店に潜入_3

このブログをご覧のみなさん、柱に羊が居てるってご存じでしたか?
あっ!羊といっても、円柱に彫刻されている羊のことです・・・。
この彫刻、実は奈良一刀彫の森川杜園のお弟子さん・水谷鉄矢が彫ったもの。
この柱の下部に、2頭の羊の角に布を巻いた植物を掛けた装飾が加えられています。
「羊と花綵(はなづな)」の装飾彫刻。
なんで羊なんやろ?羊年に作られたからなのかな?と思いきや、羊は子どもをたくさん産むことから財産の象徴とされ、銀行と羊の存在を重ね合わせたことから羊の装飾が設けられたということでした。
そして、花綵は永遠を表しています。

そしていよいよ、屋上に上がり、奈良の町を見下ろす360度パノラマを見ることができました。
個人的に、かなり楽しみにしていたのです((´∀`))
この日、日中は天気も良く上着がいらないほどの暖かさ?
良かった~((´∀`))
興福寺の五重塔、南円堂・・・夕方だったので建物に夕日が当たりとても神秘的な光景でした。
その向こうには、若草山も見えました。
この場所からは1年を通して移り変わる「5色の山」を見ることができると鉄田さんが説明してくださいました。
新緑、黄金色、山焼きの炎の赤、黒い焼跡、そして雪を被ったときの白。
若草山は山焼きがあるから赤と黒が入ってくるんですねー。

南都銀行本店に潜入_2

あと、初めて見たのですが屋上に、なんと社が!
商売繁盛の稲荷神社とのことでした。
まさか屋上に神社があるなんて思ってもなかったのでビックリです!

1時間程のあっという間の授業でしたが、とても充実した、私にとっては初めてのことだらけの1時間でした~。
そして、屋上から見た夕暮れ時の奈良市内の景色、忘れません!

南都銀行本店に潜入_6

このコロナ禍のなか、先生の鉄田憲男さんをはじめ南都銀行の方々にも新型コロナウイルス感染拡大防止に協力いただき、授業を開催することができました。
授業に参加された20人の方も、ご協力いただきありがとうございました。

南都銀行本店に潜入_4

(みなづき)

日常と非日常の狭間に誘われて・・・LAMP BAR

2020.11.29 | 授業 | by Staff

旅に出ると必ず独りでBarに赴き夜を楽しんでいる“肉球ぷに×2”です。
Barの楽しみは、バーテンさんや現地の常連さんとの会話。
その地域ならではの方言やイントネーションの言葉が飛び交い、その地域のお得情報、季節のこと、美味しいお酒・カクテルのことなどを聞くと・・・「あ~旅にきたんだな~」と実感するのです。
今回の授業「開校10周年記念!リクエスト大会Vol.13 進化を続ける奈良最高級のバー ~LAMP BARの過去、現在、未来~」の開催を聞きつけて「従事した~い」と手を挙げました。

気になる授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「世界に誇る奈良のバー“LAMP BAR”」
http://nhmu.jp/report/35013

晴れた空に少し重たそうな冬の雲を眺め、小西通りからビルの合間を入って行くと、お目当てのLAMP BARの看板が見えてきます。

日常と非日常の狭間に誘われて_9

まず看板からしてカッコイイ?
看板からしてお店の良さが分かります。
先生の金子さんにご挨拶させていただき、受付の準備。
カッコイイ看板の横に、奈良ひとまち大学ののぼり旗を配置すると、のぼりは北風を受けて揺れておりました。

日常と非日常の狭間に誘われて_2

“肉球ぷに×2”がBarに行く醍醐味は、日常と非日常を味わうことです。
このLAMP BARは非日常の演出が素晴らしい!!
お酒を飲むための空間が計算しつくされて作られています。
入口からセンスがキラリ☆
「今から非日常に入って行くんだな~」と気持ちを作ることができる距離の廊下。
扉を開けると、なかなか怖い鏡・・・鉈(なた)を持った白人のおばさんが鏡に透けて見えます。
このおばさんは、キャリー・ネイションというアメリカの禁酒主義活動家の女性。
わたくし、金子さんのこのセンスが好きです。

日常と非日常の狭間に誘われて_3

左を向くとカウンターとボックス席が。
照明の青色がアクセントになっています。
ウイスキー・リキュール・グラスが並んでいる棚も一見の価値あり。

日常と非日常の狭間に誘われて_4

この授業では、学生のみなさんがカクテルを作って飲みながら授業を受けるということで、テーブルにはシェイカー・メジャーカップ・バースプーンなどが並んでいました。
色々なサイズや素材があり、道具を見るだけでもウキウキしてしまいます。
光が反射してキラキラ光っていました。
Barに行って自分でカクテルを作るということはないので、貴重な体験になったのではないでしょうか?
学生のみなさんは、先生からコツを教えていただきながら、ジンフィズ(ジン・レモン汁・シロップ・炭酸水で作るカクテル)などを、それぞの好みでシロップの量などを調整して作っていました。
カクテル好きの“肉球ぷに×2”としては本当に本当にうらやましい限りでした。

日常と非日常の狭間に誘われて_8

金子先生がジンフィズをデモンストレーションで作ると・・・一つひとつの手の動きに切れがあり、所作が美しい!
男性のきれいな手の動きは、ドキドキいたします。
シェイクの手さばき、ぜひLAMP BARに行って見ていただきたい。

日常と非日常の狭間に誘われて_6

そしてLAMP BARには隠し部屋があるんです!!
それぞれのテーマがあって、違う空間でお酒を飲むことができるのですが、それもご自身の目で見ていただければ幸いです。
この1年、コロナ禍においてなかなかお酒を飲んだりできない雰囲気ではあります。
わたくしが行ったBarでマスターが「お酒が飲めるのは平和なんやで~」と言っていましたが、その言葉をしみじみとかみしめています。
楽しく非日常を味わえる日を待ちつつ・・・。

(肉球ぷに×2)