奈良の冬を彩るアートイベント「HAPPY SPOT NARA」。
今年で5回目を迎えるこのイベント、冠に「奈良県障害者芸術祭」がつく、奈良県主催のコミュニティーアートフェスティバルです。
アートを介して交流することで、多様な人がつながり、それぞれの幸せな場所(HAPPY SPOT)を増やしていくことをめざすという意味が込められているとのこと、なんか素敵な名前だなぁ~。
これは今回の「HAPPY SPOT NARA 2015-2016」のチラシ。
「速報!」と入っているとおり、できたてほやほやです。
※画像をクリックすると「HAPPY SPOT NARA 2015-2016」のチラシのPDFへリンクが飛びます。
1月30日(土)から2月7日(日)まで、近鉄奈良駅周辺の会場で行われるイベント内容は、「HAPPY SPOT TOUR!」「ビック幡 in 東大寺」「プライベート美術館」など、「何やってるのかな?ちょっと観に行こうかな?」と気軽に参加できるものばかり。
奈良県内を中心に、障がいのある人たちが日常のなかで紡ぎだした作品がさまざまな形で展示されているのですが、かたくてどっちかというと暗いイメージだとしたら、それは大間違いです。
「カワイイ♪」や「ダイナミック!」や「繊細」・・・など、作品の一つひとつに味わいがあって、「どんな人がこれ作ったんやろうなぁ~」なんて思いを馳せたくなるような感じなのですぞ。
私の「HAPPY SPOT NARA」初体験は、4年前に遡ります。
2011年12月24日の授業「ロウケツ染ってなあに!? ~奈良時代からの染色に挑戦~」の先生・中井由希子さんからお話を伺い、奈良県文化会館の展覧会へ観に行ったのがはじまり。
そこには、表現活動をしたい!と願う奈良県在住の障がいのある人と、新しい表現を求めるアーティストが出会い、約4ヶ月にわたり共に創作活動に取り組む「アートリンクプロジェクト」で生まれた作品の数々が並べられていました。
この企画に中井さんも参加されており、工房で拝見した、とてもポップなんだけどパステル調の色合いで絵がちっともウルサイ感じじゃない、優しい雰囲気のロウケツ染の生地が、2着のアロハシャツに仕立てられていました。
その他、いろんな表現があって、とてもおもしろい展覧会でした。
そんなこんなで以前から「HAPPY SPOT NARA」に注目していた私。
開催時期に合わせて、いつか授業をお願いできないかな~と思っていたのですが、このたび、晴れて1月31日(日)の授業「アートを通して、共に生きる ~奈良県初!の障がい者芸術祭~」を行う運びとなりました。
そして時期を同じくして、私の愛読ペーパーである『にゃら新聞』にも関連記事が掲載されているのを発見したのです。
『にゃら新聞』発行者のpipipiさんは、奈良ひとまち大学のフライヤーの作者でもあります。
ね、このイラストに見覚えあるでしょ?
さてさて、記事はこちら。
「たんぽぽの家アートセンターHANA」にて取材した記事を読んで、「そう、そうだよねぇ~。pipipiさん、ありがとーヽ(^。^)ノ」と、同志を見つけたのごとく喜んでいたのでした。
「HAPPY SPOT NARA」の事務局は、実はこの「たんぽぽの家」内にあります。
今回の授業の先生は、実行委員として関わっておられる、一般財団法人たんぽぽの家の森下静香さん。
授業では、「HAPPY SPOT NARA」のバックステージを解説いただいたのち、展示会場へ移動して実際に作品を鑑賞します。
先日、たんぽぽの家にて打合せを行ったので、その時の様子をお伝えしたいのですが・・・もう長くなっちゃったんで、それは次回ブログにて。
次回ブログもお楽しみに♪
授業のお申込もお待ちしています!
お申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/24629
(なさ)